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縁結びカツサンド の商品レビュー

3.8

26件のお客様レビュー

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2023/09/11

商店街の片隅に三代続くパン屋「コテン」。三代目店主の和久と商店街の常連客など訪れる人たちとのパンを通しての機微をほんわか描く短編4話。まごころドーナッツでは真ん中の穴が大切なのです、人の真ん中は心、つまり真心と婚約中の彼との関係に悩む女性に解く和久。この話が一番残った。占い師の魔...

商店街の片隅に三代続くパン屋「コテン」。三代目店主の和久と商店街の常連客など訪れる人たちとのパンを通しての機微をほんわか描く短編4話。まごころドーナッツでは真ん中の穴が大切なのです、人の真ん中は心、つまり真心と婚約中の彼との関係に悩む女性に解く和久。この話が一番残った。占い師の魔縫さんが凄く印象的。カレーパン、コロネ、表題作の縁結びカツサンドと食欲をそそる美味しそうなパンが出てきた。そう言えば、やはり大手メーカーの菓子パンよりベーカリーのパンの方が美味しそうだといつもどれにしようか迷ってしまう。

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2023/08/08

小さなパン屋を中心に、商店街の息づかいが聞こえてくるほっこりとした時間と余韻。 寝る前やカフェで読むといいかも。

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2023/08/02

東京駒込の商店街にあるパン屋『コテン』の話。おじいさんが店を始めて、今は孫である三代目が奮闘中。ドーナツ、カレーパン、コルネ、カツサンド、それぞれにまつわる人情話が連作短編の形で収録。すらすら読めるが、この手の話も多くなったから、新鮮味にかけインパクト不足かな。

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2023/06/08

 各話が少しずつ繋がっていくのが楽しい。3話の花ちゃんのお母さんの正体にびっくり、お父さん登場に二度びっくりでした。

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2023/05/05

昔ながらのパン屋さん、ベーカリーコテン。そこの迷える3代目とお店を訪れる客たちのお話。 迷ったとき、来店した客にパンが、パンが結んだ縁が力をくれる。

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2023/04/21

書店で買おうか悩んで、ポップに惹かれて購入。 うらら商店街に佇む、昔ながらのパン屋さん「ベーカリー・コテン」が舞台というかキーになってお話が進められた。最初は物足りないかと思っていたけれど、悩める三代目がだんだんと頼もしくなり、いい商店街の絆が見れた気がした。

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2023/01/28

新年早々素敵な本と出会えました。知らない作者さんで、本屋さんにてふと手に取った本が思いの外良かったってラッキーと思えます(⌒▽⌒)これだから読書はやめられません。 パン屋さんが舞台?でとっても良い言葉や行動、思考現実にも役に立つ事を知り嬉しくなりました。 パンを食べたくなります。...

新年早々素敵な本と出会えました。知らない作者さんで、本屋さんにてふと手に取った本が思いの外良かったってラッキーと思えます(⌒▽⌒)これだから読書はやめられません。 パン屋さんが舞台?でとっても良い言葉や行動、思考現実にも役に立つ事を知り嬉しくなりました。 パンを食べたくなります。また、人と人との絆の大切さを改めて気付かされました。お勧めしたいです!

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2023/01/22

青森移動の新幹線で時間が結構あいたので購入。 全体の流れと商店街のほっこり具合もだけど地元のパン屋さん行きたくなるよね。最後のお話はやっぱりほっこりだしちょっと泣きそうになってしまった。よきお話。だし大切なお話

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2023/01/19

駒込うらら商店街にあるパン屋さん「コテン」の三代目が、お店を訪れる人たちとの繋がりの中から自分の原点に気づき、悩みも戸惑いも乗り越えていく。 少しずつ変わっていく三代目の姿や、一代目の「鬼八」さんから代々受け継がれる、頑固な絆にジワッと感動が込み上げる。 「銀座『四宝堂』文房具...

駒込うらら商店街にあるパン屋さん「コテン」の三代目が、お店を訪れる人たちとの繋がりの中から自分の原点に気づき、悩みも戸惑いも乗り越えていく。 少しずつ変わっていく三代目の姿や、一代目の「鬼八」さんから代々受け継がれる、頑固な絆にジワッと感動が込み上げる。 「銀座『四宝堂』文房具店」を読んだときにも感じた、タイパ・コスパも大事だけど、心の通った仕事って素敵だなってこと。 本のタイトルでもある、最後の「縁結びカツサンド」のお話の中でもまた、同じことを考えさせられた。偶然か、ドラマ「女神の教室」でも、似たようなシーンがあった。 少しずつ、時代の潮流が変わっているということか、それとも、時代やトレンドが遷り変わっても、本当に大切なことは変わらないということか。 お客さんたちの、つながりもまたおもしろい。そこここに伏線…というべきか、仕掛けというべきか、ヒントが散りばめられていて、点と点が繋がっていくのも、「あ、これってなんだったっけ!?」と探していくのもおもしろい。あぁそうか、これも“縁”か。 素朴な印象の表紙カバーも、ほっこり。 冬森灯さんの作品ははじめまして。「うしろむき夕食店」も、いつか読みたい。

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2023/01/12

自分がしたことは良くも悪くも全部自分に返ってくる。いろんな縁が回り回って繋がるいい人たちの話。 あまりにもいい話すぎて少し物足りなかったので星は3つ。

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