奇跡集 の商品レビュー
同じ電車にたまたま居合わせた人たちのそれぞれの物語。どんな人の人生にもドラマがあるんだなと思わせられる一冊でした。どの話も、「やらなくても別に自分に損はない」と思いながらも、でもやっぱりと手を出したことで自分の心にちょっとだけ変化がある。自己満足のレベルかもしれないけど、やったほ...
同じ電車にたまたま居合わせた人たちのそれぞれの物語。どんな人の人生にもドラマがあるんだなと思わせられる一冊でした。どの話も、「やらなくても別に自分に損はない」と思いながらも、でもやっぱりと手を出したことで自分の心にちょっとだけ変化がある。自己満足のレベルかもしれないけど、やったほうがいいかなとちょっとでも思ったら、やっておくといいなと思いました。 第三話がえ?どうなるの?という終わり方だったので、最後の話はうれしかったです。また、女性が主人公の話は同性だからか共感できるところも多かったです。
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満員の朝の快速電車内。 同じ電車の同じ車両にたまたま乗り合わせた見知らぬ男女たちが繋ぐ奇跡の連鎖がすごく良かった! 短編小説で、大学生から会社員まで様々な世代の人たちが登場したが、それぞれの短編ごとに共通した同じ時間帯の同じ場面の描写が何度も文中に出てくるも、そこからそれぞれの登場人物の立場から見える風景や言動によってたくさんのストーリーが展開され、様々な日常を垣間見ることができてほっこりした♪ 特に「竜を放つ」と「今日を放つ」がお気に入りだった!小野寺さんの作品の雰囲気が好きだなぁーと思いながら読了。
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そもそも私達の日常は、奇跡の繰り返しと積み重ねによって成り立っているんだなあと、感じさせられた一冊でした。
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同じ時間の同じ電車に乗った7人が、それぞれの視点から奇跡的な経験をしていく連作短編集。 電車に乗る人たちは無関係な様で、どこかで繋がっていく人間関係が面白かったです。 電車の中や身動きできない場所で体調が悪くなると、一旦現実逃避して関係ないことに記憶を巡らせてしまうの、わかるな...
同じ時間の同じ電車に乗った7人が、それぞれの視点から奇跡的な経験をしていく連作短編集。 電車に乗る人たちは無関係な様で、どこかで繋がっていく人間関係が面白かったです。 電車の中や身動きできない場所で体調が悪くなると、一旦現実逃避して関係ないことに記憶を巡らせてしまうの、わかるな〜と共感しました。きっとあるあるですよね。 こういう、人がピンチの時にサッと助けられる人になりたいものです…。 当たり前の日常も誰かにとっては奇跡なんだと感じる一冊でした。 何となく電車の中で読みたくなります。笑
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ブクログでフォローワーさんの本棚から登録させてもらった作品。7人の同じ電車に乗り合わせた人たちの小さな奇跡のつながりを、それぞれの視点から描く。同じ時間帯のエピソードがメインなので同じ描写の繰り返しが多く、4話目くらいからは少し満腹感があった。エピソードは衝撃、スリル、感動のどれ...
ブクログでフォローワーさんの本棚から登録させてもらった作品。7人の同じ電車に乗り合わせた人たちの小さな奇跡のつながりを、それぞれの視点から描く。同じ時間帯のエピソードがメインなので同じ描写の繰り返しが多く、4話目くらいからは少し満腹感があった。エピソードは衝撃、スリル、感動のどれをとっても弱く、読了後は少し不完全燃焼。実際の生活の中にもこのようなことがあるのかもなぁとは思った。 読み進めていく中で、以前にも似たような構成の作品を読んだ既読感。規模の小さな恩田陸さんの『ドミノ』か。短時間でサクッと読むにはいい作品かもしれない。
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自分の何気ない発言や行動が、まったく知らない誰かを励ましていたり、誰かに勇気を与えていたり、はたまた人生を変えていたり、、そんな事があるのかもしれない。これだけ人がいれば普通にあると思う。そして身近な人に対しては尚更。 そんなふうに考えたら、自分の言動に自信をもって、いつだって前...
自分の何気ない発言や行動が、まったく知らない誰かを励ましていたり、誰かに勇気を与えていたり、はたまた人生を変えていたり、、そんな事があるのかもしれない。これだけ人がいれば普通にあると思う。そして身近な人に対しては尚更。 そんなふうに考えたら、自分の言動に自信をもって、いつだって前向きに過ごしたいなと思った。 軽やかにサクサク読めて面白かった。
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電車の中で起きた事件で、登場人物達が絡んで物語が進んでいって、最後に全てが繋がるパターンかなと予想していたのですが?
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たまたま同じ電車に乗っていた7人の微妙な繋がりが生んだ奇跡。作中に出てくる横尾さんが実在してくれたらな。読みやすかった。
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七月のある朝、満員電車の同じ車両に乗り合わせた人達の“奇跡„の連作短編集です。小野寺さんの作品らしく『脇家族』を読んでいる人が作中にいたのが、ちょっと嬉しかったです。 最初は、手に汗握る青戸条哉の奇跡「竜を放つ」。この表現の仕方がまさしくぴったり。落ち着いたところで、次々と計七...
七月のある朝、満員電車の同じ車両に乗り合わせた人達の“奇跡„の連作短編集です。小野寺さんの作品らしく『脇家族』を読んでいる人が作中にいたのが、ちょっと嬉しかったです。 最初は、手に汗握る青戸条哉の奇跡「竜を放つ」。この表現の仕方がまさしくぴったり。落ち着いたところで、次々と計七人の奇跡が描かれていました。 電車でたまたま乗り合わせた人達それぞれが、色々と頭のなかで考えを巡らせていること。それぞれが面白かったです。 電車の中で起きたことを同じように見ていても、対処の仕方は人それぞれだし、思うことも様々。そして電車を降りてからの人生も様々。多くの奇跡を繋げて今日も1日無事に過ごせているんだなあ。そんなことが実感できる連作短編集でした。 第一話 青戸条哉の奇跡 竜を放つ 第二話 大野柑奈の奇跡 情を放つ 第三話 東原達人の奇跡 銃を放つ 第四話 赤沢道香の奇跡 今日を放つ 第五話 小見太平の奇跡 ニューを放つ 第六話 西村琴子の奇跡 業を放つ 第七話 黒瀬悦生の奇跡 空を放つ
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2022年出版。「こんな偶然ってある?奇跡だよね!」的な。ごく日常的な一つのシーンに居合わせた人達が、相互に影響し合って互いの人生の節目で大切な選択を得るというお話。当然ながら登場人物毎に視点が変わる。文体も変わる。共有したシーンが、視点の人物毎に微妙に違って描かれる。逆に言うと...
2022年出版。「こんな偶然ってある?奇跡だよね!」的な。ごく日常的な一つのシーンに居合わせた人達が、相互に影響し合って互いの人生の節目で大切な選択を得るというお話。当然ながら登場人物毎に視点が変わる。文体も変わる。共有したシーンが、視点の人物毎に微妙に違って描かれる。逆に言うと、同じシーンの記載が何回も繰り返されるので、「またかよ...」と感じる度合いが強い人には勧められない。全体を通した「具体的なテーマ」は無いので、その点でも充実した読了感は感じにくいのかも。個人的には面白かった。
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