新訳 老人と海 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
老人と非力さと孤独を感じる作品。 死闘の末に仕留めたカジキが鮫に蹂躙される様は老人の非力さを際立てており、見てられない気持ちになりました。 老人の独り言も印象が強く、死闘の中で繰り返し呟かれる『あの若者がいてくれたらなあ』という気持ち、帰宅の途に着く際の『何に敗けたわけではない。』『遠くに行き過ぎたのだ』が、とても印象的でした。
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初めて「老人と海」を読んだ。「boy(この本では若者)」の解釈に、論争があったとは。確かに、この本を読んだからだが、「少年」と訳されると、家の事をよく手伝っている、よく言えば健気な少年というイメージになる。反対に「若者」だと、老人が大好きなことは同じだが、尊敬という感情はこちらの...
初めて「老人と海」を読んだ。「boy(この本では若者)」の解釈に、論争があったとは。確かに、この本を読んだからだが、「少年」と訳されると、家の事をよく手伝っている、よく言えば健気な少年というイメージになる。反対に「若者」だと、老人が大好きなことは同じだが、尊敬という感情はこちらの方が伝わる気がする。翻訳とは難しいものである。 ストーリー自体は、本当にシンプルであるので、何回も読まないと真の面白さは感じないだろうなとは思う。頑張ってもう1回読んでみたい。
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一度読んだら忘れられない。 何年か経つとまたきっと読みたくなる。 おばあちゃんになっても読んでいる自分が想像できる本。
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少し前に、光文社の古典集で読みました。 その時に読んだ内容をあまり覚えていなかったようです。 新鮮な感じで読めました。 描写に引き込まれる感じを再度味わった感じです。
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マノリンは少年か若者か?すごい昔一度読んだのは恐らく新潮文庫の老人と海だったと思う。そういう見方があるのか!奥が深いんだなと思った、訳者の解説も後ろになんだかついていて、読み終わった後もとても勉強になりました。
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