図説 メディチ家の興亡 の商品レビュー
500年に及ぶメディチ家のエピソードを絵画などの図を添えて紹介しています。今までコジモとかコジモ1世とか関係が分からなかったけど家系図や絵画で少し理解できた気分。表紙の顔もコジモ、子のピエロ、孫のロレンツォなど少しわかるようになった。
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図書館の新刊コーナーで目にして手に取った。 14世紀から18世紀にかけてフィレンツェ共和国の繁栄とともにあったメディチ家をわかりやすく概観できる一冊だ。金融業者から貴族、王族や皇族へと成り上がっていき、血筋が絶えてしまう、まさに当家の興亡を一気に理解することができる。 イタリアの大きな観光資源のひとつであるフィレンツェ、メディチ家の威光とともにその遺構を堪能させてもらえる街。メディチ家の人々の人間臭さと街に残るの芸術の悠久性、その対比がなんとも人間の営みの儚さと高貴さを感じさせてくれる。 そうか、英語の「クアランティン(免疫隔離)」の語源は、イタリア語の「クアランティナ(四十日間)」だそう。フェルディナンド2世がペスト対策として市民を40日間の自宅待機を命じた(1630年)。大公は緊急事態を宣言して事態の収集に腐心したとある。
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第1章 夜明け前―ゴシック ボナジュンタからビッチまで 第2章 財力と権力―初期ルネサンス1 ジョヴァンニとコジモ 第3章 黄金時代―初期ルネサンス2 ピエロとロレンツォ 第4章 鉄の時代―盛期ルネサンス 教皇レオ一〇世と教皇クレメンス七世 第5章 メディチ君主国の創出―マニエリ...
第1章 夜明け前―ゴシック ボナジュンタからビッチまで 第2章 財力と権力―初期ルネサンス1 ジョヴァンニとコジモ 第3章 黄金時代―初期ルネサンス2 ピエロとロレンツォ 第4章 鉄の時代―盛期ルネサンス 教皇レオ一〇世と教皇クレメンス七世 第5章 メディチ君主国の創出―マニエリスム1 アレッサンドロとコジモ一世 第6章 醜聞と野望―マニエリスム2 フランチェスコ一世とフェルディナンド一世 第7章 黄金のたそがれ―バロック1 コジモ二世とフェルディナンド二世 第8章 落日と残照―バロック2 コジモ三世とジャン・ガストーネ
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