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財布は踊る の商品レビュー

3.7

173件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    73

  3. 3つ

    66

  4. 2つ

    7

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2024/06/02

怠けているわけでも、浪費しているわけでもないのに 若者層に貧困が広がっているという。 大学を出ても正社員になれず、奨学金の返済に追われたり 親も同じ様な経済状態で頼れないどころか 逆に親に仕送りをしていたり。 読んでいて、今の日本いったい どうなってしまったんだと頭を抱えたくなり...

怠けているわけでも、浪費しているわけでもないのに 若者層に貧困が広がっているという。 大学を出ても正社員になれず、奨学金の返済に追われたり 親も同じ様な経済状態で頼れないどころか 逆に親に仕送りをしていたり。 読んでいて、今の日本いったい どうなってしまったんだと頭を抱えたくなりました。 子どもの頃からのお金の教育って大事ですね。 学校の授業で正しいお金との付き合い方を しっかり教えてもらえないものだろうか。

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2024/05/27

さらさら〜と軽い読み心地でした。 お金のありがたみを感じられましたし、貯金もしたくなりました。勉強にもなりました!

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2024/05/15

お金儲けするためには やっぱり知識も大事。 奨学金の話はすごく 考えさせられました。 また 私も奨学金借りてましたが ここまで苦しい思いはしなかった。 親にも助けられてここまで 成長したんだなーと考えさせられました。 親に感謝すると共に 自分が子どもに恵まれたら お金で苦労は...

お金儲けするためには やっぱり知識も大事。 奨学金の話はすごく 考えさせられました。 また 私も奨学金借りてましたが ここまで苦しい思いはしなかった。 親にも助けられてここまで 成長したんだなーと考えさせられました。 親に感謝すると共に 自分が子どもに恵まれたら お金で苦労はさせたくないなと思いました。

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2024/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館で偶然見つけて借りてみました。 ほのぼのした可愛らしい表紙だったので、 穏やかな話かと思いきや、なかなか切実な内容でした。 一つのお財布を巡る物語。さまざまな事情を抱えた人のところへ流れていき、最後にはどこへ行き着くのか…。 お金に纏わる深刻な問題。お金が絡んでくると人の心も変化していく。わかっているけど、辛い現実を見たような気がします。 物語を通して出てくる主人公の女性に纏わる話は、最後はいい感じに家族と落ち着くのかな、と思いきや、ピリっとしたものを残して終わった感じがしました。そうか、やっぱり元には戻らないのかなぁと少し意外な終わり方でした。

Posted byブクログ

2024/04/28

読み始めたきっかけは、新しい財布が欲しいなぁとここ最近思っているせいだったか。 確かに財布やお金にまつわるいろいろなこと。何人もの登場人物が、お金に泣かされたり、騙されたり、苦労の末、投資家になったりする。 象徴的なのが、みづほがハワイでやっとの思いで買った十万円のヴィトンの...

読み始めたきっかけは、新しい財布が欲しいなぁとここ最近思っているせいだったか。 確かに財布やお金にまつわるいろいろなこと。何人もの登場人物が、お金に泣かされたり、騙されたり、苦労の末、投資家になったりする。 象徴的なのが、みづほがハワイでやっとの思いで買った十万円のヴィトンの長財布。この財布がいろんな人の手に渡り、巡り巡ってまたみづほと再会することになる。 みづほは、その財布を再び取り戻そうと思い、結局思い直して、やめるわけだけれど。 不労所得って、働かずして収入が得られる仕組みが作れたら、良いとは思えど。 そこに踏み込む気にはなれないんだなぁ。

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2024/04/15

借金、貧困、決して軽くはないテーマを扱っている作品。貧困から抜け出せる人と抜け出せない人の差って何だろうと考えさせられる一冊。

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2024/04/14

圧倒的、図書館の予約数に惹かれて… あと著者の作品はいくつか読んでいるので読了。 財布を中心に、 物語が進んでいくのですがその進め方が面白かったです! 気になっちゃって、一気に読み終わってしまいました。 著者はリアルなお金の話を小説に盛り込んできますが、 リボ払い、情報商材、...

圧倒的、図書館の予約数に惹かれて… あと著者の作品はいくつか読んでいるので読了。 財布を中心に、 物語が進んでいくのですがその進め方が面白かったです! 気になっちゃって、一気に読み終わってしまいました。 著者はリアルなお金の話を小説に盛り込んできますが、 リボ払い、情報商材、不動産、奨学金 など今回も身近な題材で読みやすかったです。 また違う作品も読んでみたいと思います。

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2024/04/09

専業主婦のみづほは、夢を実現するために生活費を 切り詰め、毎月2万円をちょきんしていた。努力が 実り、夢を実現した喜びも束の間、夫に200万円 以上の借金があることが発覚して…。

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2024/04/07

ヴィトンの長財布が巡り巡って、その持ち主たちのお金にまつわるストーリー6話。 カードのリボ払い ネズミ講 仕手株 風水 奨学金返済 不動産投資 若い子が口の上手い大人に騙されたり、知識がないばかりに不利益被ったり、世の中なかなかむずかしい。 労せずして稼げる事なんて滅多にない...

ヴィトンの長財布が巡り巡って、その持ち主たちのお金にまつわるストーリー6話。 カードのリボ払い ネズミ講 仕手株 風水 奨学金返済 不動産投資 若い子が口の上手い大人に騙されたり、知識がないばかりに不利益被ったり、世の中なかなかむずかしい。 労せずして稼げる事なんて滅多にない。けれど、最低限の金融リテラシーくらい中学生で教えるべきかも。 これ読んで、NISAだったら手堅いとか、不動産投資が良いのかもなんて短絡的に思う人がいないといいな。 あくまでも物語。 原田ひ香さんの本は好きなのですが、私には、この本、少しお金のリアルがキツイ…なので星3です。

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2024/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

メインテーマは一見、現代的なお金の話。でも物語の底に流れるのは、幸せってなんだろう?という普遍的な命題。 専業主婦からやり手大家になったみづほは経済的には成功しているものの、夫への愛を失い、小1の息子からもそっぽを向かれつつある。少ない予算の中でなんとか夫の好物や息子の離乳食を工夫して作っていた在りし日と比べると、果たして幸せは増したのか?と疑問に思ってしまう。かつてはハワイ旅行のスクラップブックまで作り、購入する場面を夢想していたヴィトンの財布を目の前にぽんと置かれても、心が動いていないように見えるし。 みづほと対象的なのは善財。ノンフィクション作家に転向し、倫理観なしの危うい節約記事を書いていたライター時代から収入は減ったものの、本人は充実感を得ている。仮想通貨で失敗した彩も、夜逃げはしたけど今は若い夫とお腹の子どもがいて。 お金ってやはり幸せになるための手段であって、目的にしてはいけないんじゃないかな……と思わせる物語であった。 あとひとつ疑問が。文夫が見た、神社で40分以上微動だにせずニヤニヤ笑いながらお参りしていた女性は一体なんだったの!!?金の亡者???誰か教えてください!

Posted byブクログ