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根津権現前より 藤澤清造随筆集 の商品レビュー

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2024/07/08

著者、藤澤清造さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 藤澤 清造(ふじさわ せいぞう、1889年(明治22年)10月28日 - 1932年(昭和7年)1月29日)は、日本の男性小説家、劇作家、演劇評論家である。 ---引...

著者、藤澤清造さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 藤澤 清造(ふじさわ せいぞう、1889年(明治22年)10月28日 - 1932年(昭和7年)1月29日)は、日本の男性小説家、劇作家、演劇評論家である。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 昭和7年1月、芝公園内で窮死した私小説作家・藤澤清造。その35年後に生まれた西村賢太はみずから「没後の弟子」を名乗り、作品の文学的価値を説き、顕彰に努めた。師の人生をなぞるかのように急逝する直前まで、手ずから諸雑誌を収集し、なめるように編集配列に意を用いつづけた随筆の数々。本書は時空を超えた「魂の感応」の産物というにふさわしい。 ---引用終了 全般に興味深かったが、1か所挙げると、p347~p359に、「いまの創作家のこと」という作品があります。 ここには、著者が交友関係にあった方々が登場しますが、例えば、久米正雄の金使いの荒さなどが書かれています。 それから、芥川龍之介は、短編作家で書き上げるのに2カ月位かかるので、実入りが少なく、金は持っていなかったとか。 ここに登場する方々の生年没年を見ておきます。 藤澤清造(1889~1932) 久米正雄(1891~1952) 里見弴(1888~1983) 菊池寛(1888~1948) 宇野浩二(1891~1961) 芥川龍之介(1892~1927)

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2024/01/02

読むの時間かかったなぁ。 でも良かったよ。 自分の事棚に上げてとは思うんだけど、岡田の兄よりはずっと友を想ってたなと。 夏目漱石の『こころ』が好きな人は好きなんじゃ無いかな。

Posted byブクログ

2023/08/03

藤澤清造の随筆。 書評、劇評など。 文体が古く読みづらいけど慣れてくると藤澤清造が持ってる面白さが見えてくる。 自身の小説に対しての批評に対して反論してるの面白い。過去の小説また読みたくなった。

Posted byブクログ