深夜0時の司書見習い の商品レビュー
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夏休みに突然、北海道にホームステイに行くことになった、高校生のアン。 札幌郊外にある洋館に1人、辿り着いたアンだったが、屋敷の人々はアンが来るのを知らされておらず、戸惑うアン。 とりあえず、屋敷に一泊することになったアンは、屋敷の主人、セージから「猫の言うことに耳を貸してはいけない」と告げられる。 その夜、アンは金色の瞳の猫に起こされて、不思議な図書迷宮に迷い込む。 かつてお雇い外国人のために建てられたという宮殿のような建物の私立図書館。 本にもさほど興味がなく「自分のことは嫌いではない。でも、同じくらい好きじゃなかった」アン。 夜中の図書迷宮の司書見習いと、日中の図書屋敷のお手伝いで、本やさまざまな人と出逢うことで、アンの心に眠る不安が浮かび上がって、やがて。 荘子、はてしない物語、クローディア、ホームズ、おおきなかぶ。 小学生のアンの悲しい思い出が切なくて、中学生の事件が痛々しい。 読み終わって、アニメの映画を観たような余韻。 サマーウォーズっぽいっていうか。 そして、コーディアルとコアップガラナが飲みたくなる。
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+++ 不思議な図書館で綴られる、本と人の絆を繋ぐビブリオファンタジー。 高校生の美原アンが夏休みにホームステイすることになったのは、札幌の郊外に佇む私設図書館、通称「図書屋敷」。不愛想な館主・セージに告げられたルールを破り、アンは真夜中の図書館に迷い込んでしまう。そこは荒廃し...
+++ 不思議な図書館で綴られる、本と人の絆を繋ぐビブリオファンタジー。 高校生の美原アンが夏休みにホームステイすることになったのは、札幌の郊外に佇む私設図書館、通称「図書屋敷」。不愛想な館主・セージに告げられたルールを破り、アンは真夜中の図書館に迷い込んでしまう。そこは荒廃した裏の世界――“物語の幻影”が彷徨する「図書迷宮」だった! 迷宮の司書を務めることになったアンは「図書館の本を多くの人間に読ませ、迷宮を復興する」よう命じられて……!? 美しい自然に囲まれた古屋敷で、自信のない少女の“物語”が色づき始める――。 +++ 完全に苦手な部類のファンタジーだった。ただ、SNSの匿名性の怖さや、人の口から出た言葉の棘が与える深い傷、それによってずっと苦しみ傷ついている人の存在、などなど、現実の厳しさを何とかしようとする主人公の体当たり的な頑張りは嫌いではない。好きな人はものすごく物語に入り込んで楽しめる一冊だとは思う。
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迷宮でのドタバタを想像すると、不思議の国のアリスのような雰囲気。 大きなカブの先生みたいな、先生にとっては何気ない言葉が子どもには深く残っちゃうことってあるよねぇ。そこだけ取り出せば、もっと気の利いたこと言えるだろうと思うけど、日々の授業の中で常に最善の返答をし続けるなんて無理な話で、先生って責任重大だわ…。
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とてもワクワクしながら読みました!面白かった!! アンちゃんに勇気をもらいました! 本を読むことがもっと好きになれるお話だなと思いました。 そして、もっとこのお話を読みたいと思いました。 続きのお話があったら是非読みたいです!
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面白かった! 図書迷宮なんて素敵!設定的にはよくある話なんだと思うけど、ワガハイが可愛いく、読み始めのワクワクする感じがたまらない。これは好みの本だと思いドキドキしてあっという間に本の世界に引き込まれてしまった。。ネットの世界と図書迷宮の関わり方も、なるほどなたしかにと思うし、次のお話もあったらいいのにな。 「クローディアの秘密」が読んでみたくなった
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高校生のアンは突然父から夏休みに、札幌の郊外にあるお宅へホームスティを持ちかけられる。そこは私立図書館、通称「図書屋敷」。無愛想な館主・セージにいくつかのルールを言い渡されるが、アンはルールを破り、真夜中の図書館に迷い込んでしまう。そこで司書見習いとして働く事になり… 真...
高校生のアンは突然父から夏休みに、札幌の郊外にあるお宅へホームスティを持ちかけられる。そこは私立図書館、通称「図書屋敷」。無愛想な館主・セージにいくつかのルールを言い渡されるが、アンはルールを破り、真夜中の図書館に迷い込んでしまう。そこで司書見習いとして働く事になり… 真夜中の図書館は現実の世界とリンクしつつ、別の世界。アンも戸惑いつつも本を読む楽しさに目覚め、それを人に共感して貰おうと奮闘する姿が楽しそうです。そして、そこで出会ったもみじの正体や、何故図書館にスマホなどのネットに繋がる物を持ち込みを禁止する理由が判った時、アンの図書館を守ろうと勇気を出して行動したのが成長を感じました。 まだ謎も残っていそうですし、今後も楽しみです。
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北海道のとある私立図書館。そこは夜になると喋るネコや“著者の幻影”が闊歩する不思議な図書迷宮だった。司書に任命された高校生のアンは、「一人でも多くの人間に本を読ませろ」という任務を果たすことになり!?(e-honより)
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高校生の美原アンが夏休みにホームステイすることになったのは、札幌の郊外に佇む私設図書館、通称「図書屋敷」。不愛想な館主・セージに告げられたルールを破り、アンは真夜中の図書館に迷い込んでしまう。そこは荒廃した裏の世界――“物語の幻影”が彷徨する「図書迷宮」だった! 迷宮の司書を...
高校生の美原アンが夏休みにホームステイすることになったのは、札幌の郊外に佇む私設図書館、通称「図書屋敷」。不愛想な館主・セージに告げられたルールを破り、アンは真夜中の図書館に迷い込んでしまう。そこは荒廃した裏の世界――“物語の幻影”が彷徨する「図書迷宮」だった! 迷宮の司書を務めることになったアンは「図書館の本を多くの人間に読ませ、迷宮を復興する」よう命じられて……!? 美しい自然に囲まれた古屋敷で、自信のない少女の“物語”が色づき始める――。
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図書迷宮めっっちゃ面白かった! 読みやすかった ワガハイちゃんが夏目友人帳のにゃんこ先生に重なった笑 もみじくんがセージだったのか全然わからんかった アンがどんどん変わってく感じもいいなー 最初のアンみたいな子は嫌いだけど 物語がすっと入ってきてマジで面白い 読んで欲しい!
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本、図書館が好きな人には是非読んでほしい!!想像していたよりファンタジーなお話だった。読書と想像力は引き離せず、本を読んだ時の誰かに伝えたいという思いは共感した。最後怒涛に話が展開していき、一気に読んだ!次はゆっくり読みたい!
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