南洋の日本人町 の商品レビュー
本の全体的な感想は、日本が南洋を飛び出していった歴史の全容を振り返って学びたい人向けには適していると思う。けれど、戦国時代の日本の南洋進出と戦前の日本人の南洋進出を一つ一つ対象を絞って学びたい人にとってはこの本は不向きかもしれない。 私は、戦国時代後期、江戸時代初期の日本人の南洋...
本の全体的な感想は、日本が南洋を飛び出していった歴史の全容を振り返って学びたい人向けには適していると思う。けれど、戦国時代の日本の南洋進出と戦前の日本人の南洋進出を一つ一つ対象を絞って学びたい人にとってはこの本は不向きかもしれない。 私は、戦国時代後期、江戸時代初期の日本人の南洋を中心に学んでいくと期待して本書を購入したが、戦前のからゆきさんの内容が大半を占めていたので買って損したという気分になった。よって、☆☆を付ける。 この本を学んで私が非常に興味を持った点は2つある。1つ目は、からゆきさんと呼ばれる売春婦達の生き様である。彼女らは、奴隷や自らルソンやカンボジア、マレーに旅立ち日本町に滞在した。そして、祖国日本のために売春をしてお金を稼ぎ祖国に送金して当時の明治政府の日本の発展の資金の増しに役立てた。最後には、孤独に異国の地に寂しく簡素な墓に埋没する結末には虚しくなる。2つ目は、南洋に築かれた日本町にあった床屋やホテル、旅館のサービスの質がとても現地の人に好評を得た。日本は昔からサービス精神が旺盛で、おもてなしが行き届く気配りができていると改めて日本人として感心した。
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いまいち。久しぶりに途中で読むのをやめた本。図書館で借りてきた本でよかった。 描き出す対象にとても興味があって手に取ったものの、厳密な歴史学的な考証に基づいているわけではなく、かといってルポルタージュ的な面白さもない。立ち位置が中途半端すぎる。 文章の途中でいきなり現地に飛んで...
いまいち。久しぶりに途中で読むのをやめた本。図書館で借りてきた本でよかった。 描き出す対象にとても興味があって手に取ったものの、厳密な歴史学的な考証に基づいているわけではなく、かといってルポルタージュ的な面白さもない。立ち位置が中途半端すぎる。 文章の途中でいきなり現地に飛んでいたかと思えば、突然歴史的な記述が続く。全体に哀愁が漂っている文章からは、著者の思いはにじみ出ているが、読みにくくて仕方がない。
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