公孫龍(巻二) の商品レビュー
今巻も公孫龍は趙、燕と2国を跨がり大活躍。 宮城谷さんは史実に主人公を絡ませ、引き立てる技法は本当に上手いですね。 ただ、話がなかなか進まないのは少しマイナスです。
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楽毅でも出てきたシーンを公孫龍の視点で物語が進みます。 公孫龍は商人としての才覚が溢れてます。えんじ色=燕脂色、で燕から発展したんですね〜。公孫龍の「これは美しい」と言ったシーンが好きです。何気ないシーンですが。 物語の後半は「誰だっけ?」と存在忘れてたキャラたちが登場。人物の一...
楽毅でも出てきたシーンを公孫龍の視点で物語が進みます。 公孫龍は商人としての才覚が溢れてます。えんじ色=燕脂色、で燕から発展したんですね〜。公孫龍の「これは美しい」と言ったシーンが好きです。何気ないシーンですが。 物語の後半は「誰だっけ?」と存在忘れてたキャラたちが登場。人物の一覧表が欲しい!
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どれくらい続くのだろうか?~趙の恵文王よりも代を与えた長男である安陽君を王に付けたいのか、父親である主父(しゅほ)は、三人の子を誘って狩りを行ったが、長男を待たずに、三男の東武君と離宮に籠もってしまった。取り残された王をその兄の兵が攻めてくる。こうなることを予想した公孫龍は警戒を...
どれくらい続くのだろうか?~趙の恵文王よりも代を与えた長男である安陽君を王に付けたいのか、父親である主父(しゅほ)は、三人の子を誘って狩りを行ったが、長男を待たずに、三男の東武君と離宮に籠もってしまった。取り残された王をその兄の兵が攻めてくる。こうなることを予想した公孫龍は警戒を怠らず、これを撃退し、敗退した安陽君は主父を頼る。王に兵を退くように命令するが、どうやら本音では三男を王としたいようなのだ。王の側近は離宮を攻め、安陽君を捕らえ、主父を餓死に追い込んだ。王の大叔父である公子礼から功を認められて、塩商いを認められた公孫龍は勇躍、燕に帰り、燕王からも褒められる。燕は主父が中山を滅ぼしたおかげで中原への商いの道が開け、更に趙と組むことで、斉への復讐も可能になる。中山の名将であった楽毅が魏からの使節として燕を訪ねてきた。これを手放すのは惜しいと考える公孫龍は中山からの避難民を使って、引き留めることに成功した。趙からの命令で黄金を持って斉を訪ねた公孫龍は盗賊に襲われながらも、撃退して使命を果たしたが、命の恩人である召公の遺児である子瑞に仕えたい郎党が去り、趙における家宰として主父を支え続けた鵬由を得る~小説新潮に連載しているのかぁ。主人公はまだ20代前半だからなぁ、どんだけ続けるんだろう
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待ってましたの二巻。 っていうか、二巻目が出ることを知り一巻を読み終え、案の定、続きが気になる歴史文学。紀元前の中国。周の皇子のその後なのですが出会う人々、出来事など唯ならぬことばかりで(しかも、常用漢字だけじゃなくて…) 読み続けること、即ち苦行ともなりかねなかったのですが、それはこの主人公の男前さと、実直さ素直さ強さに引っ張られ読み続けることができました。 そしてまた!続きが気になる!状態に陥ってしまいます。
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前篇に続いての巻二である。いよいよ公孫龍の活躍だ、主人公の洞察力と行動力そして豊富な人材を揃えての活躍、百家争鳴時代後の中国は実に読み応えがある。今後も楽しみにしています。
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中国戦国時代の公孫龍を描いた歴史小説第二巻。 時代背景は趙の内乱から斉の孟嘗君の魏への逃亡までです。 現時点では公孫龍は商人としての立ち位置ですが、その影響力は趙や燕の国王まで浸透していきます。 中国故事もエピソードとして上手に取入れられていて、過去作の主人公たちも公孫龍の視点からの立ち位置で活躍する感じで、この時代の集大成の様な作品となりそうです。 ただ刊行の間が長くて前作までの展開を忘れちゃいます。
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中々良い展開。 ただ今回の本が出るのに時間が開きすぎて、前回の本の内容をほとんど覚えていない。それだけが困った。楽毅も登場したが、まだ本人の活躍がないので、どう絡むかはわからず。 ただここ数冊前に出た宮城谷本に比べるとかなり内容が面白い。 これは一重に公孫龍のキャラによると思う。...
中々良い展開。 ただ今回の本が出るのに時間が開きすぎて、前回の本の内容をほとんど覚えていない。それだけが困った。楽毅も登場したが、まだ本人の活躍がないので、どう絡むかはわからず。 ただここ数冊前に出た宮城谷本に比べるとかなり内容が面白い。 これは一重に公孫龍のキャラによると思う。もう一度1巻読み直そっと! 早速1巻読み直したらようやく話がつながり、よく流れがわかりました、はい! 1巻と2巻が出る間が長過ぎて忘れてしまっている。
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主人公の影の英雄的な人物像がどんどん強化されていく展開に。史書の記述との関係性がどう描かれていくのか楽しみ。
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