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引き出しに夕方をしまっておいた の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2024/08/16

静かだが、己の体に食い込んでくる言葉たちによって己の体を見つめさせられる体験によって、生き続けることの過酷さを伝えてくるような感じ。訳者もあとがきで話していたが、”刺さる文章”が本当に多い。生きづらさを感じている人にはかなり馴染みやすいのでは。

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2023/03/13

『引き出しに夕方をしまっておいた』読了。 安心感が得られるような内容でした。生きること、死ぬこと、それは必然的なことであり、辛いこと苦しいことがあったとしても、前に進んでいるのだと。自然界に存在する生命力が私の中に宿っていくような錯覚に陥る。情景が浮かぶ沢山の言葉に生かされている...

『引き出しに夕方をしまっておいた』読了。 安心感が得られるような内容でした。生きること、死ぬこと、それは必然的なことであり、辛いこと苦しいことがあったとしても、前に進んでいるのだと。自然界に存在する生命力が私の中に宿っていくような錯覚に陥る。情景が浮かぶ沢山の言葉に生かされているような。 2023.3.13(1回目)

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2023/02/23

孤立無縁に在るかのような物の厳然さ、物のようにある身体と決して逃れられない心、それらの圧倒的な無関係さとしての密接な関係、が、もろい世界の、生活のなかに、生きていかねばという力強さとして立ちあがる感覚。「翼」がすごく好き。

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2023/01/03

文学ラジオ空飛び猫たち第87回紹介本 https://spotifyanchor-web.app.link/e/j6DfYNIXhwb ハンガンさんの言葉は傷ついていたり、苦しみを感じている人には響くと思う。 そっと深夜や朝方、言葉に浸かりたい瞬間があると思う。そんな人は1冊、こ...

文学ラジオ空飛び猫たち第87回紹介本 https://spotifyanchor-web.app.link/e/j6DfYNIXhwb ハンガンさんの言葉は傷ついていたり、苦しみを感じている人には響くと思う。 そっと深夜や朝方、言葉に浸かりたい瞬間があると思う。そんな人は1冊、この本を枕もとにおいておていもいいんじゃないかと思う。 気持ちがどうも落ち着かないときに、この詩集のどこかを読めば、心をどこか飛躍させてくれて、一瞬このままでいいんだと思わせてくれるかもしれない。

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2022/12/29

今年はいろんなジャンルの本に挑戦しようと思い、詩集である本書をラインナップに加えてみた。案の定、詩を読む経験がほとんど無かったので、読みながらもどう消化して良いのか戸惑いを覚えていた。 しかし、巻末の対談(訳者あとがき)において、「ひとりの詩人の詩集を読んでも全部わかるというこ...

今年はいろんなジャンルの本に挑戦しようと思い、詩集である本書をラインナップに加えてみた。案の定、詩を読む経験がほとんど無かったので、読みながらもどう消化して良いのか戸惑いを覚えていた。 しかし、巻末の対談(訳者あとがき)において、「ひとりの詩人の詩集を読んでも全部わかるということはなくて、読んでいて『あ、いま、何か来た』と思える一編があれば、もしかしたらそれでも十分・・・」という記述があったのでホッとした。 「極端な話、一行でもそういうものがあればいい」とも書いてあったので、私の心の中に残った一行を。   知っている?すべての苛酷さは長く続くから苛酷なんだって。

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