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トルクメニスタン・ファンブック の商品レビュー

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2024/07/24

クレイジージャーニーの佐藤健寿さんの回で見てからトルクメニスタンが気になっている。 トルクメニスタンの本を探したけど、唯一見つかったのがこの本だけ。 この本はトルクメニスタンに住んでいる著者が、トルクメニスタンの魅力を伝えたいと書いたもの。 ○トルクメニスタンメモ ◆資源 ...

クレイジージャーニーの佐藤健寿さんの回で見てからトルクメニスタンが気になっている。 トルクメニスタンの本を探したけど、唯一見つかったのがこの本だけ。 この本はトルクメニスタンに住んでいる著者が、トルクメニスタンの魅力を伝えたいと書いたもの。 ○トルクメニスタンメモ ◆資源 天然ガスは世界第4位の埋蔵量。 これにより潤沢な資金流入があるため、経済が豊かで国民の教育費は無料。 電気、ガス、光熱費、水道代は非常に安価。 ◆トルクメニスタンで禁止されていること ・「首都には白い車しか走ってはいけない」という法律があった。現在は緩和されてはいるが、依然として9割近くの車が白色。 ・多くの場所では写真撮影が禁止されている。街角には私服も含め警察が多く配備されている。監視員も巡回している。 ・現地人の一般家庭にホームステイすることは禁止されている。 ・看板や宣伝広告も禁止。駐車場や車道を横切るための歩道などは、見た目か美しくないとされるものは地下に作られている。 ・洗濯を干して良いのは建物の裏側だけで、ごちゃごちゃしたものは決して表に出てこない。街にはゴミなどは一切落ちていない。 ・ヒゲを生やしてはいけない。 男性の長髪も禁止されている ◆白一色の大理石の近未来的な建物 「世界で最も大理石の建物が密集している街」としてギネスブックに登録されている。 多くは市民のための住宅マンションだというから贅沢。 大理石はトルクメニスタンでは産出されないため、全てイタリアやトルコなどから莫大な費用をかけて輸入されている。 大理石の白と金色の近未来的な形の建物と像の写真は、どれも驚くほど豪華。 写真は小さいけど色々な建造物の写真が見れる。 クレイジージャーニーで見た、夜になるとどの建物もエレクトリカルパレードのような7色のLEDでピカピカになる写真は、残念ながらこの本には載ってなかった。

Posted byブクログ

2023/07/23

 ややもすれば日本のメディアはトルクメニスタンを旧ソ連や中央アジアの国と、ひどい場合には"謎多き"・"未知の"・"奇妙な"といった形容詞を付けて紹介しがちである。そのようなメインストリームに呑まれること無く、本書はトルク...

 ややもすれば日本のメディアはトルクメニスタンを旧ソ連や中央アジアの国と、ひどい場合には"謎多き"・"未知の"・"奇妙な"といった形容詞を付けて紹介しがちである。そのようなメインストリームに呑まれること無く、本書はトルクメニスタンという国家とトルクメン民族の歴史・文化・魅力をたっぷりと掲載している。僅かに誤植等は見受けられたが気にはならない。パブリブさんには今後もこの「ニッチジャーニー」を刊行し続けてほしい。

Posted byブクログ