はなものがたり(1) の商品レビュー
なんと素敵な作品…!!! 素敵がたくさん詰まった物語で心の中がほころんだ。 自分以外の誰かを大切にして生きてきたはな代さんが素敵。 自分のスタイルを持って、自分にも仕事にも誇りを持っているのがわかる芳子さんが素敵。 そしてそんな2人が心通わせていく様子が素敵。 自分の「好き」...
なんと素敵な作品…!!! 素敵がたくさん詰まった物語で心の中がほころんだ。 自分以外の誰かを大切にして生きてきたはな代さんが素敵。 自分のスタイルを持って、自分にも仕事にも誇りを持っているのがわかる芳子さんが素敵。 そしてそんな2人が心通わせていく様子が素敵。 自分の「好き」とか「ときめき」を大切にすることの素敵さも描かれてるのが良い。 大切に読みたくなる作品だ。 次の巻も楽しみ。
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新しい時代を感じる漫画。 自分はメイクやいわゆる"女性らしい"といわれてきたことが性にあわなくて、この作品を読んでもまた疎外感を感じたりするのかもという気もしていたけど、登場人物が「楽しいって思う人はお化粧して、楽しくないって思う人はしなくてもよくなったらいい...
新しい時代を感じる漫画。 自分はメイクやいわゆる"女性らしい"といわれてきたことが性にあわなくて、この作品を読んでもまた疎外感を感じたりするのかもという気もしていたけど、登場人物が「楽しいって思う人はお化粧して、楽しくないって思う人はしなくてもよくなったらいいのに」って言ってて安心できた。人と同じであることが正しいとしない、まさに多様性を描いていることで読み手を拒絶しないでくれる。 人と人が惹かれ合うこともひとつのかたちに決まっていない、幾つになっても新しく始めることはできる、他にもいろんな希望を感じた。 絵も素晴らしい。お年寄りのイラストって結構難しいんじゃないかと思うんだけど、可愛らしく若々しく、お化粧に目覚める前の場面では同じ人物なのにもう少しお年を召した雰囲気に描かれていて、描き分けが多岐にわたっていてすごい。 これからも楽しみ。
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自分が楽しいんが一番ですから! 楽しいなあ思う人はして、楽しないなあ思う人はしなくてもよくなったら、いちばんええのにって思うわ もっとよう知りたいなあ思うたんです なにがそない楽しいんか なにがそないきらいやったんか
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試し読みがすごく良かったので発売したら買う。 大人の女性の百合漫画。 楽しみ。 夫を亡くした女性が重要な他者からの否定(夫の「ばあさんが着飾ってどうする」という軽口など)によって削られてきた自己肯定感を取り戻していく話。 そのためのツールが化粧であり憧れの素敵な女性。 『作り...
試し読みがすごく良かったので発売したら買う。 大人の女性の百合漫画。 楽しみ。 夫を亡くした女性が重要な他者からの否定(夫の「ばあさんが着飾ってどうする」という軽口など)によって削られてきた自己肯定感を取り戻していく話。 そのためのツールが化粧であり憧れの素敵な女性。 『作りたい女と食べたい女』に通じる安心感。 化粧に興味がなくても安心して読める。 化粧をすることが良いのではなく、自分で自分を自分のためにケアできるのが良いこと。 セリフで説明しない、小物や場面が良い。 上品でおしゃれな芳子さんの足元は立ち仕事がしやすいシューズとか、食事の変化(子育て中は手作り、夫と二人は配食弁当、ひとりになったらスーパーのお惣菜)とか。 言葉の選び方も。 客は夫を主人と呼び、店主はお連れ合い様と呼ぶ。それぞれのあり方が見える。 女性、特に大人の女性の言葉は否定の語彙が貧しいけれど、関西言葉の豊富な語彙がジェンダーや年齢の壁をスルッとこえてナチュラルに罵倒できているのがとても良い。 重要なアイテムのはずのスイートピーがスイートピーっぽくないとこだけ残念。 花の形は多分スイートピーだけど丈や鉢とのバランスでパンジーみたいになってる。 画像検索して描いたのを縮小したような印象。
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