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希望の糸 の商品レビュー

4.1

437件のお客様レビュー

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2022/07/20

このシリーズだけは追っかけてます(他は沼にハマるので積ん読)。加賀さんの登場シーンが少なくてそこだけがちょっと残念ですが、それぞれの家族の在りよう、あり方が提示される。克子さんがカッコよすぎ! 中盤で“えっ”と思わせてからの展開はお見事でした。

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2022/07/19

血のつながり、親子関係、夫婦について考えさせられた。 身代わりに愛されていると子供に感じさせてしまう父親が悲しい。

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2022/07/18

読み終わった後、色んな気持ちが混ざった余韻が残った。 物事が起こる背景には人との縁、複雑な事情が絡まっている。 読み進めるうちに、どんどんストーリーにのめり込んでいった。 人について様々なことを考えさせられた1冊。

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2022/07/31

加賀恭一郎シリーズの十一作目、と言っても今回は、加賀の従兄弟である松宮刑事の視点で話が進んでいく。 震災で2人の子どもを失い、どん底にいる夫婦が新たに子どもを授かるところから始まる物語。時は流れ、誰からも慕われた喫茶店の女主人が殺される。真相は切なく、苦しいものだった。"...

加賀恭一郎シリーズの十一作目、と言っても今回は、加賀の従兄弟である松宮刑事の視点で話が進んでいく。 震災で2人の子どもを失い、どん底にいる夫婦が新たに子どもを授かるところから始まる物語。時は流れ、誰からも慕われた喫茶店の女主人が殺される。真相は切なく、苦しいものだった。"家族"ってなんなんだろう。 #希望の糸 #東野圭吾 #20220716 読了

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2022/07/17

松宮のお母さんは素敵だな… 松宮の話だけで一冊読めたら良かったな… 読後感はモヤモヤ…なぜかな? 登場人物達に共感できないから? 前作に続き今作もモヤモヤ 殺す動機に共感も同情も出来ないから泣けない 少数派の戯言だと見逃してくださいませm(_ _)m

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2022/07/16

加賀恭一郎シリーズ11作目。東野圭吾さんが綴る「家族」の物語。 子どもをなくした夫婦。父の遺言書にある見知らぬ名に驚く一人娘。優しき喫茶店種の殺人事件。容疑者たちの複雑な運命に立ち向かう、松宮刑事が主人公の本作。とても切ない殺人事件でした。けど読み終えるとどこか胸が温かくなりま...

加賀恭一郎シリーズ11作目。東野圭吾さんが綴る「家族」の物語。 子どもをなくした夫婦。父の遺言書にある見知らぬ名に驚く一人娘。優しき喫茶店種の殺人事件。容疑者たちの複雑な運命に立ち向かう、松宮刑事が主人公の本作。とても切ない殺人事件でした。けど読み終えるとどこか胸が温かくなります。 「たとえ会えなくても、自分にとって大切な人間と見えない糸で繋がっていると思えたら、それだけで幸せだって。その糸がどんなに長くても希望がもてるって。だから死ぬまで、その糸は離さない。」 「会えなくても、大切な人間と見えない糸で繋がっていると思いたい」 親が子を想う気持ち、子が親に対して想う気持ち。目には見えない「糸」だけれど、固く結ばれているのがきっと家族なんですね。 『他人の秘密を暴くことが常に正義なんだろうか』 と思い悩む姿は、松宮の成長を感じることができるとともに、「卒業」のときの加賀恭一郎と重なるものがありました。 シリーズを通して読む方が楽しめるかと存じますが、「希望の糸」のみでも存分に味わいのある作品です。 「家族」の繋がりの強さ、「希望の糸」の意味。いくつもの糸が繋がったときに明らかとなる「真実」をどうか、ご自身の目でその結末を見届けてもらえたらと思います。

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2022/07/16

加賀恭一郎シリーズ11作目 単行本も持っているが待望の文庫本化 物語は赤い指や辺りからの恒例になった家族とは何かと言う点に焦点をあてた作品 ネタバレになるので詳しくは記載しないが事件の本質は現代社会でも限りなく確率としては少ないが起こりうる内容 そのなかで各家庭でどう問題と向き...

加賀恭一郎シリーズ11作目 単行本も持っているが待望の文庫本化 物語は赤い指や辺りからの恒例になった家族とは何かと言う点に焦点をあてた作品 ネタバレになるので詳しくは記載しないが事件の本質は現代社会でも限りなく確率としては少ないが起こりうる内容 そのなかで各家庭でどう問題と向き合って解決に向かっていくか 問題の本質が本質なだけになかなか当人には打ち明けられない内容から誤解が生じていく そしてそこから生まれる"絆" 作品としては大変読みやすく非常に引き込まれた 読後感も良い

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