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小さな家の思想 方丈記を建築で読み解く の商品レビュー

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2023/07/09

鴨長明やソローほど先鋭化することは難しいけれど、小さな家で暮らしたいという気持ちはよくわかる。 家が小さいと、周囲の環境により依存することになる。 だから、環境に敏感になる。 旅する建築が望まれる所以だろう。 映画「まあだだよ」にでてくる、空襲で焼け出された内田百閒が暮らす...

鴨長明やソローほど先鋭化することは難しいけれど、小さな家で暮らしたいという気持ちはよくわかる。 家が小さいと、周囲の環境により依存することになる。 だから、環境に敏感になる。 旅する建築が望まれる所以だろう。 映画「まあだだよ」にでてくる、空襲で焼け出された内田百閒が暮らすバラック小屋の話が面白かったので、見てみた。大変よかったので、本書に関心を持った人はこちらの映画もおすすめ。

Posted byブクログ

2022/07/31

就活中の娘が狭小住宅に興味があるという。「方丈記」に諸々のことは書かれていると養老先生が言う。そんな事情があって本書を手に取ってみた。鴨長明がどういう人物で方丈庵がどのような建物であったかはある程度わかったのだけれど、どちらかというと後半の小さな家の具体例をもっと多くしてボリュー...

就活中の娘が狭小住宅に興味があるという。「方丈記」に諸々のことは書かれていると養老先生が言う。そんな事情があって本書を手に取ってみた。鴨長明がどういう人物で方丈庵がどのような建物であったかはある程度わかったのだけれど、どちらかというと後半の小さな家の具体例をもっと多くしてボリュームをふくらませてもらいたかった。そしてできれば写真をもっと添えてほしかった。家の本というのは何となく楽しい。こんな狭いところにこんなものが立つのか、そんな例をいくつも見てみたい。写真が載っていることもあって東孝光の「塔の家」に興味がわいた。5階建てが全てつながっているという。風呂もトイレも扉がないという。5階にいても誰か帰ってきたのがすぐわかるのだとか。うーん、どんな空間が出来上がっているのか、中に入ってみたい。(後にネットで中の写真も見たけれど、うーん、これでは僕はちょっと落ち着かないかなあ。)さて、方丈庵だけれども、どう見てもまずトイレがない。いわゆる台所も見当たらない。もちろん風呂もない。全く生活臭がしない。寺の境内の中とかに立てていたようだから、おそらく外にあるものを借りていたのだろう。でも、それを1軒の家というには無理がありそうな気がする。まあ、キャンピングカーでもそうだけれど、キッチンはあっても、暮らすということについては排泄の問題は欠かせないなあ。ル・コルビュジエの「小さな家」は写真がなかったのでネットで見てみた。これは小さいと言えるのだろうか。ソローの「森の家」は読んだことがないが、2年くらいの経験でどこまでのことが言えるのかなあと思ってしまう。トクヴィルについても同じように感じていた。もっとも、長く住んでその土地に溶け込んでしまっていないからこそ、見えてくるものというのはあるのかもしれない。

Posted byブクログ

2022/05/17

【戦乱の世、方丈庵に込められた思想とは?】一辺約3メートル、組み立て式のモバイル住宅「方丈庵」は鴨長明の集大成だった。誰もが知る古典を建築として読み解く新たな試み。

Posted byブクログ