キャリアをつくる独学力 の商品レビュー
キャリアアップを求める読者向けの本なので仕方がないのだろうが、あまりに現実に則さない理想論だなと感じた。 とはいえ言っていること自体は間違いではなく、最初からキャリアアップを目指すと強く決めている人の指針程度にはなると思う。 サラリーを貰っている側よりも人材をろくに活用できていな...
キャリアアップを求める読者向けの本なので仕方がないのだろうが、あまりに現実に則さない理想論だなと感じた。 とはいえ言っていること自体は間違いではなく、最初からキャリアアップを目指すと強く決めている人の指針程度にはなると思う。 サラリーを貰っている側よりも人材をろくに活用できていない経営者にこそ読んで欲しい。
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現代社会でなぜ独学が求められるのかを議論する。 正解のない、変化の激しい現代社会で従来のキャリア形成は実現しない。タテの社会のOJTでの専門性は弱い。横の社会、ネットワークを広げ自ら主体的に学び、強く先端をいく専門性を手に入れることが重要。 常に関連分野の最新トレンドにアンテナを...
現代社会でなぜ独学が求められるのかを議論する。 正解のない、変化の激しい現代社会で従来のキャリア形成は実現しない。タテの社会のOJTでの専門性は弱い。横の社会、ネットワークを広げ自ら主体的に学び、強く先端をいく専門性を手に入れることが重要。 常に関連分野の最新トレンドにアンテナをはり、将来を先読み、先物キャリア人材が必要とされる。 他の分野とのつながりも意識することで、ネットワークも専門性も広がる。 正解主義の専門性は淘汰される時代。 主体的に学び続け、潮流を作る意識で、専門性を磨く。 学びに終わりはない。
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ブルーオーシャン等、人と違うことをするのは学び。前例も無ければ答えも無い。他分野を学び、参考にする応用力が要る。そんな応用力を高めるためのリベラルアーツ。
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「独学力」とは我流の独学ではなく、この場合「学びの主体性」で、学びの3つの基本「Why「What」「How」を指す。具体的には縦から横社会(タテ型トップダウンからヨコ型横並びで創発的意見交換する学びの場)だと言う。最近は「リスキリング」など改めて学び直すなどの風潮もあるが、傾向は...
「独学力」とは我流の独学ではなく、この場合「学びの主体性」で、学びの3つの基本「Why「What」「How」を指す。具体的には縦から横社会(タテ型トップダウンからヨコ型横並びで創発的意見交換する学びの場)だと言う。最近は「リスキリング」など改めて学び直すなどの風潮もあるが、傾向は言葉が英語読みになっただけで昔と変わらない。成功へのヒントなどにある「好奇心・洞察・挑戦・反省・意見交換」のような流れを主体的に動くと言うことが今後大切だ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
・受け身の学びではストレスが多く成長も難しい。自分で学びのwhatを見つけられるような力をつけるべき。 ・フリーランスのキャリアエンゲージメントは組織人のそれよりも格段に高い→自分の強みは何か、次の仕事では何をするかを常に考えている ・自分の専門範囲とは全く別のこと(人)と関わりアイデアを見つけるべき ・授業はただ聞くのではなく、その授業内容が自分の身の回りの何に当てはまるのか(ニュースなど)を考えるなど、客観的でなく主体的な学び方をすると良い キャリア自立とか抽象的な表現が多く、ちょっと分かりづらかったという印象。
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本書でおすすめの独学力を高めるポイントの数々は、どれも納得感あるものばかり。全部は実践できなくても、これらのいくつかを意識しておくだけでもだいぶ違うかも。 キャリアを考えるには、やはり内省は避けて通れないし、主体的な学びが必要。
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今風キャリア構築の考え方を幅広くカバーした本。会社依存から、プライベート重視のやりがい追求型の労働者が増えてきた背景があって、一方で、その変化についていけない人も多い中で、独学力をキーワードに生き残り戦略を考えるキッカケになる一冊です。 安心社会では、タテ関係特有の権威と同調圧力...
今風キャリア構築の考え方を幅広くカバーした本。会社依存から、プライベート重視のやりがい追求型の労働者が増えてきた背景があって、一方で、その変化についていけない人も多い中で、独学力をキーワードに生き残り戦略を考えるキッカケになる一冊です。 安心社会では、タテ関係特有の権威と同調圧力で閉じられていて、信頼社会では利他主義がベースにヨコに開かれた人間関係という比較がわかりやすい。 マルチな専門性、リベラルアーツ、連続的な学びと、クランボルツの計画的偶発性理論、等、最近人気のキャリア本の集大成のような内容ですが、紙面の都合?で、あまり深掘りはしていない為、さらっと読めます。 スペインで初めての日本人女性サッカー監督、佐伯夕利子さんや、スペシャリティコーヒーの品質向上のヒントを探るためにワインを勉強した堀口俊英さんのエピソードなどは理屈でなく実際のエピソードとしてインパクト抜群です。トレンドを捉えている反面、賞味期限がいつまでなのかはわかりませんが、ヒントはたくさんつまっています。
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ジョブクラフティング:やりたいことが明確で、自分の強みを理解している人は、それを仕事で活用するために仕事の枠組み自体を自分のいいように再創造する。 自分は組織の中でどのような立ち位置になりたいか、周囲からどのような人だと思われたいか、あらためて棚卸する。 人間における多様性は...
ジョブクラフティング:やりたいことが明確で、自分の強みを理解している人は、それを仕事で活用するために仕事の枠組み自体を自分のいいように再創造する。 自分は組織の中でどのような立ち位置になりたいか、周囲からどのような人だと思われたいか、あらためて棚卸する。 人間における多様性は性別や人種などの表面的属性の多様性以上に個人の違いが大きい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
個人的に読み取った本書のポイントは以下の5つ ・安心社会→信頼社会への転換が求められており、この実現には個々人のキャリア・仕事・学び自律が求められる ・自律を促す/可能にするのは独学。自身の「勝負能力」(内的動機に裏付けられる得意領域/指向性)を活用し、楽しさ/意義を感じる学びを推進する ・他者との共生には、勝負能力を活用するだけでなく、自身の専門性コンピタンシーを明確化/深化させ、信頼してもらうことが重要 ・専門性は実務的/体系的(学問等)/先端的の3つに区分される。学問的な整理だけでなく、先端的まで踏み込んだ専門性を醸成することが肝要 ・また、専門性を醸成するだけでなく、それを自論としてアウトプットすることが肝要。正解がない世界において、自論を展開し、新たな仕事/人との確率的な出会いをつくりだす(プランドハプンスタンス)
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学ぶこともありはしたが、多少難しい。しかも日本の企業の形態をいわれても治せるものではないと思った。そういう会社は選ばないでおこうくらいは思えたけど、自分はあんまりこの本は好きではない。
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