イエロー・サブマリン の商品レビュー
あの小さかった研人と芽莉衣ちゃんがついに結婚かぁ!なんて、おそらく多数の読者と同じく、親戚の一人みたいにニマニマしてしまう。さらに今回は、かんなちゃんの活躍にちょっとびっくり。これからさらなる活躍があるのかしら。 久しぶりに読むと、さすがに登場人物が増えすぎてわからなくなることが...
あの小さかった研人と芽莉衣ちゃんがついに結婚かぁ!なんて、おそらく多数の読者と同じく、親戚の一人みたいにニマニマしてしまう。さらに今回は、かんなちゃんの活躍にちょっとびっくり。これからさらなる活躍があるのかしら。 久しぶりに読むと、さすがに登場人物が増えすぎてわからなくなることがあって、美登里さんて誰だっけ?と思ってしまった。。
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第一章の絵も言われぬ縁結び、の作中で出てくる空想の作品。 『美しいシロと黒の馬の物語を月が読む』 『緋色のツグミは太陽に啼いて旅をした』 『砂漠の王者と湖水の木守』 『涙は銀の雨に心は金の光に』 『眠れる龍を紫紺の薔薇の姫が誘う』 作者はどうしてこんなタイトルを思いつくのか…...
第一章の絵も言われぬ縁結び、の作中で出てくる空想の作品。 『美しいシロと黒の馬の物語を月が読む』 『緋色のツグミは太陽に啼いて旅をした』 『砂漠の王者と湖水の木守』 『涙は銀の雨に心は金の光に』 『眠れる龍を紫紺の薔薇の姫が誘う』 作者はどうしてこんなタイトルを思いつくのか…と頭抱えるほど、このタイトルだけでこれらの作品の虜。メタ的にも東京バンドワゴンの世界観が溢れていて良いなぁと思う。 解説(渡邉森夫)の言葉を借りると“箱推しなのは、言わずもがなであるが”、私は紺推しです。ラストの紺に痺れた。それとマレフィセントには笑ったw
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每春恒例の文庫でのシリーズ発刊。今回も堀田家に様々な出来事がある。古書の買い取り先での幽霊屋敷騒ぎ、藤島さんの二股疑惑、美登里さんへの脅迫事件。堀田家の家訓どおり「如何なることでも万事解決」と治まる。芽莉依ちゃんの東大合格、そして研人との結婚、更には藤島さんと美登里さんも結婚とお...
每春恒例の文庫でのシリーズ発刊。今回も堀田家に様々な出来事がある。古書の買い取り先での幽霊屋敷騒ぎ、藤島さんの二股疑惑、美登里さんへの脅迫事件。堀田家の家訓どおり「如何なることでも万事解決」と治まる。芽莉依ちゃんの東大合格、そして研人との結婚、更には藤島さんと美登里さんも結婚とおめでたい出来事もあった。かずみさんが施設に入ってしまって寂しいけど、その施設での一ノ瀬文庫が嬉しい。勘一も元気でサチさんとこ行くにはまだまだ。各章でのサチさんの語る思いが身に染みてとてもいい。益々発展する堀田家をまだまだ読みたい。
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年に一度のお楽しみ(人´∀`)♪みんな大きくなったね~(´_`。)゙と近所のオバチャン気分(^^;)今回は「すべての神様の十月」と並行して読んでいたためか、サチさんが神様に思えちゃった(ノ´∀`*)
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この季節の風物詩的な作品。いつも通りの優しい世界観にホッとする。 今巻で少し気になったのが、登場人物がハイスペック過ぎはしないかというところ。初期の頃は我南人がロック歌手であったぐらいのところだが、もはや、紺はやや売れっ子の小説家、研人はミュージシャン、花陽は医者の卵、研人のフィ...
この季節の風物詩的な作品。いつも通りの優しい世界観にホッとする。 今巻で少し気になったのが、登場人物がハイスペック過ぎはしないかというところ。初期の頃は我南人がロック歌手であったぐらいのところだが、もはや、紺はやや売れっ子の小説家、研人はミュージシャン、花陽は医者の卵、研人のフィアンセは東大生、と、とにかく世間的な成功者が一家からゴロゴロと。小さな幸せがテーマだったように思うが、少し、その初期テーマからは離れている気がする。とはいえ、初期からの楽しみも受け継がれてはいる。
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