「カルチャー」を経営のど真ん中に据える の商品レビュー
組織風土を重視しないとどうなるかの例を示して注意喚起し、では何をどうしていくべきかが後半で語られる。赤城乳業の言える化はユニークだなと思った。個の限界を知る→同僚に助けを請う→同僚への相互の尊敬の念が生まれる。多様性を認めるということは画一的な処遇と決別すること。
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勉強になる。組織文化と組織風土の違いと捉え方が体系的に整理されている。 1)組織文化は会社を問わず、共通性・普遍性が高い。それに対し、組織文化は会社ごとの個別性・独自性が高い。 2)組織風土は環境や状況から生まれる。それに対し、組織文化は成功体験とその背景にある信念や価値観から生まれる。 3)組織風土は自然発生的・無意識的である。それに対し、組織文化は自覚的・意識的である。 4)組織風土には「良い・悪い」がある。それに対し、組織文化には「強い・弱い」がある。 5)組織風土は会社の土台(心理的基盤)である。それに対し、組織文化は会社の競争優位に直結する。
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読書会の課題図書だったので購入。 普段このジャンルは平積みしか読まないけれど、 とても分かりやすいとクチコミにもあった通り、 組織論が例を示してとても分かりやすく系統立てて説明されています。 組織風土、組織文化、そして現場力。 このわかるようで分からない混同されがちな曖昧な言葉が...
読書会の課題図書だったので購入。 普段このジャンルは平積みしか読まないけれど、 とても分かりやすいとクチコミにもあった通り、 組織論が例を示してとても分かりやすく系統立てて説明されています。 組織風土、組織文化、そして現場力。 このわかるようで分からない混同されがちな曖昧な言葉が、きちんと明確に言語化されているほか、 日本に蔓延する「活力枯渇病」など耳が痛い部分も多かったが、 経営者でない自分としても、チームをまとめる身として、学ぶ部分が多い良書だったと思います。 明日すぐできることは、ビジョンを描いてホラを吹いて、メンバーを鼓舞することだなと思う。
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かなりよかった 自分の職場とリンクしているような衰退を象徴するシーンがあったりしてゲンナリしたり、著者なりの改善策の提示に勇気づけられたり
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カルチャーと組織文化と組織風土をここまでわかりやすく解説してくれている本はなかった。実例もいくつか紹介されており、カルチャーに注目が集まる中で、抽象と具体それぞれが載っている稀有な本。 というか、コンサルの人が書いた本って何でこんなにもわかりやすいの?笑
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「コンサルの書いた本だしなぁ…」とそこまで期待はしていなかったのですが、 読んでみると全然良かったです。 カルチャー・組織風土・組織文化とか色んな言葉がありますが、 会社/組織の雰囲気を良くするにはどうしたらよいのか?について、 悩んでいる人は多いと思います(主に人事系とかリーダ...
「コンサルの書いた本だしなぁ…」とそこまで期待はしていなかったのですが、 読んでみると全然良かったです。 カルチャー・組織風土・組織文化とか色んな言葉がありますが、 会社/組織の雰囲気を良くするにはどうしたらよいのか?について、 悩んでいる人は多いと思います(主に人事系とかリーダー職?)。 そんな人にまさしくピッタリな一冊。 著者によると、組織風土と組織文化は違う概念のようです。 自分は「ほぼ同じ意味じゃないの?」と思っていたので、 若干、その点に混乱をきたしましたが、 それでも本自体の内容は素晴らしかったです。 著者の理解とはちょっと違うと思いますが、 ・組織風土…どんな組織でも共通して持っておくべき価値観 ・組織文化…その組織固有の勝ちパターンなどから生まれる価値観 みたいに自分なりには整理しました。 そして、組織風土としてあるべき姿が、 ①Light:身軽で気軽、軽快かつ軽妙で、フットワークのいい組織 ②Open:開放的で風通しがよく、壁のない組織 ③Flat:対等で上下を感じさせない仲間意識の高い組織 ④Tolerant:異質を受け入れる耐性があり、受容性の高い組織 の4つ。 こんな整理の方が自分的にはしっくりきます。 「両利きの経営」の中にも、 「カルチャーはマネジメント可能だ」と挑戦的な文言がありましたが、 まさしくどうカルチャーをマネジメントしていくのかについて 語ってくれている本だと思います。 「両利きの経営」の副読本としても価値ありの一冊です。 ※両利きの経営(増補改訂版) https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4492534512#comment
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自分の見える範囲だが、カルチャーが根本的な課題かもと考え、またこの分野に手を出してなかったので読んでみた。 組織風土と組織文化について、自分なりに腹落ちする定義を得られたのは収穫。惜しいのは、折角丁寧に組織風土と組織文化を解説したのに、その後の章でカルチャーにまとめてしまうこ...
自分の見える範囲だが、カルチャーが根本的な課題かもと考え、またこの分野に手を出してなかったので読んでみた。 組織風土と組織文化について、自分なりに腹落ちする定義を得られたのは収穫。惜しいのは、折角丁寧に組織風土と組織文化を解説したのに、その後の章でカルチャーにまとめてしまうこと、また論理展開がイマイチで分かりづらいところ。これは私の理解力が足りないせいかもしれないが。 著者はカルチャーを良くするには、現場に根付いた地道な活動が必要と説く。あえて今の立場は抜きにして、ボトムアップ的に取り組みをしてみようかと思う。 ・組織風土: 仕事環境の特性で働く人のあり様に大きく影響を与える。経営トップのリーダーシップスタイル、組織構造、社内のルールや制度、コミュニケーションのあり方など、時間をかけてそれぞれの組織固有の空気感や雰囲気を形成する。良い悪いがある。 ・組織文化: 組織内で働く人たちが当然のように信じている価値観、信念。競争力を高める心理的エンジン。心理的というよりは、歴史的な成功体験というべきか。各社固有で良い悪いが無い。 個人的にはXY理論のようなもののように感じた。組織文化はマイナスになるとモチベーションなどに悪影響を与えるX。組織文化は各社の強みとなるY。風土が悪ければ強みも活かせない、風土が悪くないだけでは競争には勝てない。
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「現場力を鍛える」「見える化」等のベストセラーで知られる著者が、日本の”失われた30年”の背景にある組織の活力の枯渇と、その要因である組織カルチャー劣化のメカニズムを紐解き、解決に向けた処方箋を提示する一冊。 著者によると、カルチャーを構成する2つの要素として、風通しの良さや協力的、開放的といった、組織の状況や環境によって規定される人々のあり様である「組織風土」と、それぞれの組織が独自に持つ価値観や信念である「組織文化」があり、まずは健全な土壌である組織風土を整え、その上に成功体験によって裏付けられた組織文化を確立することで、高度な実行能力や競争優位を持つ「現場力」が完成するという。 著者自身がコンサルタントとしてハンズオンで携わった現場改革プロジェクトで得られた知見を始め、多くの企業における事例やフレームワークが紹介されるとともに、後半は実践編としてリモートワークやイノベーションに特化した内容もあり、時流に合わせた現場力の強化を考える上で優れた経営指南書となっている。
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風土的な本なので企業の課題感はどの本にもある内容。 loft(light,open,flat,tolerance)の捉え方は新しくためになった。
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【メモ】 ・カルチャーとが組織の「土壌」である。 ・組織風土(整地化)と組織文化(肥沃化)の両方が揃ってこそ、健全で良質な「土壌」は実現する。 ・現場力は「組織能力」としての側面だけでなく、カルチャーという視点で捉えることがきわめて重要。 ・組織風土がより普遍的、一般的なものであるのに対し、組織文化は個別的、独自的である。
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