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ワカレ花 の商品レビュー

2.7

26件のお客様レビュー

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2022/04/30

SNSで本を紹介しているけんごさん。彼の動画は見たことないけど、その彼の小説をふらりと入った書店で見つけた。これも何かの縁だろうと思い購入。 本作が小説家デビューらしい。 本を読むことが苦手な人にも、おそらく読みやすくわかりやすい文章。サクッと読める。 短編、オムニバス形式でそれ...

SNSで本を紹介しているけんごさん。彼の動画は見たことないけど、その彼の小説をふらりと入った書店で見つけた。これも何かの縁だろうと思い購入。 本作が小説家デビューらしい。 本を読むことが苦手な人にも、おそらく読みやすくわかりやすい文章。サクッと読める。 短編、オムニバス形式でそれぞれの誰かが繋がっている。青山美智子さんの小説のスタイルに似ている。意図的なのかはわからないけれど、彼女の小説同様に話に感情移入しやすい。 出会いと別れを、四季を通じて描かれていて、最後の話は登場人物の名前の如く、冬から春へと移り変わり別れの話であっても少し心が和ぐ。 この本をきっかけに読書好きになる若い人もいるかもしれない。

Posted byブクログ

2022/05/06

文章ひとつひとつは正直物足りないし、言葉選びももうひと捻り欲しいと思いましたが、短編連作の形で1冊書き切ったのは純粋にすごいと思います。 登場人物達がつながっていって、それぞれの別れの物語がに向かっていく展開は、切なかったり理不尽だったり。 キャラクター達の名前も繋がっていって...

文章ひとつひとつは正直物足りないし、言葉選びももうひと捻り欲しいと思いましたが、短編連作の形で1冊書き切ったのは純粋にすごいと思います。 登場人物達がつながっていって、それぞれの別れの物語がに向かっていく展開は、切なかったり理不尽だったり。 キャラクター達の名前も繋がっていって、いろいろな仕掛けが詰め込まれていました。 …ですが、筆力不足で仕掛けが全部丸見えなのがもったいなかった。 TikTokの本紹介から始まり、有名版元から小説を出すまでになるなんて、現代ならではのSNSドリームを実現していて凄いなと思います。 一文がかなり短いのは、SNS世代ならではの文章のリズムの作り方だなと感じたし、どんな層に響くかというマーケティングがしっかりした作品でした。 紹介するのが上手い人がゼロベースから物が作れるとは限らないんだよなあ……。

Posted byブクログ

2022/04/29

“超"学生向け小説。 しかし、こういった作品も必要だと思った。 はっきりいうと、読書に慣れ親しんでいる人には物足りないだろう。それでも、初めて本を読む人のために、本屋さんにあるべき一冊。 学校の図書室に置いたほうがいいと思います。

Posted byブクログ

2022/04/28

最高すぎました。泣きました。 人を好きになることの素晴らしさに改めて気づかされました。 季節と恋愛のコンビネーションがキレイで心をあっためてくれます。 この物語はきっと誰かを救うはずです。 小説を読むのが苦手な方も読みやすいと思います!

Posted byブクログ

2022/04/28

さあ、やって参りました発売日!! めっちゃいい話・・・!けんごさんのデビュー作、ましてや初版を買えるなんて・・・( ;∀;)ウレシイ 恋愛ものだけど、現実味があり、最初から涙が止まらない。二つの話が交互に繋がっていて、少しも飽きずスルスルっと読める。 これは読んだ方がいい!今月で...

さあ、やって参りました発売日!! めっちゃいい話・・・!けんごさんのデビュー作、ましてや初版を買えるなんて・・・( ;∀;)ウレシイ 恋愛ものだけど、現実味があり、最初から涙が止まらない。二つの話が交互に繋がっていて、少しも飽きずスルスルっと読める。 これは読んだ方がいい!今月で一番良かった本。

Posted byブクログ

2022/05/03

これって短編集なの? 短編集だとしたらちがうだろと思うし、連作短編集でも中途半端だし位置づけがまずよくわからない。一話一話の完成度低すぎ。 あと、全編通してものっすごく薄い。うすっぺらい。表現もありきたりで、恋愛小説の看板かかげるなら、もっと自分にしかできない言葉でi lo...

これって短編集なの? 短編集だとしたらちがうだろと思うし、連作短編集でも中途半端だし位置づけがまずよくわからない。一話一話の完成度低すぎ。 あと、全編通してものっすごく薄い。うすっぺらい。表現もありきたりで、恋愛小説の看板かかげるなら、もっと自分にしかできない言葉でi love youを翻訳してみせてよと思ってしまった。 切ないを切ないと言うだけなら一冊の本にする意味がない。作家は自分の言葉を何十万と使って、自分だけの物語を紡ぐものでしょ。小学生の作文か。 構成は凝ってるのかもしれないけど、べつに物珍しさもないし(なんなら全部先読みできたし)、季節も花のモチーフも最後にうまいこと使っただけのような。四季折々の意味ある…? おそらくターゲット層が若い子だからこれでいいんだろうけど、それならライト小説の文庫でよくない?これ単行本の価値ある?と正直おもう。10代の子に単行本買わせるなよ、と。 話題性はあるしなんか気持ち悪いくらい絶賛されてるから、ある程度の数字はでると思うけど、間違いなく言えることは大量生産大量消費大量廃棄の作品。数週間後にはメルカリと古本屋にたくさん出てる。誰かの本棚に10年居続ける作品ではない。 彼は既存のものを魅力的に紹介して、1を100にする能力は高いと思うけど、それとオリジナルを生み出すという0から1を生む能力はやはり別物なんだと思う。 ピュアで優しいという綺麗な言葉で感想を語るのは簡単だけど、そんな感想が綴られる作品なんて他にごまんとあるしというかピュアで優しいって言い換えれば稚拙で空っぽ??ってことでは? 作品どうこうより、この程度の作品を絶賛してなんとか売ろう!とする関係者にぞっとした。ほんとにこれをいいと思ったの?? これ無名の小説家志望がなにかしらの賞レースにこの原稿でエントリーしても箸にも棒にもかからないやつだよ。小説投稿サイトで載っててもたぶんランキングにも入らない。良くも悪くも名札って怖いな。 別の名前でこれがプルーフでまわってきたとしたら、ほんとに書店員は絶賛する?? 名札を讃えてるんじゃないの?彼のおかげでいろんな本が売れたもんね。そりゃありがたいよね。 ビジネス絶賛おつかれさまです。 後半も人の死を軽く扱いすぎ。死にオチにすれば感動するでしょ?とでも思ったのかよ。担当編集者もどうかと思った。この編集者の名前を覚えたので双葉の本を買おうかなという時は気をつけようと思います。もともとこの出版社のやり口は好きじゃないけど、さらにおええってなった。 子どもをもちあげて、子どもから金をとろうなんて、ヤクザより品がないよ。 勝てば官軍的なことで売れたらそれでいいのだろうが、これは流石にひどい。 神輿かつぐのは勝手だしその神輿に乗るのも自己責任だけど、祭りの後について考えたほうがいい。 彼の賞を受賞して安易にコメント出してる作家さんについてもオイオイと思った。

Posted byブクログ