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海の十字架 の商品レビュー

3.2

6件のお客様レビュー

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2022/12/30

戦国時代×海 というテーマだったのだが、あまりメジャーじゃない人が主人公になっている短編が多くて、私の知識が追いつけず感情移入できなかった。上級者向けかと思います。

Posted byブクログ

2022/12/20

大村純忠、宗像氏貞、服部友貞(津島水軍)、三好家の衰退、津軽為信、長尾景虎の佐渡支配の6つの短編をまとめた短編集。内容は薄い。

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2022/09/06

作家と読み手の相性というのはあると思う。安部龍太郎氏の小説は何冊も読んでいるが、手元に残しているものは少ない。これも残さないな…と思った作品。ドラマ性がないというか登場人物が全く魅力的ではない。嘉吉の乱を扱った『彷徨える帝』なんかは好きな作品なんだけれども。残念。 ※評価はすべ...

作家と読み手の相性というのはあると思う。安部龍太郎氏の小説は何冊も読んでいるが、手元に残しているものは少ない。これも残さないな…と思った作品。ドラマ性がないというか登場人物が全く魅力的ではない。嘉吉の乱を扱った『彷徨える帝』なんかは好きな作品なんだけれども。残念。 ※評価はすべて3にしています

Posted byブクログ

2022/07/24

6篇の時代モノの小説が収められた一冊である。各篇が各々に面白い!文芸誌の一冊に収まるような分量の篇が集まっているので、分量としても読み易いと思う。各篇を順次紐解きながら、素早く読了に至った。 6篇は何れも、「戦国時代」の人物や事象に光を当てた物語になっている。外国貿易、鉄砲や火薬...

6篇の時代モノの小説が収められた一冊である。各篇が各々に面白い!文芸誌の一冊に収まるような分量の篇が集まっているので、分量としても読み易いと思う。各篇を順次紐解きながら、素早く読了に至った。 6篇は何れも、「戦国時代」の人物や事象に光を当てた物語になっている。外国貿易、鉄砲や火薬、キリシタン、国内の交易や物流というような「海」が背景に滲んでいるような物語が選ばれた、或いはそういう事柄を意識して作品が綴られた時期が在って、それらが選ばれて本書に収まったのかもしれない。何れにしても「この作者ならではの…」という感じだ。 6篇各々の主要視点人物は、一寸「渋い」人選になっているかもしれない。 「最初のキリシタン大名」と目される大村純忠が取上げられている。 宗像大社に関連する宗像氏貞が取上げられている。 服部友貞という人物は、津島辺りで海運等で活躍が在った人で、織田信長と対立することになる。 三好四兄弟だが、これは兄弟で力を合わせて権勢を掴んで行く他方で、次第に力を失う。兄弟の一人である安宅冬康が小説の主要視点人物となっている。 津軽為信に関しては、出自に少し不祥な点も在ることから、それを活かした展開も入っていて、なかなかに面白かった。 長尾景虎は、後年に上杉謙信を名乗る訳で、各篇の主要視点人物の中では最も知名度が高い。本書の作品では、若き日に鉄砲と出会うというような挿話が描かれる。 各篇毎に「入り込む」というような感じで、各々に愉しんだ。御薦めだ!

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2022/07/19

大村純忠、宗像氏貞、服部友貞、三好四兄弟、津軽為信、長尾景虎を主人公とし、大航海時代と戦国時代を関連付けして描いた短編集。

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2022/06/08

【戦国時代こそが、「開国」の瞬間だった!】長尾景虎、大村純忠ら乱世を生き抜いた戦国武将たち。彼らの原点を、大航海時代とリンクした全く新しい戦国史観で綴る短編集。

Posted byブクログ