知らないと恥をかく世界の大問題(13) の商品レビュー
国の政策は因果の果である。 理由があるから、人は、国は、そう動く。 あえて掘り起こして知ろうとしないと因は見えてこないが、この本はその因果関係をわかりやすく書いている。 だから、何がどうして起きたのかがとてもわかりやすい。 なぜこの間まで対立していた国が、今は協調路線なのか。...
国の政策は因果の果である。 理由があるから、人は、国は、そう動く。 あえて掘り起こして知ろうとしないと因は見えてこないが、この本はその因果関係をわかりやすく書いている。 だから、何がどうして起きたのかがとてもわかりやすい。 なぜこの間まで対立していた国が、今は協調路線なのか。 なぜ日本では自由民主党政権が長く続くのか アメリカの大学の学費が高いのは何故なのか。 世界が、「本当にそれでいいのか?」という理由で動いていることがわかる一冊。 現代史を学ぶには最適な本。 中学生くらいには読んでほしいな。
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毎年刊行されて愛されての13冊目。今回はウクライナとロシア問題で持ちきりのなか、世界は絶えず動いていて、アメリカ、中国、中東、ヨーロッパと盛りたくさんだ。毎回問題の大きなエリアは変わらないけれど、一年で大きく情勢が変わる様は、特別な時代を生きている実感がわいてくる。 変化があまり...
毎年刊行されて愛されての13冊目。今回はウクライナとロシア問題で持ちきりのなか、世界は絶えず動いていて、アメリカ、中国、中東、ヨーロッパと盛りたくさんだ。毎回問題の大きなエリアは変わらないけれど、一年で大きく情勢が変わる様は、特別な時代を生きている実感がわいてくる。 変化があまりに生じる現代において、こういった本は情報の理解・アップデートに大変適している。 来年はどのような一冊になるのだろうか…。
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いつものように新聞の延長で読んだ。 多数本を刊行されているので内容がダブるのは致し方無いけどまた新たな知識や発見もあった。 そこが池上さんの凄いところ。 シリーズ14弾も楽しみ。
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ほぼ毎年買っている。問題の歴史、背景から解説してくれるので勉強になるし、ものを考える上での良い土台となる。
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全巻揃えているけど、全巻読んだわけではなく、積読になっているものもある。 年に一回出版されるので、その年その年の話題だと思って読むのに、過去のことが書かれていたりして、混乱していた。昔から、歴史や地理、いわゆる社会科が苦手で、基礎知識がないのも、混乱の元だな。 今回は、プロローグ...
全巻揃えているけど、全巻読んだわけではなく、積読になっているものもある。 年に一回出版されるので、その年その年の話題だと思って読むのに、過去のことが書かれていたりして、混乱していた。昔から、歴史や地理、いわゆる社会科が苦手で、基礎知識がないのも、混乱の元だな。 今回は、プロローグに、「これまで毎回、過去1年間に世界で起こった問題を取り上げ、そこにどんな背景があるのか、その因果関係を知ってほしいと、歴史をおさらいしながら解説してきました。」と書かれていて、腹落ちした。 新型コロナ、ウクライナ、これからの世の中、どうなっていくのか。 「歴史は繰り返さないが韻を踏む」。 今を知るためには、歴史を学ぶことも大切だ。
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政治系の学部で勉強しているが、大して理解が深まっていないと感じていたため、より勉強意欲が高まった。歴史を知るだけでも現代政治の理解が深まることがわかった。 また、今ニュースで起こっていることの背景がかいつまんで説明されていて非常にわかりやすく、面白かった。中国には興味があるため、...
政治系の学部で勉強しているが、大して理解が深まっていないと感じていたため、より勉強意欲が高まった。歴史を知るだけでも現代政治の理解が深まることがわかった。 また、今ニュースで起こっていることの背景がかいつまんで説明されていて非常にわかりやすく、面白かった。中国には興味があるため、ニュースもしっかりと読んでいきたいと思った。
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12に続いて読ませていただきました。 今回はロシアのウクライナ侵攻の話が中心で、かなり歴史的背景と紐付けての解説で、よく分かると同時に面白かったです。
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2022.12th 今年はなんと言ってもロシアのウクライナ侵攻ですね。ロシアにも歴史的に他国から何度となく攻め込まれて来たという経緯もあり、本質的に相容れない部分もあるのでしょうね。 他にも、ドイツ、韓国はトップが交代したり、中国は習近平の独裁体制が一層強化されたり…。 つい最近...
2022.12th 今年はなんと言ってもロシアのウクライナ侵攻ですね。ロシアにも歴史的に他国から何度となく攻め込まれて来たという経緯もあり、本質的に相容れない部分もあるのでしょうね。 他にも、ドイツ、韓国はトップが交代したり、中国は習近平の独裁体制が一層強化されたり…。 つい最近ですが、安倍元総理が殺害されるという非常に残念な事件があったので、来年はこのあたりもフォーカスされるんでしょうね! 毎年勉強になりますが、近年は池上さんの個人的な思想が強く出ている感が少し気になります。
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このシリーズを読むのは久しぶりとなってしまったが、ロシアとウクライナの関係がよく分かった。 また、そこに付随してくる他国、特に中国についてなど。 ウクライナと中国が仲が良いというのを初めて知った。これが意外だった。 世界の時事問題に疎い自分としては、やはりこのシリーズは毎回読んで...
このシリーズを読むのは久しぶりとなってしまったが、ロシアとウクライナの関係がよく分かった。 また、そこに付随してくる他国、特に中国についてなど。 ウクライナと中国が仲が良いというのを初めて知った。これが意外だった。 世界の時事問題に疎い自分としては、やはりこのシリーズは毎回読んでおきたいと思った。
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今回も池上さんの膨大な知識と情報量に少々圧倒されながら読了。 毎年この時期に新刊が出るので、心待ちにしていていた。 前巻で初めてタイムリーに読み拾えた時は、 自分がどれだけニュースを浅く読み、凝り固まった思考と偏見を持っていたか思い知らされ反省したので、 次の一年はメディアだけで...
今回も池上さんの膨大な知識と情報量に少々圧倒されながら読了。 毎年この時期に新刊が出るので、心待ちにしていていた。 前巻で初めてタイムリーに読み拾えた時は、 自分がどれだけニュースを浅く読み、凝り固まった思考と偏見を持っていたか思い知らされ反省したので、 次の一年はメディアだけでなく正しい情報を適切に拾いながら自分なりに考えられるようにしようと心に決めていた。 その答え合わせの本、と言うわけではないけれど、 自分の知識や思考と、池上さんの考察を照らし合わせられる機会になった。 ウクライナ情勢や米中関係に関する記述がやはり多く、この1年で拾い切れるタイムリーな情報とは別に、これまでの歴史を辿って現代を見るという、池上さんの本ならではの視野が新たに得られた気がする。 宏池会や自民党の派閥に関する事項も、これまであまり深く関心を持ってこなかった分もっと深く知りたいと思った。また違う著者の本も漁りながらじっくり視野を広げたいと思う。
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