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いけない の商品レビュー

3.6

310件のお客様レビュー

  1. 5つ

    44

  2. 4つ

    125

  3. 3つ

    109

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    3

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2023/03/03

1.おすすめする人 →謎解きしながら読みたい、一冊を深めたい 2.感想 →誰がどうしたのか分からず、  謎解きが中途半端なまま読み終え、ネタバレ!  話はテンポよく進んでいくため、読みやすい。  ラスト1ページで覆るというよりも、  じわじわ想像を膨らませて  分かっていくと...

1.おすすめする人 →謎解きしながら読みたい、一冊を深めたい 2.感想 →誰がどうしたのか分からず、  謎解きが中途半端なまま読み終え、ネタバレ!  話はテンポよく進んでいくため、読みやすい。  ラスト1ページで覆るというよりも、  じわじわ想像を膨らませて  分かっていくというイメージ。

Posted byブクログ

2023/03/03

 頭空っぽにして読んでほしい作品です。読みすすめると、どこかで必ず衝撃がはしるでしょう。実際、私も二転三転ひっくり返りました(笑)主観、固定観念を逆手にとった見事などんでん返しだと思います。  この話の面白い部分は、どんでん返しだけではなく、読者が謎を解く必要があることです。  ...

 頭空っぽにして読んでほしい作品です。読みすすめると、どこかで必ず衝撃がはしるでしょう。実際、私も二転三転ひっくり返りました(笑)主観、固定観念を逆手にとった見事などんでん返しだと思います。  この話の面白い部分は、どんでん返しだけではなく、読者が謎を解く必要があることです。  『謎を解いて下さい』と著者が語っているわけではありません。ただ、曖昧な表現とぼやけて見える真相が読者の謎を解きたい気持ちをくすぐるのではないでしょうか?  各章のラストに写真が載せてありますが、写真が全ての謎を解明してくれるわけではありません。  「まだ、読んでないよ!」という方は、うっかり写真を見ないように気をつけて、まずは楽しんで読みましょう。その後にどういうことだろう?と思う部分を探偵のごとく解いてみることです。  初めて読んでからしばらくして再読すると、真相が違ってみえてくるかもしれませんね。    作中何度もあるどんでん返し、再読の価値がある面白さに星5です!!

Posted byブクログ

2023/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1回では全然理解できず2回読み、なんとか謎解きができたと思う。画像1枚で物語の深みがグッと増すような、新しい読書体験を満喫でき、次回作も読んでみたくなった。 人々の美しい助け合いや幸せの裏に、隠蔽された殺人や罪が潜んでいる、そんな世界を子供に「平和」と呼ばせてしまう趣味の悪さが素敵。

Posted byブクログ

2023/02/26

ラスト1ページで!が帯に踊っており、早く早くと読み進め過ぎたのかオチがスっと理解出来ず書評を見に行ってしまった(泣 絵や写真を使いながらの展開は斬新でした。

Posted byブクログ

2023/02/26

新しい読書体験ができることはもちろんミステリーとしても楽しめた。 考察サイトを見て、なるほどと思えたり、考えられているなと思った。ただ自分にとっては写真の意味を理解するほどの知識を持ってなかったので、もっと勉強します(泣) 第二弾も読んでみようかと考えてます

Posted byブクログ

2023/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まず各章を読む 各章末の写真を見る ラスト1ページで物語が姿をかえる 文庫本にはこんなかんじのあらすじが書いてたのですがハードカバーにはそれがなく。 (恐らく帯にあったのかな) 完全に勘違いをして4章全て読んだあとに全ての写真を見たら巻末ラスト1ページの解釈がかわる、なんて思ってしまっていた。 なんて凡ミス笑 なので各章読んでイマイチスッキリしないなとは思ってたけどこれも最後に伏線回収されるぞ!なんて期待したら は? で終わってしまい、最後の白紙はともかくじゃあ他の写真は?全部繋がってるんでしょ?!と見てもちんぷんかんぷんでこちらのネタバレ拝見して、あ、なるほどね…と理解できました。 ただ断定ってされてないこと多くないかなぁ。 前後で恐らくこうだろうって推理が必要かと。 ちょい期待大で読んでしまったので自分でスッキリできず残念。 でも各章末ごとに写真で真相判断は果たしてできてたか?と言われると微妙なとこ… 皆さんの考察ありきでした。

Posted byブクログ

2023/02/24

とてもよく考えられているミステリーでした。 とてもよく考えられすぎて、各章ごとでは、私には難しかったです。 4章の短編から構成されています。各章で、事件が発生します。文章だけでは、推理は難しく、最終ページにキーワードとなる写真が挿入されて、謎解きのヒントになります。 各章のタイト...

とてもよく考えられているミステリーでした。 とてもよく考えられすぎて、各章ごとでは、私には難しかったです。 4章の短編から構成されています。各章で、事件が発生します。文章だけでは、推理は難しく、最終ページにキーワードとなる写真が挿入されて、謎解きのヒントになります。 各章のタイトルと写真から、推理するのですが、そこでも、すっきりわからず。最終章まできて、ようやく納得しました。3回くらい読むとすっきりするかと思います。 遊び心ある作品です。 書き下ろしでなく、雑誌等で発表されていたようですけれど、そんな途中で放置されていたら、かなり悩んだと思います。

Posted byブクログ

2023/02/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

道尾秀介先生の中編集。道尾秀介作品はいくつか読みましたが、帯の文句に惹かれて購入。 ラスト一ページ、もう一つの真相。 第1章を読み終え、巻末を読み・・・。あれ?ちょっとまてよ?ともう一度ページを遡り。 いや、おかしいなぁ?と少しずつ謎が晴れていき。 表紙の折り返しにヒントもありますが、真相がわかった時は鳥肌ものです!! こんなにも読者に考えさせて、また考えれば推理できる丁度心地の良いトリック。 久しぶりにミステリーで清々しい気持ちになりました(実はそんな作品では無いのですが(笑) 物語の締め方も道尾秀介のいい意味で悪い部門が存分に発揮された傑作だと思います。 以下、ネタバレ含みます。 最後の便箋の写真。真実は何も書かれていなかったという事。つまり邦夫の妻は何も書かなかったという事です。そして邦夫は武梨の便箋を誤って破り捨てます。第三章で被害者のメモに加筆した真実や第1章で隈島が車に轢かれた(第1章の章末の写真より、邦夫が家から出た場合、右から轢かれる事はあり得ないという事がわかります)事実を綴った便箋も破り捨てられます。 2章の写真ではHと書かれた服を着た少年が写っており、カーが殺される寸前に彼に助けられている事がわかります(結果、相手を崖から突き落としているわけですが。) つまり、殺人を犯した全員が生きている、捕まる事がないというダークな結びを爽やかに描いている作品になります。

Posted byブクログ

2023/04/13

全くネタが分からず残念です!ネットのネタバレを見て「ほー」と言う感じで情けない限りでした! 私には、普通の小説が向いてますね・・・・・涙

Posted byブクログ

2023/02/20

新しい形のミステリー。話を読んだ後の最後に示される写真で物語がひっくり返る作り。 大体は文章でも隠された謎がわかったが、『絵の謎に気づいてはいけない』の章については、最後までわからず。絵を見てようやく理解がついた。 中々ダークな物語。

Posted byブクログ