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2084年のSF の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2022/06/10

1984年から100年後の2084年の世界。感染症や全体主義の再興、テクノロジーの進歩を受けて大きく変化した社会を描く。だが、そんな中でも人間が世界内存在として対話し生きていく姿が映し出される。

Posted byブクログ

2022/05/30

日本SF作家クラブによるアンソロジー。前作「ポストコロナのSF」の執筆陣がリアルタイム・オールスターみたいな陣容だったのに比べると、ニューフェイス寄りの人選。他にも、逢坂冬馬氏がSFを書くことを、恥ずかしながら迂生はここで始めて知った。そのせいか、作品の傾向もバラバラ、出来の方も...

日本SF作家クラブによるアンソロジー。前作「ポストコロナのSF」の執筆陣がリアルタイム・オールスターみたいな陣容だったのに比べると、ニューフェイス寄りの人選。他にも、逢坂冬馬氏がSFを書くことを、恥ずかしながら迂生はここで始めて知った。そのせいか、作品の傾向もバラバラ、出来の方も玉石混交とまでは言わないが、かなりばらつきがある。SFの濃度(?)も、普段SFを読まない読者に配慮したような作から、尖りすぎて、ほとんど何が書いてあるのかさえ、理解できないようなのまである。とりあえずは、この幅の広さを楽しんで、趣味があった作を愛でればいいと思う。個人的に気に入ったのは「至聖所」、「移動遊園地の幽霊たち」、「男性撤廃」辺り。

Posted byブクログ