死神と天使の円舞曲 の商品レビュー

知念実希人(著者)

2023/04/24

シリーズ3作目。連続放火事件によって消失したある家、そして事件の真相とは。
犬派も猫派も両方楽しめる親切設計なのが嬉しい作品である。
動物、もとい霊的存在なのだが、彼らの活躍と謎解きが実に絶妙なバランスで成り立っている。動物好きも推理好きもぜひ。

2023/04/06

死神シリーズの3作目。付き合っていた女性が病気で男と離れ離れで地元に残った。一人前のシェフになって地元に戻ってみると他の男とベビーがいた！
よくあるドラマのような展開だったが、その続きを読むと実態が明らかになる。クロやレオの活躍でジエンド。

2023/03/24

３部作。完結編？
１部と２部で登場する犬と猫が力を合わせて...
１、２部を読んでいないと訳がわからないかも。これらをまとめ読みすることをおすすめします。

2023/03/18

「死神」シリーズ3作目。1作目、2作目のレオとクロが力を合わせて、大活躍。
1作目、2作目を読んでいなくても大丈夫ですが、レオとクロがどうやって地上に降りてきたのか、どんな人たちと出会ってきたのかがわかるので、順番どおり読むほうがおすすめ。
黒幕はなんとなくわかるし、今回も前作同様、ちょっとご都合主義な話の展開、と思いながらも楽しんで読ませてもらいました。

2023/03/17

死神シリーズ第三作。7年もたつと大事なシーンがかなり抜け落ちているのがとてももどかしく。それを差し引いても余りある独特の空気感。2人のいや２匹の掛け合いが最高でシュークリームやお刺身でとろけそうになっている姿は何度も笑ってしまった。妙に高飛車なのも、ユーモラス。
ちょっとした行き違いで人の運命はこんなにも狂ってしまうものなのだろうか。どこかで気持ちの修正をかけている死神さんがいてくれるのもかもね。この際もう一度黒猫の小夜曲は読んでおこうと思う。

2023/03/12

死神シリーズ3作目。タイトルからもわかるように、レオとクロの共闘でした。前作と前々作を読んでいるか否かで思い入れがかなり違うので、ぜひ読んでみることをおすすめします。さて、今作もハートフルな物語の中に、ミステリー要素もあり、非常に楽しめました。最後はどうなるかと思いましたが、やっぱり人間も捨てたもんじゃないですね。

2023/03/05

ネタバレ↓

犯人が人間という固定観念があったので犯人の正体には度肝を抜かれた
人間という生き物の在り方を人間ではない存在からの視点で語られるのも面白かった。
超常的な存在が人間臭いのも面白いし、サスペンスとしても先の展開が読めなくてよかった。

2023/03/04

全く知らなかったが、「優しい死神の飼い方」「黒猫の小夜曲」に続く死神シリーズの第３弾らしいが、まあそれは気にならない程度。どうもこの手のファンタジーに近い話は個人的に不得意だ。プロットも今一つだし最後まであまり面白いとは思えなかった。

2023/02/26

死神シリーズ第三弾。森の中で人魂の噂が流れ、連続放火事件が起き、その全容、黒幕の正体を知った時、地上では犬と猫に姿を変えているが、地縛霊を解き放つという高貴な存在のレオとクロは重大な決断をしなくてはならなかった。犬や猫の特徴をそれぞれけなしながらもお互いを認めリスペクトして協力して真相に辿り着くところがほほえましくてよかった。レオもクロも愚かなところもある人間の優しさに触れ、友達になり、その人の思いに応えることをことを選んだ。「黒猫の小夜曲」「優しい死神の飼い方」を読んでからの方が楽しめるかな。

2023/02/07

Ｊミステリーで第1章を読んで、死神シリーズを購入し、1から順番に読みました。
ファンタジー要素が強くなってるなと思いましたが、最後は心が暖かくなるお話でした。