日本アニメ史 の商品レビュー
知らないエピソードも多数で興味深く読み終えた。紹介されている作品群で未視聴のもの多いので今後観ていきたい。通史なので索引は巻末に掲載されているが、年表もあると辞書的な使い勝手が増すと考えます。後に実現するとしたら増補改訂版ではぜひお願いしたいです。
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この本を知ったのが岩波新書と中公新書の合同フェア「これ、名著ですね!」で。〈岩波新書がうらやむ中公新書〉ってめちゃめちゃそそられます。3月の「宇宙戦艦ヤマト全記録展」からの氷川竜介「空想映像文化論 」、からのうしおそうじ「手塚治虫とボク」、そしてたまたまの松岡秀幸「60歳からはア...
この本を知ったのが岩波新書と中公新書の合同フェア「これ、名著ですね!」で。〈岩波新書がうらやむ中公新書〉ってめちゃめちゃそそられます。3月の「宇宙戦艦ヤマト全記録展」からの氷川竜介「空想映像文化論 」、からのうしおそうじ「手塚治虫とボク」、そしてたまたまの松岡秀幸「60歳からはアニメ三昧 20世紀アニメ年代記」とこの本棚もここのところアニメ本の含有率が上昇中ということで早速読みました。同時並行で「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」を配信で一気に観ている最中で今月はなかなかのアニメ月間になっちゃいました。最新ガンダム自体が過去作からの引用が満載なのでアニメという表現が歴史的連続性によって成り立っていることを感じさせる作品でしたが、本作はそれをもっと時間軸を広げた過去・現在・未来の繋がりを提示してくれる本です。読了後、思い出したのがアイザック・ニュートンの言葉「私がかなたを見渡せたのだとしたら、それは巨人の肩の上に立っていたからです。」でした。日本語の「アニメ」を英語の「アニメーション」から一線を画すところから始まるビッグヒストリー。先ずは北川清太郎、下川凹天、幸内純一という未知の巨人が登場します。実は6月27日から「高畑勲展」も始まっています。「太陽の王子ホルスの大冒険」が原体験としてある自分としてはまだアニメ読書、続くかもしれません。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本のアニメの歴史が概観できる。 黎明期から手塚治虫以前についてはほとんど知らなかった。鉄腕アトム、ヤマト、ガンダム、エヴァ。転換点となったアニメのほか、懐かしい作品が監督や制作会社の観点から繋がっていく。 単なる作品紹介にとどまらない体系的なアニメの歴史を初めて読んだ。
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その名の通り、この一冊で日本のアニメ史の流れを把握することができる。 タイトルには監督の名前が入っているが、個々の作家性よりかはどのように受容されてきたかの方に重みがある。 意外だったのが戦前のアニメに四分の一程の紙幅を割いていることだ。 アニメ史というと大体が白蛇伝とアトムから...
その名の通り、この一冊で日本のアニメ史の流れを把握することができる。 タイトルには監督の名前が入っているが、個々の作家性よりかはどのように受容されてきたかの方に重みがある。 意外だったのが戦前のアニメに四分の一程の紙幅を割いていることだ。 アニメ史というと大体が白蛇伝とアトムから始まるイメージがあるのでとても興味深く読んだ。
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アニメの発祥から現在に至るまでの歴史を知ることができる。制作技術やインフラ、社会情勢、地理的なものまで様々な要因でいくつものブームやトレンドがあり、現在のアニメが作られていることは初めて知った。最新もよいが昔見たアニメも見たくなる。
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いい意味で熱っぽくない冷静な通史で、タイトルから期待される内容はだいたい摂取できる。それでいて、「アニメーターの劣悪待遇は手塚治虫のせい」説にしっかり異論を唱えたり、終章では『エヴァ』以降アニメ史に大きく影響を及ぼすタイトルが出ていないことを危惧していたり、作者自身の考えもあるの...
いい意味で熱っぽくない冷静な通史で、タイトルから期待される内容はだいたい摂取できる。それでいて、「アニメーターの劣悪待遇は手塚治虫のせい」説にしっかり異論を唱えたり、終章では『エヴァ』以降アニメ史に大きく影響を及ぼすタイトルが出ていないことを危惧していたり、作者自身の考えもあるのが好印象。
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完全に未知の情報は特にないが、それでも未整理だった戦前の記述は参考になる。 既知の情報も、マッピングと定着。 類書をあまり知らないが、おそらくかなりいい本。 @ 内容 初の国産アニメが作られてから、一〇〇年余り。現在、海外でも人気が高く、関連産業も好調だ。本書は、今や日本を代...
完全に未知の情報は特にないが、それでも未整理だった戦前の記述は参考になる。 既知の情報も、マッピングと定着。 類書をあまり知らないが、おそらくかなりいい本。 @ 内容 初の国産アニメが作られてから、一〇〇年余り。現在、海外でも人気が高く、関連産業も好調だ。本書は、今や日本を代表するポップカルチャーとなったアニメの通史である。一九一七年の国産第一作に始まり、テレビでの毎週放送を定着させた『鉄腕アトム』、監督の作家性を知らしめた『風の谷のナウシカ』、深夜枠作品を増大させた『新世紀エヴァンゲリオン』など、画期となった名作の数々を取り上げ、その歴史と現在を描く。 目次 1906年 アニメーションとは何か 1917年 3人のパイオニア 1945年 プロパガンダが技術向上をもたらす 1956年 東洋のディズニーを目指す 1963年 空を越えて 1974年 戦艦、目覚める 1979年 空前のアニメブーム 1984年 100年後からの警鐘 1995年 最大の転換点 2006年 グローバリズムの光と影 2016年 揺るぎない長編アニメ大国 2020年 リモートの時代
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アニメについて詳しくなくても、 読んだあとアニメについて知ったかぶりできそうな本! (非常によくまとまっているという事で褒めてます)
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この著者のTHE FIRST SLAM DUNKの考察も聞いてみたいと思いました。 いつの時代もアニメは新しい表現への挑戦ですね。 まだまだこれからも我々を楽しませてくれそうです。
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黎明期から、今日のサブカルチャー要素の一つとして語られるようになるまでの軌跡が書かれた本。 最初は難しく感じましたが、読み進めていくうちに知っているアニメの名前も徐々に出てきて興味深い内容だったし、アニメが今日の日本にもたらした影響を学べた。
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