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2084年のSF ハヤカワ文庫JA
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2084年のSF ハヤカワ文庫JA

アンソロジー(著者), 福田和代(著者), 三方行成(著者), 逢坂冬馬(著者), 斜線堂有紀(著者), 高野史緒(著者), 日本SF作家クラブ(編者)

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2084年のSF ハヤカワ文庫JA

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2022/05/24
JAN 9784150315221

2084年のSF

¥1,320

商品レビュー

3.3

12件のお客様レビュー

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2024/02/21

ジョージ・オーウェル『1984』の100年後をコンセプトにしたアンソロジー。企画は楽しいけどコンセプトのせいかどの作品もディストピアになっている。科学技術が進歩しても楽しそうな未来になっていない。 能天気に未来を礼賛する作品も読みたかったなぁ。

Posted by ブクログ

2023/11/20

残念ながら,突飛な予想だにしない未来予想図を描いた作品はない.現実は小説よりも奇なり,恐らく本当の2084年は,現在の延長線上には存在せず,何らかの革新があるか,あるいは絶滅があるか….

Posted by ブクログ

2023/09/23

「1984年」のオマージュとして企画された23人の作家によるSFアンソロジー。ディストピア小説のオマージュだからか、暗いというかなんというか。 2084年という未来を描いた物語であるのに、未来は無限で輝かしい、みたいなキラキラした物語はないように思いました。拡大する世界、進歩する...

「1984年」のオマージュとして企画された23人の作家によるSFアンソロジー。ディストピア小説のオマージュだからか、暗いというかなんというか。 2084年という未来を描いた物語であるのに、未来は無限で輝かしい、みたいなキラキラした物語はないように思いました。拡大する世界、進歩する科学、それらの速度に追いつけない個人の精神世界。その乖離を埋めるための科学が、さらに隙間を広げてゆく、かのような。 知らないうちに、世界と社会とのずれが生まれていて、小さいものが無視できないほどの存在感を持ち出してしまって、押しつぶされそうになってしまった、という恐怖がある。そんな読後感です。 自分と他人、自分以外のものとは決して相容れないということが目視できてしまった、ということかなぁ。それを埋めるための科学技術が、断絶をより際立たせるという結果になってしまった。 全体的にそんな印象になってしまった「2084年のSF」です。ただ『R__R__』だけが、不安や閉塞感をぶっ飛ばそうとしてくれる。抑えきれない衝動と、それに突き動かされる情念。いい。 「1984年」オマージュであることを思えば、「2084年のSF」という本自身に閉塞感を感じても仕方のないことか。その状況をぶっ壊す兆しになるのが、自分にとっては『R__R__』だったのかもしれない。

Posted by ブクログ

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