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定本 本屋図鑑 の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2024/07/13

 おしゃれな本屋や名物本屋を紹介する本かな、それにしては厚い、と思ったら、厚いだけではない熱い本だった。図鑑だった。このアツさを受け止められるだけの本屋愛を、正直なところ私は持ち合わせていないなと感じた。私の本屋道まだまだこれから……。一方夫は涙を流しながら(誇張)読んでいた(別...

 おしゃれな本屋や名物本屋を紹介する本かな、それにしては厚い、と思ったら、厚いだけではない熱い本だった。図鑑だった。このアツさを受け止められるだけの本屋愛を、正直なところ私は持ち合わせていないなと感じた。私の本屋道まだまだこれから……。一方夫は涙を流しながら(誇張)読んでいた(別に業界人でもなんでもない)ので、全国の本屋好きに届いてほしい。  そんな私でも、本屋さんの歴史や、留萌ブックセンター開店の物語など、読み応えがあった。

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2024/06/28

『本屋図鑑』から9年。 すでに閉店しているところもあるけど こうして記録に残るのがせめても…。 なくなるものあれば、生まれるものあり。 その後、新しく誕生したお店を追加して 全76店の「図鑑」になりました。

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2024/02/17

夏葉社の島田代表を中心とした編集部による力作。 47都道府県の個性豊かな書店を紹介するだけでなく業界の歴史や流通の流れも詳しく述べられている。 充実した内容で圧倒される。 図書委員の中学生の作文に感動する。

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2024/06/21

▼日本各地の大小さまざまな「新刊書店さんたち」を訪ね歩いて、基本1ページ1店舗で紹介する「図鑑」(写真ではなくイラストで各店舗を描くのがかわいくて秀逸)。それに「本屋の歴史」や「本屋をめぐる情報的エッセイ」をまぶしたもの。 ▼どうやら2013-14あたりに出た同出版社の「本屋図...

▼日本各地の大小さまざまな「新刊書店さんたち」を訪ね歩いて、基本1ページ1店舗で紹介する「図鑑」(写真ではなくイラストで各店舗を描くのがかわいくて秀逸)。それに「本屋の歴史」や「本屋をめぐる情報的エッセイ」をまぶしたもの。 ▼どうやら2013-14あたりに出た同出版社の「本屋図鑑」「本屋会議」の2冊をニコイチに合体再編集したもののようです(この本は「定本本屋図鑑 」だそうで)。 ▼とにかく、面白かった。本好きにはたまりません。たまに涙出るくらい感動もします。これは素敵な本。中身だけじゃなくて、装丁や作りや活字、全部が「ああ、これ作っている人は本が好きだなあ」という仕事になっています。「本を贈る」以来のそういう感動でした。 ▼大みそかの夜に読了。良い一年でした(笑)。

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2024/09/06

まちの本屋さんについて書かれた本が好きです。 書店員さんの熱意がぐつぐつしたポップや、お店独自の分類、同じ人文系の棚であっても、お店によって違う品揃え。 刷りたてホヤホヤの新刊本から、自分の好みを発掘する楽しさ。 旅先で入った本屋さんで、オリジナルのブックカバーやしおりが貰えると...

まちの本屋さんについて書かれた本が好きです。 書店員さんの熱意がぐつぐつしたポップや、お店独自の分類、同じ人文系の棚であっても、お店によって違う品揃え。 刷りたてホヤホヤの新刊本から、自分の好みを発掘する楽しさ。 旅先で入った本屋さんで、オリジナルのブックカバーやしおりが貰えると、どこでも売っているようなヒット作や古典も特別なお土産になるのも素敵。 そんなワクワク感を再認識できる本です。 棚をじっくり見る、の章とか、書籍の並びや流れのこだわり、特化したジャンルについて紹介されていてマニアックで面白かった〜 ゆるい挿絵も良き! 本は本来の価値よりも、ずっとずっと手頃な値段で世の中に出回ってる。 文字と印刷、という重大な発明の結晶。すごいことだと思います。

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2023/07/23

刊行されていることは前から知っていたけど、なんとなくのタイミングで手に取った。 就職前後は、有名書店さんをあちこち訪ねたなあ。最近話題の独立系書店には全然行けてない。 せっかく東京にいるんだからもったいないな。 それはともかく、本著は、本との記憶を思い出させてくれた。 未就学...

刊行されていることは前から知っていたけど、なんとなくのタイミングで手に取った。 就職前後は、有名書店さんをあちこち訪ねたなあ。最近話題の独立系書店には全然行けてない。 せっかく東京にいるんだからもったいないな。 それはともかく、本著は、本との記憶を思い出させてくれた。 未就学児のときに回転塔の絵本を買ってもらった、病院内の書店さん。小学生の時の流行りのティーンズ文庫や、中学で分厚い本(白夜行)に挑戦した近所の書店さん。高校のときに野球にハマって、自転車で週べとプロ野球aiを立ち読みしに行った、あの書店さん。 実家の母に聞くと、近所の書店さんはずっと頑張っていたけど、最近ジムに業態変更したのだとか。 今はつい品揃えを重視して大型書店に行きがちだけど、当時は地元の書店さんでも、ちゃんと好きな本を選べていたなぁ。 あれはあれで、幸せな記憶だった。

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2023/02/13

ほんとに図鑑。町の本屋さんから大型書店、他の要素の入った本屋さんと、色々。 子供の頃は必ずと言っていいくらい、絵本もらったり読んだりしてるはずなのに、なんでほとんどの人は本に興味無くなるんだろ。

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2022/11/22

『本屋図鑑』『本屋会議』ともに既読。 改めて読む部分が多かったが、それでも面白かった。 個人的な白眉は『本屋原論』。 様々なもやもやが言語化された。

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2022/10/07

『本屋図鑑』と『本屋会議』に新規1章を加えたもの。 取り上げられている本屋はいずれも魅力的で、近隣であれば少し足を延ばして、遠方であれば旅行の際に、などと楽しめる。

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2022/09/23

日本各地の本屋とその記憶。優しいイラストと丁寧な目線で本屋を紹介しています。いつまでもそこにあって欲しいと思う本屋ですがいつかは閉店してしまう、そしてまた新しい店も出来る。そんなサイクルを感じました。

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