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事故物件、いかがですか? の商品レビュー

3.6

67件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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2024/12/28

『東京ロンダリング』の続編。 登場人物が変わって短編集みたいな感じかなと読み始めたけど、 なんか中途半端な終わり方だなぁーと思っていたら、 最後に向けて一気に収束していったので、ビックリ。 『ロンダリング』が作者の架空のものと知って驚き。

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2024/12/18

作者の空想のお仕事だったんだね、やたらリアリティのある仕事内容だった。 ただ、本編については短編集ということもあり、そこまで惹かれるものはなかったかも。 最初の話の旦那はクズだったことくらいかな。

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2024/12/17

架空の商売らしいが 結構現実味があるように思える 怖い話かなと思ったが そうでもなくてよかった 読み終えてから少し時間が経ってしまったため 読み終えたときの気持ちが薄れてしまった…

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2024/12/15

ちょっと短編が多くてやや中弛みしちゃったりもしたけど、「ロンダリングって言葉は作者のオリジナルで」と解説に書いてあったのを読んで一気におもろかったなって思った

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2024/12/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うちの部屋で人が死んだら 三木 不動産管理会社。 山中雄二 ちょっと体がひ弱そうで顔色の悪い年配の男性。一〇三号室。 康江 スーパーやしまで十時から三時までレジ打ちのパート。三十八歳。 美羽 康江の娘。 悠斗 康江の息子。 加島保隆 康江の夫。父親からアパートを相続した。 治 加島の父親。五十五歳に肺がんで亡くなった。 細田あかね 家賃保証会社。 遠藤圭吾 スーパーやしまのレジ打ち。二十七歳。早稲田大学卒業。不動産会社の営業をしていて体を壊し、退職。 君に栄光を捧げよう 田中保志 小さなメーカーの営業部。 皆川哲治 田中と同期。新人研修の初日に出会った。開発部。事故物件に住んでいる。 依田 研修の一日目でやめた。 浅井陽介 皆川が住んでいる部屋の前の住人。 宇田拓也 田中と同じ高校でバレー部。 村内 グループリーダー。 総務課長 仙道啓太 株式会社失踪ドットコム。担当部長。 野原 アパートの大家。 相場 事故物件の不動産業者。 幽霊なんているわけない まあちゃん 不動産屋。 鎌田勇気 浮気して妻に出て行けと言われる。 桐子 妻。 かりん 娘。 小谷まゆ 浮気相手。 大庭アキ 亡くなった七十八歳のお婆さん。 栗木静香 ビル管理会社の営業。面接の時に趣味は手相を見れると答えて、研修中に百人の手相を見てこいと言われる。鎌田で四十七人目。 女が生活保護を受ける時 吉田正子 まあちゃん。 小石川君江 生活保護で入れる物件を探している。 相場 大庭アキ 地方出身単身女子の人生 まあちゃん 遠藤 社会学者。まあちゃんと相葉不動産の近くの定食屋で知り合った。 光浦 一見、イケメン、色白の男、隣町で家賃交渉業の会社を経営している。 失踪、どっと混む 相場 仙道啓太 失踪屋。 青井 仙道の最初の失踪人。仙道の同期。 町田祐子 仙道の同期。 昔の仕事 りさ子 定食屋「富士屋」で働いて四年。亮の父親が二年前に亡くなって、請われるままにロンダリングの仕事をやめ、定食屋の仕事が専業になった。 亮 相場 橋本直樹 四十七歳、平凡なサラリーマン。 栗木 仙道 大東京ロンダリング 仙道 町田祐子 鎌田勇気 加島康江 遠藤圭吾 まあちゃん 小石川君江 青井 師井 仙道の大学時代の同窓生で、同じ研究室だった。都庁のキャリア技官。

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2024/12/09

いわゆる事故物件に一カ月だけ住むことで不動産業者による説明責任を回避させる「ロンダリング」という仕事を軸にした8話 そこに失踪が絡み、それらの共通点を積み重ねていくと「東京大条例」と呼ばれる大きな意志が働いていることが浮かぶ 「ロンダリング」という職業は作者の創作したもの、とい...

いわゆる事故物件に一カ月だけ住むことで不動産業者による説明責任を回避させる「ロンダリング」という仕事を軸にした8話 そこに失踪が絡み、それらの共通点を積み重ねていくと「東京大条例」と呼ばれる大きな意志が働いていることが浮かぶ 「ロンダリング」という職業は作者の創作したもの、というのが信じられないほどリアリティがある(本当にそういう職業があるのかなと思って読み進めていました) 各話の登場人物たちは「ロンダリング」に関わることがきっかけで、「結局自分はどうしたいのか」という問いの答えや出口をそれぞれ見つけて、自分の人生を軌道修正する それは、もしかしたら私自身に向けられた問いなのかもしれなくて、、、 お話の中に出てくる食べ物がどれも美味しそう こういうお店があったらいいな

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2024/12/01

全体につなかわりのある、連作短編集。全体的に不穏な空気感はありつつも、個々の人たちは前向きに生きようとしているのがよかった。ただ小さな幸せを感じる日々がどれだけ難しく尊いか。こんな生き方とあるのかと、日常にある新しい世界を知ることができる。

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2024/11/27

事故物件のロンダリングをめぐるそれぞれの人間模様。一つ一つの話自体は面白い。読み進めていくと、色々繋がっていて、背後に不穏な空気が流れていることがわかってきます。ただ、繋がりかたが少し弱いので、何度も見返すことになる。敵の描き方も弱く、やっつけかたもなんか小さい。全体としてはやや...

事故物件のロンダリングをめぐるそれぞれの人間模様。一つ一つの話自体は面白い。読み進めていくと、色々繋がっていて、背後に不穏な空気が流れていることがわかってきます。ただ、繋がりかたが少し弱いので、何度も見返すことになる。敵の描き方も弱く、やっつけかたもなんか小さい。全体としてはややガッカリ。家族や友人関係のあれこれも盛り込まれているが、感動できず。

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2024/11/26

途切れ途切れ読んだので前半を忘れてしまったけれど、改めてこの作家の豊かな想像力に感服します。 ロンダリングという商売が実在するような取材力や女性が女性をみる視点のシニカルな所など、なるほどと思うばかりです。 今回は失踪屋という商売も絡めて、最後は巨悪の利権に対抗するところで終わり...

途切れ途切れ読んだので前半を忘れてしまったけれど、改めてこの作家の豊かな想像力に感服します。 ロンダリングという商売が実在するような取材力や女性が女性をみる視点のシニカルな所など、なるほどと思うばかりです。 今回は失踪屋という商売も絡めて、最後は巨悪の利権に対抗するところで終わりますが、中々読み応えがありました。 なんだかこのシリーズはまだまだ続きそうです。

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2024/09/13

孤独死等による事故物件は、これから増えていく一方だと思うので興味深い内容でした。短編同士がラストで繋がるという構成だとは思うんですけど、あまり引き込まれる感じはしなかったです。

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