俺ではない炎上 の商品レビュー
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読後感の明るさは良いなと思った。 が、やはり諸々不満点はあり。ざっくり3つ ① 犯人の動機が「なんでもいいですやんそれ…」というもの ② ミステリとして読めば(というかこの本の見出しや宣伝を見ればそうやって捉える人が多数だと思うけど)、最初の手紙のあんな数字なんて座標以外あり得なくて、「でもそんなん自明だからそれは流石にねぇだろうな」と思ってたら、最後の方になって他キャラが「それ座標じゃない?」→本当に単に座標でした…って。。。 ----------------------------------------- 話の全体を作るために即辿り着いたらそれで終わりだから「主人公はインターネットもよく知らん50代だからそういう数字を見ても座標だと思いつかなかった」ということにしたいんだろうけど、読者目線だと「綺麗に騙されたなら、これはしょうがないという気持ち良い諦めがあるけど、これについては定石過ぎてむしろ除外してたぐらいなので、あんなに時間とって座標でしたはストーリー都合による遠回りに付き合わせられた」となってしまう ③ 時系列ミスリードが強引と言うか、もはや少し綻びが生じているように思う。 他の人もあげているけど特に以下 ▲ 「木曜日は毎週夜勤なんです。なので私は職場にいました。娘は塾に通わせているので、塾にいる時間です。その時間、主人が家で何をしているのかは……ちょっと」 →これ今の時系列で、娘は大学生でしょ?塾なんてないでしょ基本。就活塾とかあるから皆無ではないが相当稀だし、警察側も「塾?」って聞くでしょ ▲ このままだとほんの小さな子供の手によって、山縣泰介が殺されてしまう →これも今の時系列。えばたんも大人な訳で当てはまらない。「過去の自分たちの行いで」と言いたいにしても、まずミスリードさせたいメタ事情が顔を出しすぎているし、ストーリーで考えても「こんな緊急事態で伝えられる情報量も少なくなってくる時に、そんな言い方せんだろ」とは思う
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泰介の主観では恨まれていないと思っていても、全くそうではなくて、でも信じてくれる人が居たり、どうにか立ち直ったり。 真犯人の動悸が少し弱かったのが残念だけれど、人の一面性からの別側面が写される表現はやはりさすが。 自分がいかに普段着飾って過ごしているのか考えさせられる。 ふと自分に立ち返るのに泰介にとっては必要な逃亡劇だった。
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著者初読みです。 まずまず面白かったです。SNSという最近の本です。 そういう意味では最近のはやりの本でもありますね。 どうなってるんだとうな?早く頁をめくりたいなと思わす本でしたね。 まずは良しですね。
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読み終わった後、???とクエスチョンマークが浮かんだが、噛み砕くとなるほど...と思わせる仕掛けが満載。 読者を欺く方法って色々あるのだなと感心した。 泰介が逃げていく間に自分自身を振り返り、自らの傲慢さに気がつくところが良かった。 人間、自分自身を省みるときは決まって不幸な時...
読み終わった後、???とクエスチョンマークが浮かんだが、噛み砕くとなるほど...と思わせる仕掛けが満載。 読者を欺く方法って色々あるのだなと感心した。 泰介が逃げていく間に自分自身を振り返り、自らの傲慢さに気がつくところが良かった。 人間、自分自身を省みるときは決まって不幸な時なのだ。
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3.4 最近よくあるSNSでのデマの恐ろしさがテーマの作品でしたがやはり何度読んでも、その手の作品では真偽が定かでない情報を拡散する人が無数にいてそれに苛立ってしまいます。そして絶対こんな人間にならないぞ、と何度も感じそういったコンテンツを定期的に消費する事でメディアリテラシーが確立されていくのだと思います。 そしてこの作品はメディアリテラシーだけでなく人間のプライドからくる責任転嫁や思考放棄をしてはいけないといういわゆる「俺ではない」の教訓を与えてくれます。 学んだことはここまでにして泰介の逃走劇も波乱の展開で面白かったです。Twitterで日本中に顔バレしてる中で逃げ切るのは中々ハードモードでその中でよく犯人確保した!って歓喜しました。 サクラこと夏実の時系列をずらしていたり青江が日本語ミスに気付いて味方になる激アツ展開だったりと伏線も散りばめられていました。最初の方のホテルにパソコン置いていったのは何だったのかな?わかる人いたら教えてください。 個人的には妻と娘に言うべきことは「いつもありがとう、愛してる」かなー。 それにしてもえばたんやりすぎよ笑
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面白かった! ご都合主義的な展開や、辻褄があわない部分もあったが、それは別としても、最後までひっぱるハラハラ具合がよかった。 こういう系のトリックはどのレベルまで辻褄を合わせるのか重要ではあるので、残念な部分が何ヵ所かあった。動機も弱すぎる気がしないでもない。でも、かなり複雑な時系列と人間関係をまとめあげ、予想外の驚きを体験できたのですごく満足! ネットの人間の都合のよさ、自己認識と他者からの認識の差、妻との関係、伝えたいことも明白でわかりやすかったと思う。 小学生で「夏実→さくらんぼ」とかいうあだ名は気が利きすぎている気がするが…笑
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タイトルから舐めてかかってしまったが、想像を上回る作品。サスペンスとしての完成度も高く構成もミスリードも素晴らしい。人ごとではないテーマだけに恐ろしさが際立つ。
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登場人物の視点が場面ごとに変わる小説はかなり好きなので良かった。 主人公の性格上、人の気持ちを汲み取れない。それによって疑われてしまっても仕方のない人物ということによりさらに主人公を犯人に見せられていたと思う。 今の世の中ネットで出回る情報を鵜呑みにし、コロコロと意見が変わるネットの書き込みを上手く活用しておりこれにより犯人の推測が困難になった。 最後の最後でまさかの事実が展開され、予想しながら読んではいたが予想を裏切る展開となった。 自分としては主人公の娘の年齢を場面ごとに把握しきれていなかったことが悔しい。
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娘の夏美の話は過去の話だったのか。盛大に騙された。 twitterアカウントの乗っ取りや殺人の手口などが明かされず、少し残念に思う。wifiパスワードや泰介のマイナンバーカードの入手も困難じゃないかと思う。 犯行時刻に泰介のアリバイがなかったこと、犯人の罠にことごとく泰介が嵌ってしまうのは、ただただ犯人の運が良かっただけかとがっかり。 単に良い人だった青江さんの、ただ疑惑を向けられるだけの役割だったことに同情した笑 最終盤になるまで謎が解けず、続きが気になる構成で楽しく読むことができた。
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最後まで読んで欲しい。 ネタバレ絶対見ないで欲しい。 途中で読むのを辞めようと思ってていても最後まで読み続けて欲しい。 わたしの中では、最高の作家さんだと思う。 素晴らしい。 読んだ感想を書きたいが、まだ読んだ事がない人に、この本を読んで欲しいから、一言も書かない。 この本をすす...
最後まで読んで欲しい。 ネタバレ絶対見ないで欲しい。 途中で読むのを辞めようと思ってていても最後まで読み続けて欲しい。 わたしの中では、最高の作家さんだと思う。 素晴らしい。 読んだ感想を書きたいが、まだ読んだ事がない人に、この本を読んで欲しいから、一言も書かない。 この本をすすめてくれた方に感謝。
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