ぼくらのサブウェイ・ベイビー の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ケヴィンを引きとり、ダディー・ダニーとパパ・ピートと3人で地下鉄の入り口に向かう姿がステキ。 訳者北丸雄二さんが、ピリっとした現実への温かな願いを、あとがきに記して、ひきしめてくださっています。 「家族とは、家族であろうとする、あるいは、家族になろうとする意志のことなのです。」
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地下鉄の駅で発見された赤ちゃんを、男性同士のカップルが養子に迎えるということで、当時、アメリカで話題になったニュースを元に描かれた絵本。日本では、クラウドファンディングで翻訳出版された。ジャーナリストである書き手が語るスタイルの文章もよい。遠目が効き、おしゃれな絵もよい。一本の映...
地下鉄の駅で発見された赤ちゃんを、男性同士のカップルが養子に迎えるということで、当時、アメリカで話題になったニュースを元に描かれた絵本。日本では、クラウドファンディングで翻訳出版された。ジャーナリストである書き手が語るスタイルの文章もよい。遠目が効き、おしゃれな絵もよい。一本の映画を見ているような作品。
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ニューヨークの地下鉄の駅に捨てられていた男の子の赤ちゃんは、赤ちゃんを拾った男性の養子となった。これだけだと、それほど感動しないけれど、その男性のパートナーは男性で、二人に養子縁組を勧めたのは裁判所の女性判事だった。そして、もちろんこれは本当にあったお話。それも、9/11同時多発...
ニューヨークの地下鉄の駅に捨てられていた男の子の赤ちゃんは、赤ちゃんを拾った男性の養子となった。これだけだと、それほど感動しないけれど、その男性のパートナーは男性で、二人に養子縁組を勧めたのは裁判所の女性判事だった。そして、もちろんこれは本当にあったお話。それも、9/11同時多発テロの起こる前の年だという。 文章を書いたのは、その父親の一人。赤ちゃんだった息子は、現在は大学生だという。 未だに同性婚が認められていない日本との差を見せつけられた。
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