1,800円以上の注文で送料無料

沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか? の商品レビュー

4.2

14件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/09/21

第8回ビブリオバトル全国大会inいこま予選会②オンラインで発表された本です。チャンプ本。 2023.2.4 2023.3.12開催の第8回ビブリオバトル全国大会inいこま決勝に進出。 グランドチャンプ本! https://www.youtube.com/watch?v=QXRX5...

第8回ビブリオバトル全国大会inいこま予選会②オンラインで発表された本です。チャンプ本。 2023.2.4 2023.3.12開催の第8回ビブリオバトル全国大会inいこま決勝に進出。 グランドチャンプ本! https://www.youtube.com/watch?v=QXRX5eSa5l8

Posted byブクログ

2024/09/14

沖縄美ら海水族館は“研究する水族館”。 飼育技術と魅力ある展示で来館者を呼び、研究者を引き寄せ、 研究を活性化させながら、展示の更なる先を模索する。 そこに身を置く3人の研究者たちが語る、仕事と研究の日々。 ・カラー口絵4ページ ・はじめに 第1章 ちょっぴりマジメな美ら海サメ学...

沖縄美ら海水族館は“研究する水族館”。 飼育技術と魅力ある展示で来館者を呼び、研究者を引き寄せ、 研究を活性化させながら、展示の更なる先を模索する。 そこに身を置く3人の研究者たちが語る、仕事と研究の日々。 ・カラー口絵4ページ ・はじめに 第1章 ちょっぴりマジメな美ら海サメ学への招待(佐藤圭一) 第2章 ちょっぴり笑える役に立たない最高のサメ研究(冨田武照) 第3章 美ら海は夢とともに世界へ(松本瑠偉) 第4章 美ら海の研究は本当に役に立たないのか?(佐藤圭一) ・あとがき 参考文献有り。 コロナ禍での非常事態宣言による臨時休館。 水槽を維持するための電力コスト、人件費、エサ代の重圧。 それでもオンラインを活用する活動で、窮地を脱する努力。 飼育員も研究者もいる職場であることが、活動にも展示にも、 活かされている。 古生物学者としてのジレンマ。謎多きメガマウスザメ。 研究の中ではサメの人工子宮や水中エコーの開発など、 役に立つものもあるけど、びっくりするほど役に立たない 研究をしたいという心情が。 ジンベエザメの研究は飼育員環境にも活かされるし、 水族館でしか出来ない研究もある。更に、その成果が海外での 共同研究に役立つことがある。ガラパゴス諸島での海中調査は、 わくわくする臨場感に包まれていた。 “役に立たない研究”と謙遜してはいるけれども、 研究者ならずとも好奇心のある者には、面白さが伝わってくる 愉しさとロマン、希望が備わっていると思います。 きっちりとした研究が飼育展示の土台になっていると同時に、 多くの記録や標本が保管されているからこそ、 生物たちの過去から未来への懸け橋も備わっているのでしょう。 いつかジンベエザメの妊娠や出産が解明出来たとしたら、 あの調査と研究が実を結んだなぁという喜びも味わえそう。

Posted byブクログ

2024/05/07

凄まじく面白かったです…!!美ら海水族館行ったことあるけど今行ったら絶対に違う視点で見られるから、また行きたくなりました!!!!!

Posted byブクログ

2024/02/11

もともと私自身が海や海洋生物が好きという背景とあるが、めちゃくちゃ面白かった。大学で少し研究というものをかじったことがあるが、こんな情熱を持って研究できればよかったなぁと思った。私自身もいわやる産業的にお金にならない研究をしていたが、この研究は面白い!人にこの面白さを伝えたい!と...

もともと私自身が海や海洋生物が好きという背景とあるが、めちゃくちゃ面白かった。大学で少し研究というものをかじったことがあるが、こんな情熱を持って研究できればよかったなぁと思った。私自身もいわやる産業的にお金にならない研究をしていたが、この研究は面白い!人にこの面白さを伝えたい!という気持ちが必要だったなと反省(^◇^;) 美ら海水族館は娯楽施設だと思っていたが、こんなにもアカデミックな研究をされていたとは驚いた。水中エコーは美ら海が始めたということで興味深かったし、これのおかげで色々な研究が進むとはなかなかロマンあふれる話ではないか。 あぁ、私もこんな研究をしてみたいと思わせてくれた本。本に書いてあること以外に、地道な作業、業務や数えきれないほどのうまくいかない苦労もあるとは思うが、研究って面白そう!という気持ちにさせてくれる。

Posted byブクログ

2023/10/25

美ら海水族館に行ったら魅力的で読みたくなった本作。3人のサメの研究者が、この美ら海水族館に辿り着くまでそして今直面していることが書かれていて、またさらに美ら海水族館が好きになった。

Posted byブクログ

2023/10/16

この本は分野を問わず研究職に就く人は絶対読んだ方がいい というのも研究職においての課題がはっきりと描かれているからだ サメ研究について分かりやすく解説しながら、経済や産業に直接貢献しない研究を挑戦的に「役に立たない」と題してそれらの研究及び研究結果のアーカイブ化の重要性を問いかけ...

この本は分野を問わず研究職に就く人は絶対読んだ方がいい というのも研究職においての課題がはっきりと描かれているからだ サメ研究について分かりやすく解説しながら、経済や産業に直接貢献しない研究を挑戦的に「役に立たない」と題してそれらの研究及び研究結果のアーカイブ化の重要性を問いかけている どうか日本も「役に立たない」事柄を研究する価値に気付いて適切な制度の設置、予算配分をして欲しいと思う

Posted byブクログ

2022/12/04

学術研究に力を入れる水族館であることが良く分かった。 ガラパゴスでジンベイザメの採血をする場面が圧巻。 著者3名が北海道大学つながりの方々という天で、北海道大学のすごさも感じた。

Posted byブクログ

2022/12/01

 自分も研究者の端くれとして、大変興味深いタイトルに惹かれ、本書を手に取った。  自分の研究は建物の耐震工学なので、こと日本においては説明不要で重要な研究と認知されることが多いが、生物関係の研究はすぐに役に立つわけではない研究も多いことがわかった。(こんなのも研究になるのね、とい...

 自分も研究者の端くれとして、大変興味深いタイトルに惹かれ、本書を手に取った。  自分の研究は建物の耐震工学なので、こと日本においては説明不要で重要な研究と認知されることが多いが、生物関係の研究はすぐに役に立つわけではない研究も多いことがわかった。(こんなのも研究になるのね、という発見もあった)  本書で紹介されているような基礎的研究も、種の生態系を把握する上で重要ではあるが、今の日本の制度上、役に立たない研究は研究費を貰いづらく、重要だが人間の生活には役に立たないと言う研究が発展しない現状がある。美ら海水族館と研究センターの関係性のような工夫が必要なのだろうと思った。

Posted byブクログ

2022/11/24

タイトルに惹かれて、思わず手に取った。 美ら海水族館がこんなにも研究をしているなんて知らなかった。もう何年も行っていないが、久しぶりに美ら海水族館に行きたくなった。 役立つ研究だけが重要ってことはないんだと、目からウロコ!

Posted byブクログ

2022/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

サメの研究者による美ら海水族館の紹介と研究ネタの紹介本。 面白いですね。 サメ学の本の続きのようですが、そちらを読まず、こちらから読んでしまいましたが、前著も読んでみたくなりました。 「知れば知るほど謎が深くなる、というのが研究の醍醐味」と言い、「バケツ一杯の水で棲んでいる魚が分かる技術の開発」は、その撥露でした。 水族館は動物園と同じように遊戯場的な扱いを一般的な感覚ではもってしまいますが、  生物の飼育技術の向上→魅力的な展示につながる→多くの来院者→研究・技術開発の活性→新たな展示に還元  と、研究する水族館というモデルを構築できていることが、唯一無二のポジションという記載に唸りました。 確かにサメの人工子宮は初めて知りました。 特にお気に入りは、第2章の「役に立つ装置と、役に立たない研究」で、サメに超音波検査(しかも水中で!)とか、カエルやエイが瞼を閉じる時、一緒に眼も皮膚に陥没するらしいのですが、エイは眼球を引っ込める距離がなんと4cmも移動し、ほぼ目の大きさと同じ距離を移動する唯一の生物という件で、「この役に立ちそうな装置を使って、びっくりするほど役に立たない研究をしてやろう」というところ。 こういう環境が維持できる日本で今後も言って欲しいと思いつつ、役に立つ製品を!とか、ニーズから商品開発を!と日夜悩ませている自分と比較して、ちょっぴり切ない気分になりつつ、なぜかほっこりした本でした。

Posted byブクログ