べつに怒ってない の商品レビュー
いい意味でおもしろくないエッセイだと思った。エッセイって、何の変哲もない生活とその中で巻き起こる思考をちょっぴりオチを付けてまとめたものだと勝手に思っていた。けど、これはそのオチがほぼなかった。つまり、全然おもしろくないのである。正直ちょっと眠くなりながらなんとか読んだ。おもしろ...
いい意味でおもしろくないエッセイだと思った。エッセイって、何の変哲もない生活とその中で巻き起こる思考をちょっぴりオチを付けてまとめたものだと勝手に思っていた。けど、これはそのオチがほぼなかった。つまり、全然おもしろくないのである。正直ちょっと眠くなりながらなんとか読んだ。おもしろくはないけど、本を出すような作家でもこんなおもしろくないことをつらつら考えながら生きているのかと思うと、なんだか元気が出るのだった。
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武田砂鉄さんの本は定期的に読みたくなる。 武田砂鉄さんを浴びたくなる。 雑誌か何かの連載コラムをまとめた一冊。 ちょっと斜め上の視点をもって、日常の「なんでもないこと」「だからなに?」を思われることを綴った一冊。ひとつひとつが短く読めるので電車での読書に丁度良い。 ・傘をさ...
武田砂鉄さんの本は定期的に読みたくなる。 武田砂鉄さんを浴びたくなる。 雑誌か何かの連載コラムをまとめた一冊。 ちょっと斜め上の視点をもって、日常の「なんでもないこと」「だからなに?」を思われることを綴った一冊。ひとつひとつが短く読めるので電車での読書に丁度良い。 ・傘をさした人同士がすれ違うことに対するマナーが気になる砂鉄さん。 ・喫茶店でケーキを頼んだらことごとく売り切れになっている砂鉄さん。 ・新幹線の駅弁をいつ食べるのが最適か。品川を過ぎたら食べるか、新横浜を過ぎたら食べるか。 私は小学校の卒業式でクラス全員が号泣している中、そんな泣く気になれなかったのだけど、砂鉄さんも同じような人だと思う。そんなところが惹かれるのかもしれない。
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緩いエッセイ。一つの話が見開き2pに収まっているので何と言うこともなく読み終わる。でもきっと自分では書けない。そういうタイプの話。
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全部が全部面白いわけじゃないんだけど、読み終わってから、武田砂鉄ってさ、と人に語りたくなるエピソードがある。 その一つは、題名にもなってる「別に怒ってない」 喫茶店で背中からスパゲッティをぶちまけられても、待ち合わせに2時間遅れられても、「別に怒ってない」 なんで怒らないんです...
全部が全部面白いわけじゃないんだけど、読み終わってから、武田砂鉄ってさ、と人に語りたくなるエピソードがある。 その一つは、題名にもなってる「別に怒ってない」 喫茶店で背中からスパゲッティをぶちまけられても、待ち合わせに2時間遅れられても、「別に怒ってない」 なんで怒らないんですか!と言われても、怒っても1ミリもいいことがないから、らしい。 ムッとするけど理性で我慢するってことはまぁあるとは思うけど、武田砂鉄はそもそも怒るっていう感情が湧かないらしい。 変な人笑 もう一つ。 「エレベーターの中」 エレベーターに入っても、その前の話を続ける人にたじろぐ話。 「大福って歩きながら食べると口の周りに粉がついてるんじゃないかって心配になるよね」とさっきの話のどうでもいい続きをエレベーターに入っても話す人。こちらが黙っていると「ねえ心配にならない?」とさらに聞いてくる。 エレベーターの中の10人の中で、今一人だけが問われている。だから話を早めに終わらせるためにキッパリ「いや、別に気にならないね」 ところが、エレベーターの中の雰囲気が変わる。みんな聞き耳を立ててる。その雰囲気から一気に自分の立場が劣勢になったのを感じる武田さん。 やはり気になると方向転換したいところだが、最短の会話で終わらせるしかない…。 「食べ終わったら、自然と唇を舌で舐めたりするものだし、粉,取れてると思うよ」 …そうか? という張り詰めた空気に包まれるエレベーターの中。 声出して笑って読んだ。 武田砂鉄好きだわ。
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ゆるゆるとした日常のあれこれ。 そんな何気ないトピックを この本の厚みの分だけ膨らませて語れるなんて 本当に毎日 いろんなことを考えているんだと思う。 何気なさすぎて読後感はほとんどない。 けどそれが良いところなのかも。
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ぼーっとしながらでも読めて、気持ちが少し楽になりました。 いろいろな角度からの話、共感できるところもあって、ちょっと安心しました。
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佐藤亜沙美さんが装丁を担当されていて手に取る。 自分にとって、良い条件の喫茶店とは、各々が自由気ままに過ごしているかどうかで、全員がパソコンをパチパチ打ちつけるような、どこかのオフィスに迷い込んだ気になる喫茶店からは足が遠のく。カバーをかけずにミステリー小説を読みふけり、物語...
佐藤亜沙美さんが装丁を担当されていて手に取る。 自分にとって、良い条件の喫茶店とは、各々が自由気ままに過ごしているかどうかで、全員がパソコンをパチパチ打ちつけるような、どこかのオフィスに迷い込んだ気になる喫茶店からは足が遠のく。カバーをかけずにミステリー小説を読みふけり、物語が終わろうとするあたりにさしかかっているので没頭している人が居座る喫茶店や、10分前から一点を見つめたまま動かない人が佇む喫茶店を好む。 あとがき 今日、特に何もしなかったな、という日がある。 実際には、けっこう色々しているんだけど、実際どうだったかなんて関係なく、とにかくそう思う日がある。割と好きな一日にカウントされる。
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こういう、他人の思考をボケっと読む、次に繋がらないエッセイ大好き わかるわかる!と笑って手を叩く時もあれば、うーん考えすぎでは?と急に手のひらを返したくなる時がある。でもどのエッセイも最後の一文まで秀逸 細かなエッセイが123本もあるのは本当に考えすぎのプロだ。お見逸れしまし...
こういう、他人の思考をボケっと読む、次に繋がらないエッセイ大好き わかるわかる!と笑って手を叩く時もあれば、うーん考えすぎでは?と急に手のひらを返したくなる時がある。でもどのエッセイも最後の一文まで秀逸 細かなエッセイが123本もあるのは本当に考えすぎのプロだ。お見逸れしました
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ゆるくて良かった 人を見て妄想しちゃう感じがすごい分かる あとなぜかこの人女の人だと思ってた、びっくり
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マットの耳の感覚を取り戻したのは何十年ぶりだろう、確かにまだ手触りや匂いを覚えている。大共感。 このエッセイの楽しみ方の一つとして、各タイトルをテーマに自分なら何を書くか考えるのを提案したい。どうとでも解釈できるテーマなので、何らか引っかかるエピソードがあるんじゃないか。砂鉄さん...
マットの耳の感覚を取り戻したのは何十年ぶりだろう、確かにまだ手触りや匂いを覚えている。大共感。 このエッセイの楽しみ方の一つとして、各タイトルをテーマに自分なら何を書くか考えるのを提案したい。どうとでも解釈できるテーマなので、何らか引っかかるエピソードがあるんじゃないか。砂鉄さんの文章に触発されて思考がぐるぐる回る快感が得られる。 観察と思考に勝る娯楽なし。
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