後宮の百花輪(4) の商品レビュー
とてもマイナーだけど、とても印象に残っている歴史小説があって。土佐の国柱。あの本を思い出しました。忠義の士として、主君のために死ぬのではなく、ものすごい汚名を着ながら、主君のために最善となることをして死ぬお話なのです。
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今まで沈黙を貫いていた水晶妃・灰麗がついに百花輪の儀に参戦してきた。そして、突然五つの災い託宣を告げ、それを回避するには灰麗が皇妃となる事だと言い出した。その託宣通り、災いが次々と起こり… あれだけ引きこもりだった來梨が、率先して民を救うべく動き始めた事に驚きました。 そして灰麗との掛けで小夏が去り、芙蓉宮の侍女は明羽のみ。ハラハラしっぱなしでしたが、ラストはやってくれました!真っ直ぐ頂点へと突き進む來梨が頼もしいです。 明羽と李鷗のじれったい関係も、少しずつ近づいて来ていますし、これもとても楽しみです。 いよいよ佳境へ入って来て、次で百花輪の儀は決着が付くのでしょうか?今から待ち遠しいです。
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図らずも”后の器“が問われた第4巻 灰麗が百花輪の儀に本格参戦の意思を示した事で、事は後宮だけで収まらなくなる。 腹を括った來梨はメンタルも強くなって来たようで、信念と気合いが感じられ、明羽と小夏が推したいと思える主に成長中。 彼女の打った博打は果たして兎閣の意図したとおりだっ...
図らずも”后の器“が問われた第4巻 灰麗が百花輪の儀に本格参戦の意思を示した事で、事は後宮だけで収まらなくなる。 腹を括った來梨はメンタルも強くなって来たようで、信念と気合いが感じられ、明羽と小夏が推したいと思える主に成長中。 彼女の打った博打は果たして兎閣の意図したとおりだったのか、はたまたそれ以上たっだったのか… 明羽と李鴎の関係も二人らしいけど、白眉の気持ちもわかるかな…
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