昆虫学者、奇跡の図鑑を作る の商品レビュー
本書を読む前から件の図鑑は持っており、それも、この掲載種数の多さと写真の美しさ、解説の充実具合で税込み2,420円は実質無料やんと思いながら購入した。 しかし、本書で克明に綴られる制作過程を知るにつけて、無料どころかお釣りがもらえるレベルやんと思い直した。 制作関係者の苦労と忍耐...
本書を読む前から件の図鑑は持っており、それも、この掲載種数の多さと写真の美しさ、解説の充実具合で税込み2,420円は実質無料やんと思いながら購入した。 しかし、本書で克明に綴られる制作過程を知るにつけて、無料どころかお釣りがもらえるレベルやんと思い直した。 制作関係者の苦労と忍耐は計り知れない。
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図鑑に載せる写真は、生きた状態で、白バックで、同じ角度、というとんでもない条件を自ら設定して、しかも、期限は1年間。その図鑑ができるまでのいろいろな苦難を書いた本。筆者の丸山宗利さんの書きっぷりが楽しく、また、いろいろな人が関わってしまって、頑張る姿がまた、読んでいて楽しいです...
図鑑に載せる写真は、生きた状態で、白バックで、同じ角度、というとんでもない条件を自ら設定して、しかも、期限は1年間。その図鑑ができるまでのいろいろな苦難を書いた本。筆者の丸山宗利さんの書きっぷりが楽しく、また、いろいろな人が関わってしまって、頑張る姿がまた、読んでいて楽しいです。 ハエが生きている状態でとまっている所を写真におさめるなんてすごい。その写真を撮ったのが、ハエの愛好家の女性だというのだから驚きです。ハエの写真を撮っては嬉々としてネットにあげているらしい。世の中いろんな人がいるな。 虫好きじゃなくても楽しめる本です。でも、虫のカラー写真がいっぱい出てくるから、虫嫌いには無理かもしれません。
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それぞれの昆虫ジャンルが得意なプロ達がいて、彼等が集まって図鑑を作っていく様子が、とってもかっこいいと思った。作成期間が一年しかないのに、写真も解説も紙の質まで!全く妥協しないのも、本当にかっこいい。読んだ後に図鑑を買いました。
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2.9。長い謝辞メインな後書き。凄いのは分かったけど単独で面白い読み物にはなってないかな。関係者の熱量も分かったけど。まんまと図鑑読みたくなるけど。思うつぼ?
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思いついても大変だからムリだろうって諦めずにちゃんと形になったのすごすぎる 読んでて5歳くらいの頃いろんな物が載ってる図鑑持ってて虫のところだけ糊でくっつけて開かないようにしていたことを思い出した(生き物全部苦手だったんだけど虫が一番こわかった)作った人ほんとごめん…
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生きた状態で撮った写真で作る昆虫図鑑のドキュメンタリー。昆虫好きの人たちがどれだけの熱意を持って改訂を行ったのかが軽妙な文章でわかりやすく楽しく知れます。業界用語の解説などもあってちょっとだけ通な人になった気分になれました。
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個人的にクリエイターは自分の作品の制作裏話や苦労話はしない方がカッコいいと思ってはいるけど、まぁ付き合いのある編集者にそそのかされたんだろうなぁ。幻冬舎だし。 音楽や美術のクリエイターとはちょっと違うか。 それにやっぱり面白いよね、こういう裏話って。
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こちらの本は読んだというよりは、聞いたもの、オーディブルを利用しました。 それはもう素晴らしく面白かった。軽妙な文体ということもあり、少し早めに再生させるとリズム感も良くて、まるでラジオ番組を聴いているかのようでした。情景描写も簡潔でなおかつわかりやすく、下手なドラマよりも臨場感...
こちらの本は読んだというよりは、聞いたもの、オーディブルを利用しました。 それはもう素晴らしく面白かった。軽妙な文体ということもあり、少し早めに再生させるとリズム感も良くて、まるでラジオ番組を聴いているかのようでした。情景描写も簡潔でなおかつわかりやすく、下手なドラマよりも臨場感がありました。おそらく読んで楽しむのも良いですが、オーディブルの利点を充分過ぎるほどに発揮できた本ではなかろうかと思います。 前半は図鑑や昆虫、撮影についての基礎知識が語られ、協力者たちのエピソードが盛りだくさん。しかし、私の胸を貫いたのは後半の図鑑という『本』を作ることに対しての熱意であり、そこから始まる未来への展望でした。差し込まれていた協力者たちのコラムが、ここに来て伏線回収とばかりに輝き、素晴らしかった。 この本に影響され、もう子どもも図鑑に夢中になる年ではないのに『昆虫図鑑』を買ってしまいました。老眼の進行した目で、ゆっくりと楽しみたいと思います。
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成功事例の追体験という意味ではその辺のビジネス書よりも学びがある。 セルフィー、石起こし大会などの表現が面白かった。
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話題となった、学研の昆虫図鑑ができるまでのお話。 この昆虫図鑑製作に、これほどの熱意をもって楽しみ、喜びながら取り組む方々は一体なんなのだ、と驚きながら読んだ。 子どもの頃、確かに昆虫図鑑を見て育ったが、こんなに昆虫に興味を持ったのは、この本を読んでいる時だった。
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