学校に行けない「からだ」 の商品レビュー
不登校について、私が思っていたところとだいたい同じで、理論的にちゃんと裏付けがあって、勉強になった。
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http://www.toshobunka.co.jp/books/detail.php?isbn=ISBN978-4-8100-2767-9 , https://morotomi.net/
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身体の変容、自明性の喪失、違和感やプレッシャーと無気力。どうして、その生活様式を強いられるのか。強いられなければ、できなかったというネガティブな結果はない。毎日、学校に行かなければならず、毎日、集団に溶け込むか、向き合うか、そんな登校ノルマが無ければ、不登校も劣等感もない。サピエ...
身体の変容、自明性の喪失、違和感やプレッシャーと無気力。どうして、その生活様式を強いられるのか。強いられなければ、できなかったというネガティブな結果はない。毎日、学校に行かなければならず、毎日、集団に溶け込むか、向き合うか、そんな登校ノルマが無ければ、不登校も劣等感もない。サピエンスにおける社会性獲得のために認知共有と役割分担、その手段を学ばねばならない。また、偏差値等計測可能な指標に基づき、効率的に社会リーダー層を選択していく事が有効。学校教育はそうした機能面から設けられた制度で、それを強いられる学生である期間は苦痛にもなるだろう。同じ境遇の仲間意識が救いにもなるが、しかし、同時にヒエラルキーの競争が歪みとイジメを助長する。人生は大部分が社会性というレールの基に形成され、義務教育から外れる事はその脱線とも言える。だから、焦るし、劣等感も感じるはずだ。 行けば良い。が、行く意味も分からない。行く気力もない。周りがバカに見え、またある時は悪意、偽善の集合体にも見える。そんな不可解に帰属するのは怖くて、しかし感情を説明できずに引き籠る。 子ども達にとっての正論、親には安心感。そんな薬のような本著が何か役に立つのだろうか。お互い、とっくに乗り越えて分かっているならば、気休めである。まあ、世の中のコンテンツは全て気休めと言えば気休め、脱線した無軌道な人生にコツンと正方向に差し向ける小石が当たった所で、レールに上手く車輪は嵌まりはしない。多勢が選ぶ社会に染まらず、自分なりの思考や感性を磨けば良い、とも思う。サピエンスの社会にはその寛容性がある。
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不登校をからだの変容の視点からとらえているのが参考になった。多くの学校関係者に読んでもらいたいです。
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すごい!これすごい! 不登校に悩んでる親も子どもも 先生もみんなよんでほしい。 不登校を経て 今がんばってる我が子にも 読んでほしい。
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