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チャーリー・ワッツ論 ドラマーを憐れむ歌 の商品レビュー

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2024/03/23

チャーリーがなんで愛されるのか、 この本を読めばわかる。 まぁ、この本を買う時点でチャーリーを 愛してるやろうけど、その真の意味に気づける。 マイクエディスンのユーモアと、 それを翻訳した稲葉光俊の至高の仕事が 見事に噛み合った、まさに"スイング"ものの一冊...

チャーリーがなんで愛されるのか、 この本を読めばわかる。 まぁ、この本を買う時点でチャーリーを 愛してるやろうけど、その真の意味に気づける。 マイクエディスンのユーモアと、 それを翻訳した稲葉光俊の至高の仕事が 見事に噛み合った、まさに"スイング"ものの一冊。

Posted byブクログ

2023/09/22

あれ、おもしろい。ドラマー愛が感じられる。ジャズドラマーからロックドラマーたちをこういうふうに並べるのは新鮮だな。ポップ音楽評論・解説も成熟したよなあ。

Posted byブクログ

2022/11/23

自らがドラマーだという著者によるチャーリー・ワッツ論。 いかにチャーリーが凄くて、ローリング・ストーンズに欠かせない存在だったかが、かなり独善的な口調で語られている。この口調が本書の好き嫌いを分ける要素の一つになりそう。でもこの独善的な口調によって説得力が増しているのも事実のよう...

自らがドラマーだという著者によるチャーリー・ワッツ論。 いかにチャーリーが凄くて、ローリング・ストーンズに欠かせない存在だったかが、かなり独善的な口調で語られている。この口調が本書の好き嫌いを分ける要素の一つになりそう。でもこの独善的な口調によって説得力が増しているのも事実のように思える。 あと、僕が気になったのは「Aというドラマー(あるいはバンド、アーティスト)はこんなに酷い。それに比べて我らがチャーリー(あるいはストーンズ)はこんなに素晴らしい」といった、他者を貶めて贔屓を持ち上げる、といったやり方がかなり頻繁に出て来ること。チャーリーが凄いのは分かっているので、何も他と比較してその凄さを誇張しなくてもいいじゃん、と思ってしまう。特にプログレのドラマーはかなりやり玉に挙げられている。 とまぁ、なんだかんだいっても、面白く読めた。今まで不思議に思っていたこと、例えば「スタート・ミー・アップ」やライヴの「リトル・クィーニー」の変なビートの謎とかが「なるほどそういうことだったのね」と納得できたし。 本書が海外で刊行されたのは2019年。翻訳本が国内で刊行されたのが2022年。チャーリーが他界したのがその間の2021年8月24日。翻訳本には原書にはない著者による日本向けのあとがきがある。そこにはそれまでの独善的な口調を完全に相殺してしまうくらいの、心に染みる哀悼の言葉が並んでいる。

Posted byブクログ

2022/10/13

元々好きだったけど、やっぱりチャーリー・ワッツ最高。読後はストーンズの曲を聞くとドラムの音しか耳に入らなくなりました。

Posted byブクログ