亀裂 創業家の悲劇 の商品レビュー
一気読みした。 有名企業としての光の裏にある陰、現実の話しであるだけに、とても背筋が寒くなる読後感であった。各話とも登場人物、会社が複雑で入ってきにくいところがあるが、それはまさに複雑な亀裂であることを示すことの裏返しと感じた。
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タイトル通りにおもしろかった。 日本を代表する八つの企業に起こった経営を巡るトラブルを、綿密な取材を元に描き出している。 後継者を巡る軋轢、人事の駆け引き、言葉巧みな闇の勢力に堕ちる者さえいる。 本当に、現実は小説より奇なり、である。
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創業家一族の様々な亀裂を見ると、その過程にみな本業に関する話しが殆ど出てこない。マネーゲームや地位を獲得するのに躍起になり、本業に関する想いが全く感じられないものばかりだった。仕組みが複雑になり実態が分からないスキームばかりに心血を注いでいる暇があったら本業を磨くべきだと改めて思...
創業家一族の様々な亀裂を見ると、その過程にみな本業に関する話しが殆ど出てこない。マネーゲームや地位を獲得するのに躍起になり、本業に関する想いが全く感じられないものばかりだった。仕組みが複雑になり実態が分からないスキームばかりに心血を注いでいる暇があったら本業を磨くべきだと改めて思った。
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第1章 ユニバーサルエンターテインメント 岡田家 第2章 日韓ロッテグループ 重光家 第3章 大塚家具 大塚家 第4章 大戸屋ホールディングス 三森家 第5章 セイコーグループ 服部家 第6章 国際興業 小佐野家 第7章 ソニーグループ 盛田家 第8章 ゲオホールディングス 遠藤...
第1章 ユニバーサルエンターテインメント 岡田家 第2章 日韓ロッテグループ 重光家 第3章 大塚家具 大塚家 第4章 大戸屋ホールディングス 三森家 第5章 セイコーグループ 服部家 第6章 国際興業 小佐野家 第7章 ソニーグループ 盛田家 第8章 ゲオホールディングス 遠藤家 終章 血の紐帯を崇める信奉者たち 最後の代理出産の話は光通信の重田康光氏のことであろうか。 https://bunshun.jp/articles/-/63947 2014年のタイでの代理出産報道では長男光時氏の子供と報道されていた記憶があるが、、、
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創業家からサラリーマン社長に引き継ぐことの難しさはよく言われるが、親子での事業承継もここまで難しいのかと考えさせられる本。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
会社を創業後に起こった様々なお家騒動に関する書。 当事者へのインタビューなどが少ないため これを取材と呼べるかは賛否あるかと思います。 ネット掲示版が情報元と言われても 疑問に思います。 明日からの仕事に活かせる要素はゼロですので あくまでエンタメとして。
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企業の栄枯盛衰は、何度もニュースや週刊誌のネタになってきたが、本作は創業家に起こった悲劇がピックアップされている。 大企業の世界は、庶民である私には遠い存在であるが、まさしく「魑魅魍魎が跋扈する」世界なのだと感じた。
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会社内の権力闘争の話だけでなく、もう少し、会社の状況などにも深く触れて欲しかった。 なんでそういう状況になったか、今ひとつ理解できなかった。
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経営者一族の内紛を取り上げた一冊。なんとなく聞いたことのあることを詳しく知ることができ、参考になった。
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現大手オーナー企業で起こった家族内の内紛、つまり現代版の御家騒動の数々を取り上げたノンフィクション。最終章に出てくる、村上ファンドの村上家を含めると9つの家が取り上げられている。 ロッテの重光家や大塚家具の大塚家といった有名な事例から、ゲオホールディングスや国際興業の内紛など、あ...
現大手オーナー企業で起こった家族内の内紛、つまり現代版の御家騒動の数々を取り上げたノンフィクション。最終章に出てくる、村上ファンドの村上家を含めると9つの家が取り上げられている。 ロッテの重光家や大塚家具の大塚家といった有名な事例から、ゲオホールディングスや国際興業の内紛など、あまり知られていない事例もある。 9つのケースが取り上げられているので、一つ一つの記述が、割と短い。そのため、やや余韻が感じられない。一つ一つの分量を増やせば、もっと面白くなった可能性があるので残念だ。
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