苦手から始める作文教室 の商品レビュー
小中学生向けに書かれた本ですが、大人の方も文章を書いてみようかな、と考えた人のとっかかりに最適な本だと思います。 日常を切り取り、丁寧に文章にする。 そのためのものの見方を知ることができます。
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数々の賞を受賞されている著者が記すエッセイテイストの作文指南書。フワリとした雰囲気の中に知を盛り込み、肩肘張らずに気楽に日常に作文を取り込むといいことあるよ、楽しいよと教示してくれる内容でした。 何か書いてみようと思わせてくれる一冊です。
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心に残った言葉 自分の考えたことを書き留める行動は、自分という人間を内側から支えることにつながります。 自立という状態は、自由という価値のあるものへとつながっているようにわたしは思います。 人間関係は選ぶことが難しくても、本を読むということは選ぶことができます。
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クセ〜! 中学生向け?面白い! 好きなクセの文章。 なにこの書き方! 作文嫌だなぁ〜と思ってる子たちに、 ほんとうに小さな単位まで噛み砕いて、作文とは?を教えてくれている。 ただ、作文嫌いな子は本を読むのも苦手な子が多いので、この文章を読み通せるかが疑問。 なんとかこのエッセン...
クセ〜! 中学生向け?面白い! 好きなクセの文章。 なにこの書き方! 作文嫌だなぁ〜と思ってる子たちに、 ほんとうに小さな単位まで噛み砕いて、作文とは?を教えてくれている。 ただ、作文嫌いな子は本を読むのも苦手な子が多いので、この文章を読み通せるかが疑問。 なんとかこのエッセンスだけでも伝えたい…
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優しい語り口で分かりやすかったので、書くことのハードルが下がりました。 書く技術より、書くときの気持ちの持ち方の方が特に参考になったので、素直に書くことを楽しもうと思えたことが良かったです。
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文章の中でも「作文の書き方」に 焦点を当てた本。 テーマの選び方や作文を書く意味、 書き出しの方法などサラッと書かれている。 作家の方ならではの視点が面白く小気味よいが、 中高生向けのようでやや物足りなさを感じた。
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楽しく読めた。文章を書く事や本を読む事について、日常の中で力まずに取り組みたい。まず、メモを取ろう。
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図書館から借りる。児童書なのでみのがすところだったが、これはよかった。小中高生にむけての作文指南ではあるのだが同時にとてもおもしろいエッセイでもあり、津村さんの創作の秘密を垣間見たようなお得感があった。わたしがなぜ津村作品が好きなのかも改めて確認できた。付箋をはりながら読んだ。好...
図書館から借りる。児童書なのでみのがすところだったが、これはよかった。小中高生にむけての作文指南ではあるのだが同時にとてもおもしろいエッセイでもあり、津村さんの創作の秘密を垣間見たようなお得感があった。わたしがなぜ津村作品が好きなのかも改めて確認できた。付箋をはりながら読んだ。好きだった箇所一部紹介します。 (引用)p69自分自身のしょうもないありのままの出来事を文章に書いてみると、(中略)それが捨てたものではないなと思えてくることです。意味があると言い切ってしまうのはちょっと違うと思いますが、「しょうもないのもそれほど悪くないな」という感じです。(中略)自分に起こる出来事を文章にして「まぬけ」化することは、いらいらする日常をそれほど悪くないものにする一つの方法だとわたしはまじめに思っています。 p73文章を書くことは、さえない「本当のこと」「普通のこと」をみがいて光らせることも可能にします。(中略)「本当のこと」「普通のこと」であっても「それでいいんだ」と思えることでもあります。
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サラッとした文体が好きな津村記久子さん この本はさてさてさんがさて子さんと愉快な対談をして教えてくださり、早速図書館予約しました そして、早速メモ帳を用意しましたよ! 「書き出し」は難しく考えないで0行に書けばいいんですね フムフム 書くことは、自分の想いを整理することだ...
サラッとした文体が好きな津村記久子さん この本はさてさてさんがさて子さんと愉快な対談をして教えてくださり、早速図書館予約しました そして、早速メモ帳を用意しましたよ! 「書き出し」は難しく考えないで0行に書けばいいんですね フムフム 書くことは、自分の想いを整理することだなあと痛感します エッセイといっても「作文」ですもんね 「次に読んでほし本」早速図書館予約入れました ルンルン ≪ なんとなく 始めてみたよ 書くことを ≫
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津村記久子さん4冊目。さてさてさんのレビューから気になってお取り寄せ。 津村さんとさてさてさんの対談だったら更に面白そう。 津村さんが気取らずいわゆる教科書的でなくて、等身大の語りで寄り道しながら文章を書くことの楽しさを教えてくれる。書くことのネタ探しに困るのは作家も一緒、友達...
津村記久子さん4冊目。さてさてさんのレビューから気になってお取り寄せ。 津村さんとさてさてさんの対談だったら更に面白そう。 津村さんが気取らずいわゆる教科書的でなくて、等身大の語りで寄り道しながら文章を書くことの楽しさを教えてくれる。書くことのネタ探しに困るのは作家も一緒、友達に話したいと思うことを書いてみようという気軽さを持って誘ってくる。津村さんのPB(プライベートブランド)推しが気になり、スーパーで製造元を見たくなるのは津村さんのさすがの文章力。書き出しの前の助走的なゼロ文目の活用は面白いと思った。作例としてのエッセイもユーモアと文章に真摯に向き合っている姿が感じ取れる。 「今の自分、未来の自分に話を聞いてもらうという役割を持つメモ」の効用、「実感が大切」で「感じたことについて書き留めることは、自分自身がどんな感じ方をするのかについて知ることにつながる」手がかりとなるという言葉に出会えてよかった。 ブグログでとりとめもなく書くことに不安になったり自己嫌悪になったりやっつけ仕事になることがあるので、そういうことも含めて自分であるし、修正しながら読書を続けていきたい。
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