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苦手から始める作文教室 の商品レビュー

4.2

39件のお客様レビュー

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2023/09/19

楽しく読めた。文章を書く事や本を読む事について、日常の中で力まずに取り組みたい。まず、メモを取ろう。

Posted byブクログ

2023/07/23

図書館から借りる。児童書なのでみのがすところだったが、これはよかった。小中高生にむけての作文指南ではあるのだが同時にとてもおもしろいエッセイでもあり、津村さんの創作の秘密を垣間見たようなお得感があった。わたしがなぜ津村作品が好きなのかも改めて確認できた。付箋をはりながら読んだ。好...

図書館から借りる。児童書なのでみのがすところだったが、これはよかった。小中高生にむけての作文指南ではあるのだが同時にとてもおもしろいエッセイでもあり、津村さんの創作の秘密を垣間見たようなお得感があった。わたしがなぜ津村作品が好きなのかも改めて確認できた。付箋をはりながら読んだ。好きだった箇所一部紹介します。 (引用)p69自分自身のしょうもないありのままの出来事を文章に書いてみると、(中略)それが捨てたものではないなと思えてくることです。意味があると言い切ってしまうのはちょっと違うと思いますが、「しょうもないのもそれほど悪くないな」という感じです。(中略)自分に起こる出来事を文章にして「まぬけ」化することは、いらいらする日常をそれほど悪くないものにする一つの方法だとわたしはまじめに思っています。 p73文章を書くことは、さえない「本当のこと」「普通のこと」をみがいて光らせることも可能にします。(中略)「本当のこと」「普通のこと」であっても「それでいいんだ」と思えることでもあります。

Posted byブクログ

2023/07/22

サラッとした文体が好きな津村記久子さん この本はさてさてさんがさて子さんと愉快な対談をして教えてくださり、早速図書館予約しました そして、早速メモ帳を用意しましたよ! 「書き出し」は難しく考えないで0行に書けばいいんですね フムフム 書くことは、自分の想いを整理することだ...

サラッとした文体が好きな津村記久子さん この本はさてさてさんがさて子さんと愉快な対談をして教えてくださり、早速図書館予約しました そして、早速メモ帳を用意しましたよ! 「書き出し」は難しく考えないで0行に書けばいいんですね フムフム 書くことは、自分の想いを整理することだなあと痛感します エッセイといっても「作文」ですもんね 「次に読んでほし本」早速図書館予約入れました ルンルン ≪ なんとなく 始めてみたよ 書くことを ≫

Posted byブクログ

2023/07/18

津村記久子さん4冊目。さてさてさんのレビューから気になってお取り寄せ。 津村さんとさてさてさんの対談だったら更に面白そう。 津村さんが気取らずいわゆる教科書的でなくて、等身大の語りで寄り道しながら文章を書くことの楽しさを教えてくれる。書くことのネタ探しに困るのは作家も一緒、友達...

津村記久子さん4冊目。さてさてさんのレビューから気になってお取り寄せ。 津村さんとさてさてさんの対談だったら更に面白そう。 津村さんが気取らずいわゆる教科書的でなくて、等身大の語りで寄り道しながら文章を書くことの楽しさを教えてくれる。書くことのネタ探しに困るのは作家も一緒、友達に話したいと思うことを書いてみようという気軽さを持って誘ってくる。津村さんのPB(プライベートブランド)推しが気になり、スーパーで製造元を見たくなるのは津村さんのさすがの文章力。書き出しの前の助走的なゼロ文目の活用は面白いと思った。作例としてのエッセイもユーモアと文章に真摯に向き合っている姿が感じ取れる。 「今の自分、未来の自分に話を聞いてもらうという役割を持つメモ」の効用、「実感が大切」で「感じたことについて書き留めることは、自分自身がどんな感じ方をするのかについて知ることにつながる」手がかりとなるという言葉に出会えてよかった。 ブグログでとりとめもなく書くことに不安になったり自己嫌悪になったりやっつけ仕事になることがあるので、そういうことも含めて自分であるし、修正しながら読書を続けていきたい。

Posted byブクログ

2023/05/04

読書は友達の話を聞くことに似ている。 動きを追う必要がなく、ただ聞いていれば良い、ただ文を読んでいれば良い親密さがあるとのこと。 抜き書きではなく、要約をメモすること。

Posted byブクログ

2023/05/02

読み終わったあと文を書きたくなる本。 何気ないことでも書いてみればいいんだ、と思わせてくれました。 もっと自分の日常に目を向けてみたいです。

Posted byブクログ

2023/02/24

作家の津村記久子さんによる子供向けの作文のハウツー本。 子供向けに書かれていますが、大人でもためになります。文章から津村さんの大人と子供を区別しないフラットな考え方が伝わってきて、なんだか気持ちがいいです。 体験談を交えて作文と読書の楽しさを伝えていて、いちいちなるほどな〜と思わ...

作家の津村記久子さんによる子供向けの作文のハウツー本。 子供向けに書かれていますが、大人でもためになります。文章から津村さんの大人と子供を区別しないフラットな考え方が伝わってきて、なんだか気持ちがいいです。 体験談を交えて作文と読書の楽しさを伝えていて、いちいちなるほどな〜と思わされます。 この本を読んで、自分の好きなことってなんだろうと考え、日々の出来事についてメモを取りたくなりました。

Posted byブクログ

2023/02/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「自分の考えたことを書き留める行為は、自分という人間を内側から支えることにつながります。」 作文という課題を与えられた時に、自由に内面を書き起こすことに対するとっつきにくさを、テーマ、書き出し、一つずつ取り上げて、難しく考えなくて良いことだと、具体例を交えながら易しく教えてくれます。 副題の「文章が書けたらいいことある?」の答えが書かれています。この本は、思考のアウトプットの大切さについての話です。 子供向けに書かれた著作ですが、忙しさを言い訳にして内面について考えることをやめた大人にドンピシャにハマりました。 アウトプットは頭の中の整理。自分の思考は自分のもの。大人になったら作文の課題は出ませんが、子供の頃の課題で出た作文は、頭の中を整理すること、思考のアウトプットの重要性を意図していたか!と気がつきました。思考停止の大人による毎年恒例という惰性による課題である可能性もなきにしはあらずですが。 この本の言葉を紡ぐ作者について、他の著作を読んだことがありません。作者の文章の端々に、よく言えば、謙虚。悪く言えば、自分の生活を他の人から見たらつまらないとハスに構えるところが見受けられます。自虐的と言ってもいいかもしれません。唯一無二のクリエーターなのに、親しみが湧きます。そして、自分もまた唯一無二の存在であると思いだしたりしました。 作者を優しい人なのではないか?と思いました。 作者の物語も読んでみたいと思います。

Posted byブクログ

2023/02/09

気負わずに文章を書くことについていろんな視点をくれる。メモを取ることの現実的な実践の仕方が参考になる。どんどん忘れるから、メモしていくのって本当に大事だな!  私も本に付箋を貼るということがいまいち気が乗らないので、ここで紹介されているやり方を真似してみたい。 津村さんの文章って...

気負わずに文章を書くことについていろんな視点をくれる。メモを取ることの現実的な実践の仕方が参考になる。どんどん忘れるから、メモしていくのって本当に大事だな!  私も本に付箋を貼るということがいまいち気が乗らないので、ここで紹介されているやり方を真似してみたい。 津村さんの文章って、読みやすくて、シンプルだけど、おかしみもあり、品もあって、素敵です。

Posted byブクログ

2023/02/07

すぐ読めるし、幅広い分野にも触れられるし、ってことで重宝している本シリーズ。反面、そこまで内容に打たれることは少ないんだけど、本書は良い。とりあえず、メモを取って作文を書いてみたくなる。これ、凄いことです。たかだか100頁かそこらで、そこまでの動機付けがなされるっていうのは、ひと...

すぐ読めるし、幅広い分野にも触れられるし、ってことで重宝している本シリーズ。反面、そこまで内容に打たれることは少ないんだけど、本書は良い。とりあえず、メモを取って作文を書いてみたくなる。これ、凄いことです。たかだか100頁かそこらで、そこまでの動機付けがなされるっていうのは、ひとえに本書の魅力がなせる業。更に、文章の本でそれが実践されているのがまた、何とも素晴らしい。著者の小説も、もっと読んでみなきゃ!だな。

Posted byブクログ