なぜ「星図」が開いていたか の商品レビュー
松本清張没後30年。清張ミステリはここから始まった。表題の「なぜ星図がひらいていたか」をはじめ、「顔」、「殺意」、「反射」、「市長死す」、「張込み」、「声」、「共犯者」の8編、巨匠・清張初期の傑作短編集。
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「なぜ『星図』が開いていたか」 「市長死す」「張込み」が良かった。 基本的に人が人に殺意を抱く、殺人を終えた後に隠して生きている状態で始まるのだが、見せ方にバリエーションがある。 長編を読んだことがないのだが、もっと濃いのだろうなと想像がつく。
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松本清張の初期の推理短篇集。動機やアリバイなどを重視して地道な捜査活動で犯人に辿り着く手法は探偵小説と違い、意外なところから明らかになって終わりがスッキリする。どれも面白いが、特に「顔」「殺意」「声」が良かった。短篇で読みやすいので初めての人におすすめです。
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