ロスト・スピーシーズ の商品レビュー
自分の欲のために他人の領地を脅かすのはどうなんだろう。開発などしなくとも、それで困っていないのであれば、そのままの状況を維持できるのが1番じゃないのか。
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アマゾンを舞台にした本で、自分にとっては新鮮でした。全体的なストーリーは面白く色々と新しい発見もあったのですが、終盤の構成が物足りなかったため、☆3
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アマゾンの奥地へ、幻の百合を求めて探検が始まった。本当の狙いは、失われた種族の拉致。 場所が変わっても、人間の欲や汚さは変わらない。 ちょっと多いかなと思うほどの起承転結で、飽きることがなかった。長いけど、最後まで読みたいと思えた作品だった。
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奇跡の百合を探すため、植物学者の三浦は、製薬会社の社員クリフォードたちとアマゾンのジャングルに挑む。三浦は別の目的のために。 最初から安全は確保されていなかった。銃撃戦の末、船を乗り捨てアマゾンを彷徨う、ゴム採取人の集落を目指して。 アマゾンの利権を巡る争いに巻き込まれながら、真...
奇跡の百合を探すため、植物学者の三浦は、製薬会社の社員クリフォードたちとアマゾンのジャングルに挑む。三浦は別の目的のために。 最初から安全は確保されていなかった。銃撃戦の末、船を乗り捨てアマゾンを彷徨う、ゴム採取人の集落を目指して。 アマゾンの利権を巡る争いに巻き込まれながら、真の目的、インディオの確保にも巻き込まれる。 三浦はインディオを守りながら、アマゾンの自然とも闘いながら奔放する。
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アマゾンの奥地での攻防?逃亡?が見応えがあって良かった。ただあんなに遭遇するものなのか?あんなに追いつけるものなのか?という疑問は感じた。まあ追いつかないと話進まないんだけどもね。
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新薬開発のため、アマゾン奥地にあるという「奇跡の百合」を探して、製薬会社社員、植物ハンター、植物学者、用心棒は行く。そこに環境に興味のあるという現地女子大生、奥地に住むゴム取り人たちの集落、先住民、さらにはワニ、毒蛇、ヒョウも出てきて、息をもつかせぬ先行き。ゴム取り集落には戦後ブ...
新薬開発のため、アマゾン奥地にあるという「奇跡の百合」を探して、製薬会社社員、植物ハンター、植物学者、用心棒は行く。そこに環境に興味のあるという現地女子大生、奥地に住むゴム取り人たちの集落、先住民、さらにはワニ、毒蛇、ヒョウも出てきて、息をもつかせぬ先行き。ゴム取り集落には戦後ブラジル移民として親に連れられやってきた日本人もいた。 最後に明かされる真の目的がかなりおもしろい。乱歩賞受賞の「闇に香る嘘」では満州開拓移民を扱ったが、今回はブラジル移民、ブラジルのスラム、砂金取りたち、ゴム採集、アマゾン開発など社会的要素もからませる。 「小説野生時代」2021.6月号~2022.4月号連載。 2022.8.26初版発行 図書館
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ミステリを主戦場にしてきた下村にしては珍しく王道の冒険小説である。 だが物語が進むにつれて失速気味なのが残念、結局宙ぶらりんのままで消化不良の部分も多数ある。ただ、臨場感は抜群で本当にアマゾンのジャングルを進んでいるような感覚になる。
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ブラジルが背景となる作品は久々だ。今話題となっている、直木賞受賞作家の垣根涼介さんの『ワイルド・ソウル』以来(2004年作、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞と、史上初の3冠受賞)。内容はほとんど忘れてしまったが、ブラジルに移住した日本人移民の生き残りが日本政府に...
ブラジルが背景となる作品は久々だ。今話題となっている、直木賞受賞作家の垣根涼介さんの『ワイルド・ソウル』以来(2004年作、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞と、史上初の3冠受賞)。内容はほとんど忘れてしまったが、ブラジルに移住した日本人移民の生き残りが日本政府に復讐を計画するストーリーで、手に汗を握りながら超熱く一気読みした。異国ブラジル独特の熱気に咽せ、当時大学生だった遠住みの息子と携帯で長く感想を言い合った。 下村さんによるブラジルストーリーに期待を寄せた。 がんの特効薬ともなる幻の植物「奇跡の百合」を見つけるために、大手製薬会社に所属するクリフォードが南米アマゾン奥地への探索チームを結成する。植物研究者としてメンバーに加わった三浦は、ボディガート役の金採掘人ロドリゲス、植物ハンターのデニス、環境問題に取り組む大学生・ジュリアと共にアマゾンに分け入ってゆく。ほどなくして、三浦は「奇跡の百合」ではなくアマゾンで行方不明になった恋人・沙穂の探索が目的ということがわかる。彼女はアマゾンで絶滅危機の惧れがある部族の言語を研究する言語学者だった。タイトルのロスト・スピーシーズとは植物の種子のみではなく絶えてしまう部族も示していた。世界の言語は500年で半減し、今は6千から7千あるが、百年後は半減すると言われている。「英語の一人称は単数形だと"I"だけだが、日本語には私、俺、僕、あたし、うち、わし、わい、自分、拙者と性別や立場で使い分けている。日本語でも一人称を統一すべきという主張もあるけど、多くの言語はそうした欧米人の価値観による”正しさ”で奪われ消されてきた」と、沙穂に語らせている。更に、沙穂が語る普遍文法の考え方も興味深かった。人間は生まれながらにして文法がゲノムに組み込まれているから言語を獲得できるという説だ。 ブラジルはアマゾンに生えているゴムの木からゴムを採取して経済的に発展したが、ゴムの木の種が他の国に植えられ競争が熾烈化。ゴムの木を伐採して劣悪な環境になるのを防ごうと守る環境保護を貫く人たちとの攻防も描かれている。 シナイ族として地球上にたった2人だけ生存する少女。彼女らは本当にインディオを保護をする団体に守られるのだろうか? 疑問が残る。 興味深い話の種も多数蒔かれている反面、あちこちに散漫してしまったのが惜しまれる(参考文献も数多い)。盛り上がるシーンが突然に途切れ、帯に書かれた『一瞬も油断できない密林サバイバル』のサスペンス要素は、水を差されたようにも感じられた。
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初読み作家さん アマゾンの情景が浮かぶので、私には合う作家さんと思われます。 外国を訪れる物語を読むと行ってみたくなるが、さすがにここは… 三浦が追っている女性が実は生きていて…というオチかと思ったけど、そうはいかなかった。
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社会派ミステリーというイメージの下村作品。前情報なしで読んだ。薬品として使えるかもしれない「奇跡の百合」を見つけるために、アマゾン探検隊が組織される。リーダーは、アメリカの製薬会社のクリフォード。ボディーガードのロドリゲス、植物ハンターのデニス、大学生ジュリア。そして日本人の植物学者・三浦。三浦にはアマゾンに行く理由はもう1つ、失踪した彼女(言語学者)を探すため。この物語はタイトルにもあるが種がテーマであるが、植物だけではなく、動物、ヒトが錯綜する。しかもWWIIの日本人との関係性もあり重厚感はあった。③
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