絶版本 の商品レビュー
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よほどのベストセラーじゃなければ、基本的には広い意味での絶版(読者が新刊で買えない状態)ではなかろうかと思いつつ。 勝手に想定していたよりも随分と硬い本が多く…選者一覧を見たらそらまぁそうなるかというような。 とはいえ、その内容の紹介よりも選者との関連性を主に書いてくれているので、意外に読み切れたし楽しめた。
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神保町に行った時に時々寄るパサージュでオビに目を惹かれて手に取り、オビをめくって(これは買わねば!)と即決。いずれ名だたる、読書家であったり、研究者であったり‥とにかくたくさんの本を読み、研究の成果を学術書などの「本」を書き、また様々なジャンルで編集や出版にかかわってきた皆さんが...
神保町に行った時に時々寄るパサージュでオビに目を惹かれて手に取り、オビをめくって(これは買わねば!)と即決。いずれ名だたる、読書家であったり、研究者であったり‥とにかくたくさんの本を読み、研究の成果を学術書などの「本」を書き、また様々なジャンルで編集や出版にかかわってきた皆さんが、「絶版本」について語る本。専門的な分野の話はわからなくても、初めて聞く人の名前やエピソードの数々に本当に驚かされるし勉強にもなる。ひとつひとつは短いので読みやすいけれど、思わぬところで度肝を抜かれるので油断大敵。
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これまでどれだけの本が作られ、そして絶版(品切)になったのだろうか。本書は、所謂本好き達が思い思いの絶版本について語っている。本好きにはたまらない一冊である。 絶版本は流通に乗ってないがゆえ、その存在を知ることも難しい。運良く知ることが出来ても、それを読むには更に根気が必要だろ...
これまでどれだけの本が作られ、そして絶版(品切)になったのだろうか。本書は、所謂本好き達が思い思いの絶版本について語っている。本好きにはたまらない一冊である。 絶版本は流通に乗ってないがゆえ、その存在を知ることも難しい。運良く知ることが出来ても、それを読むには更に根気が必要だろう。それでも読みたい、そう思える本に出会いたいと矛盾するようなことを考えていた。 本筋とはズレるが、本書を読み進めるうちに、このように思われる絶版本はほんの一部であり、ある意味幸せな本だという考えがふと浮かんだ。大部分の忘れ去られた絶版本にいつか光が当たる時が来るのだろうか。
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×吉岡実詩集 なんのメッセージもない言葉 吉田徹也(参考)吉岡実全詩集 け ×プロジェクト・ジャパン レム・コールハース わたしの思考のエンジン 伊藤亜紗 血と土 ダレエ ナチスの聖典は絶版にすべきか 藤原辰史 け 歴史をいかに学ぶか 野田 よみがえる名著 佐藤卓己 S201.2ノ。 ハンセン病文学資料拾遺 山下 「絶版」になれない本たちへ ブリンジ・ヌガグ ターンブル 人間性なるものへの問い 学問・思想の自由のために 羽仁五郎 「忘却されつつある歴史」に属する本 転形期 戦後日記抄 竹内 日記だから書けること
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https://www.kashiwashobo.co.jp/book/9784760154807 藤原辰史 リヒャルト・ヴァルター・ダレー『血と土』 原武史 竹内好『転形期』
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『絶版本』をテーマに語る、24名のエッセイ。 ・柏書房編集部―いまこそ語りたい、あの一冊 24名のエッセイ。対談も有り。 編集後記、選者一覧有り。 絶版、品切れ重版未定・・・何とももどかしい、その存在。 『絶版本』がテーマの24名のエッセイは、その心情を物語る。 新本では手に入...
『絶版本』をテーマに語る、24名のエッセイ。 ・柏書房編集部―いまこそ語りたい、あの一冊 24名のエッセイ。対談も有り。 編集後記、選者一覧有り。 絶版、品切れ重版未定・・・何とももどかしい、その存在。 『絶版本』がテーマの24名のエッセイは、その心情を物語る。 新本では手に入らない憤り。 大量に市販されても現在では稀覯本。 優れた私家版との出会い。 恩師から贈られた絶版本への想い。 電子化されない専門書や学術書へのジレンマ。 出版社の倒産による絶版。 悩ましい内田善美の著作の再販&復刊問題。 絶版ならばと、恩師の著作を蘇らせるプロジェクトを始動。 国立国会図書館のデジタル化資料の個人送信の実現について。 ジャンルの立場も様々な方々の『絶版本』についての語りですが、 その一冊も範囲が広く、難解なものもあれば、興味を惹かれた ものもあるし、これが絶版?という驚きも味わえました。 中野美代子/著の「奇景の図像学」は読んでみたい。 ウガンダの衝撃のイク族の現在はどうなっているのかな? 私にとっての『絶版本』は、 「ヴィシー政権」白水社の文庫クセジュ。 世界史への興味を誘ってくれた本で蔵書にしたいと願って、 学生時代から探してますが、未だ出会っていません。嗚呼。
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絶版になっていて、自分(筆者)にとって大切な本というコンセプトなので、ジャンルがいろいろで、かつ深い考察がなされている。渋い一冊。
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読売新聞2022102掲載 東洋経済20221022掲載 エコノミスト20221025掲載 本の価値は絶版になったと同時に失われるのだろうか? よい本には時代にかかわらず人の心に触れる根本的な何かがあります (本文より)
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「あなたが、いまこそ語りたい『絶版本』はなんですか?」をテーマに、エッセイを書き下ろしてもらうという企画。その本に対する思い入れや思い出、自分自身や自分の研究に与えた影響をまじえながら紹介してもらうというもの。 24人のエッセイ、対談により、絶版となってしまった本が紹介される...
「あなたが、いまこそ語りたい『絶版本』はなんですか?」をテーマに、エッセイを書き下ろしてもらうという企画。その本に対する思い入れや思い出、自分自身や自分の研究に与えた影響をまじえながら紹介してもらうというもの。 24人のエッセイ、対談により、絶版となってしまった本が紹介される。 (絶版本といっても、古書市場や図書館、あるいは電子書籍など、読むだけならば選択肢はかなり広がっていて、書き手によっても捉え方は違っている。) 〈興味深かった言葉〉 ・書物という特殊な財は、そのコピー一冊一冊は消費財でも、その総体は耐久財として、永続することが理想とされる(稲葉振一郎) ・得も言われぬエモみがあるのは、とりあげられた本が実際に絶版であるというだけでなく、著者がその本に出会った過去もまた現在の著者からはもう手の届かないところにあるという、いわば二重の意味で失われたものであるからなんだ(吉川浩満談) ・良書の存在を知らせるだけでは十分ではない。…書物は、各読み手の知的好奇心や情報ニーズ等に触れない限り、開かれることはないのだ。…異なる時代に生まれた良書を召喚するためには、新たな文脈(コンテクスト)を与えてやらなくてはならない(読書猿)
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