1,800円以上の注文で送料無料

むらさきのスカートの女 の商品レビュー

3.6

863件のお客様レビュー

  1. 5つ

    128

  2. 4つ

    319

  3. 3つ

    307

  4. 2つ

    50

  5. 1つ

    13

レビューを投稿

2024/11/07

後味が不思議

おそらく、この小説の終わり方は私とは合わないなと感じました。
文章は上手くて、とてもわかりやすいし面白いと感じました。ただ、読者にほぼ結末を任しているのが魅力なのか、そこら辺は合いませんでした。
モヤモヤする感じ、なんとも言えない感情を味わいたい人はおすすめです。

おそらく、この小説の終わり方は私とは合わないなと感じました。
文章は上手くて、とてもわかりやすいし面白いと感じました。ただ、読者にほぼ結末を任しているのが魅力なのか、そこら辺は合いませんでした。
モヤモヤする感じ、なんとも言えない感情を味わいたい人はおすすめです。
未だに、この本は何を伝えたかったのか、ふわふわしてよくわかりません。

はなこ

2026/04/20

「わたし」は羨望の感情から執着するのか?それとも夢の中の話?誰でも「むらさきのスカートの女」と「黄色いカーディガンの女」になりうる恐怖。 決して他人事ではない話。因果応報。終わらない。

Posted byブクログ

2026/04/19

最高だった 朝井リョウが、結局最強の本は読む手が止まらないものって言ってて、それでした 信頼できない語り手ってこういうことでしょうか 他者への眼差しははっきりしているが、客観的に自分を見ることはできてないね ベンチに座った人に、ここはある人の専用席なんですと何度も説明する姿を想像...

最高だった 朝井リョウが、結局最強の本は読む手が止まらないものって言ってて、それでした 信頼できない語り手ってこういうことでしょうか 他者への眼差しははっきりしているが、客観的に自分を見ることはできてないね ベンチに座った人に、ここはある人の専用席なんですと何度も説明する姿を想像してみたらどうだろ、確実に変な人。でもそれを変と思わせない文章がすごい。僕らもいつの間にか語り手への客観的目線を失ってる。 孤独や現状への不安や、何者かになりたい欲望。自分以外のものに委ねることで解消していると僕は読みました。あくまでも個人の解釈、いろんな解釈があるだろうから、読んだ後にコーヒーでもしばきながら話そうぜ。

Posted byブクログ

2026/04/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2026.04.15 むらさきのスカートの女、と言うタイトルなのに装丁のスカートは水玉なのが最初からひっかかっていた。が、読み終えてその理由が分かったような気がする。これはきいろいカーディガンの女のスカートだったのでは、と。 「きいろいカーディガンの女」の目線を通して物語は進んでいくが、読む人によって感じることはさまざまなのでは?と思う。 一言で言えば、世にも奇妙な物語のようなストーリー。 映像化して欲しいなと思う。

Posted byブクログ

2026/04/09

小説も面白かったのですが、その後に何本も収録されていた受賞エッセイがとても良かったです。作家さんが苦労して小説を書いていたこと、仕事を転々として辞めたいと思いながら日々過ごしていたこと、なかなか人とうまく接することができなかったこと、それで作家になったという話(ホントかな)など、...

小説も面白かったのですが、その後に何本も収録されていた受賞エッセイがとても良かったです。作家さんが苦労して小説を書いていたこと、仕事を転々として辞めたいと思いながら日々過ごしていたこと、なかなか人とうまく接することができなかったこと、それで作家になったという話(ホントかな)など、何か親近感を感じて、小説よりも印象的でした。エッセイを読んでファンになったようです。

Posted byブクログ

2026/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さすがは芥川賞受賞作品。 ありきたりな展開でなく、社会風刺や人間の心の奥に眠る黒い部分を掘り起こして描いた、余白の多いお話だった。 ここからは私の解釈を。 「黄色いカーディガンの女」は、「むらさきのスカートの女」と同じく社会不適合者である。 「黄色いカーディガンの女」はかなり曲者で、自分が「むらさきのスカートの女」より上に立つことで、自分の存在意義や生きがいを見つけようとしていた。 それゆえに、狂気的な方法ではあるが、彼女を自分の職場(ホテル清掃)へ誘導するなど、献身的にサポートしてきたつもりだった。 しかし、「むらさきのスカートの女」が、そこで社会的地位を確立し始めたことで、彼女の中での気持ちが変わっていく。 嫉妬心なのか?生き甲斐がなくなったことへの虚無感なのか? そして、「むらさきのスカートの女」が悪者になるよう、おそらく「黄色いカーディガンの女」がバザーにホテルの備品を出品をしたのだろう。 彼女の地位を貶め、そんな彼女を救う正義のヒーローになりたかったのだ。きっと。 今まで一度も話しかけられなかったくせに、「むらさきのスカートの女」の大ピンチには颯爽と駆けつけ、逃げる方法を流暢に語り出す感じ…ものすごく不気味で面白かった。 もう一つ面白かったのは、「黄色いカーディガンの女」に関する人物像が、最後の数行(所長の発言)でしかわからないことだ。 それまでの彼女の行動は、犯罪に該当するものばかりなのに、それをするのは「当たり前」というように話が展開していく。 その違和感に本人が気づいていない描写こそ、彼女のヤバさの真髄。「黄色いカーディガンの女」が明らかに変な人間であることが明記されず、最後に所長の言葉で答え合わせができる展開は面白かった。 ストーカーの気持ちの疑似体験をしたような気持ちにもなった。 「むらさきのスカートの女」は、徐々に商店街の人や子供たちから気づかれなくなっていく。一方で、「黄色いカーディガンの女」は、最後に子供たちにベンチでタッチされる描写があった。 これらは社会に溶け込むと、その人の存在が希薄になっていくことを暗に示しているように見えた。 「黄色いカーディガンの女」は、物語のラストにかけて、社会から浮いた存在になったことを証明しているのかなぁ。メッセージが奥深くて、何度も読み返したくなる作品だった。

Posted byブクログ

2026/04/06

人は自分の世界で生きている 何かにのめり込めばそれ以外が見えなくなる 生活が破綻してもどんな状況になっても追い続ける 異常を異常と感じられているうちは大丈夫なのだ 何がそうさせるのか理由なんてないのだろう

Posted byブクログ

2026/04/04

むらさきの女を観察する本人は何者かが ずっと気になっていた。 まるで幽霊?が女に取り憑いているのかと思っていたが、終盤で一気に展開し最後は⁇な気分になり、少しして色々理解できた気がしている… 不思議な感覚、前半は非現実的な話なのかと思ったが、読み終わった所で普通にあり得る話だと思...

むらさきの女を観察する本人は何者かが ずっと気になっていた。 まるで幽霊?が女に取り憑いているのかと思っていたが、終盤で一気に展開し最後は⁇な気分になり、少しして色々理解できた気がしている… 不思議な感覚、前半は非現実的な話なのかと思ったが、読み終わった所で普通にあり得る話だと思った。

Posted byブクログ

2026/03/28

むらさきスカートの女は黄色いカーディガンの女でもあり、逆も然り。 勘付きながら読み進めたので、ラストの驚きは少なかった。 じゃあ突き落としたのも、黄色いスカートの女も一緒なの?と辻褄を気にしてしまうけど、そこは重要ではなくて。そういうことではなくて。 私ともう1人の私、私の中...

むらさきスカートの女は黄色いカーディガンの女でもあり、逆も然り。 勘付きながら読み進めたので、ラストの驚きは少なかった。 じゃあ突き落としたのも、黄色いスカートの女も一緒なの?と辻褄を気にしてしまうけど、そこは重要ではなくて。そういうことではなくて。 私ともう1人の私、私の中の私、どちらも私 私のわたしが関与してくる むらさきスカートの女 むらさきスカートの女 むらさきスカートの女

Posted byブクログ

2026/03/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

むらさきのスカートの女のすぐ隣で全て聞いているかの様な描写が理解不能だった。 じつは語り部は幽霊で背後で見聞きしているのかと思うぐらい、いつどこに電話しているか、誰とどんな会話しているのかを把握できるのは普通の人は出来ない。 会社勤め人はなおさら出来ない。 ストーカーだからでは辻褄があわなすぎてモヤモヤする。

Posted byブクログ