ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス の商品レビュー
装丁が美しかったのと タイトルから 怪獣に捕まった人間が従者にさせられて ヤダヤダ思ってたんだけど いつの間にか怪獣と心通わせちゃって 二人で世界を救う みたいな話だと勝手に思ってた ちょっと違った いやだいぶ違った 少々退屈な部分もあるけど あんまりファンタジック過ぎないし...
装丁が美しかったのと タイトルから 怪獣に捕まった人間が従者にさせられて ヤダヤダ思ってたんだけど いつの間にか怪獣と心通わせちゃって 二人で世界を救う みたいな話だと勝手に思ってた ちょっと違った いやだいぶ違った 少々退屈な部分もあるけど あんまりファンタジック過ぎないし 児童書らしい突拍子もない感じなんかは なかなか楽しめた しかし読んだことを忘れてたな 星はフツーの3つ
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完結せずに亡くなったミヒャエル・エンデの遺稿を語り継いだ作家の翻訳 まあエンデの世界観をjunaida氏がこんなに偏愛してたとは… まあ絵柄は合ってるよな、確かに
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エンデが残した物語のはじまりが、次の物語の語り手に引き継がれて見事に完成された。junaidaの絵の雰囲気もぴったり。「だれでもない庭」を引っ張り出して比べてみたが、やはり翻訳なので比較のしようもない。ああ、もっとドイツ語を勉強しておくんだった。
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ミヒャエルエンデの未刊の作品をフロイントさんが引き継いで完成した作品。恐れを知らないクニルプスが悪に憧れてロドリゴラウバインに従者として志願するが、盗賊騎士として恐れられている彼は実は。という話し。エンデのお話はモモとはてしない物語しか読んでないが、面白いけど何か難しい話だなあと思っていた。今回は恐れがテーマで、このままいくとただただ難しい話になりそうなところをフロイントさんがエンデの意志を損なわず物語としてうまくまとめてると思う。個人的にはロドリゴとオウムが気にいった。面白かった。
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また大好きな1冊に出会えました*.° ページをめくる度にどきどきわくわくして、どの登場人物もおもしろくて、ミヒャエル・エンデの世界は本当に楽しい
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お話の世界にどっぷりつかれる児童書。装丁、イラストもお話の世界観にぴったり。 児童書とはいえ、大人もこの贅沢な物語の世界を十分に堪能できる内容でした。
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恥ずかしながら、初エンデ。 子ども向けと、侮るなかれ! 次から次へと起こるハプニングを、最後にサクッと回収してしまう小気味よさ。 クスッと笑えたり、ホッコリしたり、終始楽しかった! 文体もすごく好き。 途中までがエンデが書き残したもので、残りは別の作家さんが描いたものなんですって...
恥ずかしながら、初エンデ。 子ども向けと、侮るなかれ! 次から次へと起こるハプニングを、最後にサクッと回収してしまう小気味よさ。 クスッと笑えたり、ホッコリしたり、終始楽しかった! 文体もすごく好き。 途中までがエンデが書き残したもので、残りは別の作家さんが描いたものなんですってね。 最後まで違和感なかったです。
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junaidaさんの絵、ストーリー、キャラクター、どれも素晴らしいですが、木本栄さんの翻訳が大きな役割を果たしていると思います。
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junaidaさんの表紙に惹かれて読んだ本。 挿絵も物語のイメージを広げるのにとても良い。(単色だから、邪魔することもない) ミヒャエルエンデの書き残しに追記して完成された物語。 1人1人が愛すべきキャラクタで、思わず応援したくなる。 10歳くらいになれば楽しめそうな物語。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ミヒャエル・エンデの第3章までの遺稿に、ドイツの児童文学作家ヴィーラント・フロイントが続きを書き足して完成させた1冊。 junaidaの挿絵も、表紙の金文字もカバー下の装丁も美しく、豪華な本ではある。エンデの遺した物語の先が読めるというのも誠に贅沢、なのだけれど、やはり読後感としては物足りなさがある。 4章以降にも、エンデらしいフレーズやモチーフが散りばめられ、それらへのリスペクトも感じられる。物語の展開としても無理がないと納得することができる。 けれど、エンデの児童文学作品を(それが『魔法のカクテル』のようなスケールの小さなものでさえ)、読んだ後は必ずと言っていいほど訪れる感覚──いま、本当のファンタジーを読んだ、とでもいうような感覚、そして、ではファンタジーとは現実とは一体何なのだろうという思索に導くような感覚──が、本書では感じられなかった。 エンデの不在により、エンデの力や奥深さを改めて感じさせられる1冊だった。
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