なぜ宇宙は存在するのか の商品レビュー
ある程度の素養を持つ人(≒ブルーバックスの宇宙論の本を 読む人)に対し現代宇宙論をわかりやすく説明した本。大体 今までに目や耳にした説・内容であったが、その当時議論の 最前線であった説が、ほぼそうではないかと言っていい説に なっていたりして、時の流れを実感することができた。
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オーディブルで一度聞いたが、途中ででてくる図表が気になり紙本を買った。 量子力学とマルチバース理論がわかった。真空のエネルギー、ダークマター、なども。これら最新理論をわかりやすく解説するのは骨の折れる仕事だったと思う。労作。
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なぜ宇宙は存在するのか ・・・宇宙は「ユニバース」ではなく、「マルチバース」かもしれない・・・ 本書は、宇宙に関する近年の理解を、一般の人向けに解説しています。一般の人向けと言えども、高校生の物理くらいは理解していないと、すぐに眠くなってしまうかもしれません。私も理系の人間で...
なぜ宇宙は存在するのか ・・・宇宙は「ユニバース」ではなく、「マルチバース」かもしれない・・・ 本書は、宇宙に関する近年の理解を、一般の人向けに解説しています。一般の人向けと言えども、高校生の物理くらいは理解していないと、すぐに眠くなってしまうかもしれません。私も理系の人間ですが、表面的にはわかったような気になっていますが、人には説明できないです。 宇宙が何で構成されているのか、宇宙のはてはあるのか、その先には何があるのか・・・ 個人的に印象深かったのは、 この広大な宇宙の中で、それこそ天文学的な確率の偶然で人類がうまれ、その人類が宇宙全体の謎を解こうとしている、という部分。 また、非常に大きな単位と小さな単位が混在する所も神秘的。広大な宇宙の謎を解くためには、微小な粒子・波・エネルギーを観測する必要があるんですね。 私にとって、この本の効用は3つ。 自分の悩み・ストレスが小さく感じられること、 周りの人々や自分の存在が貴重だと感じられること、 そして、頭がよくなったように錯覚すること
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面白かった しかしとても難しかった 正直に言って本質的な理論の部分(公式等)は全くといって理解できなかった為 ふんわりとした表層だけを撫ぜた様な物だと思う それでも現在考察されている宇宙の姿が朧げながら感じられ たった長くても百年程度しか生きられないこの身で想像もし難い果てし...
面白かった しかしとても難しかった 正直に言って本質的な理論の部分(公式等)は全くといって理解できなかった為 ふんわりとした表層だけを撫ぜた様な物だと思う それでも現在考察されている宇宙の姿が朧げながら感じられ たった長くても百年程度しか生きられないこの身で想像もし難い果てしない時間空間に触れられた様な気持ちになれる楽しい書籍だった 今後の宇宙論の発展を願わずにはいられません
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久々によく分からん内容だが、何だか面白いものを読みました。 こういうのはやっぱり定期的に読まないとダメですね、生きるリズムの一つとしての好奇心のバロメーターですし。 しかし、こういう世界に浸かっているのも想像してはいましたが、大変みたいですなぁ。結びが急に現実に引き戻された感じで...
久々によく分からん内容だが、何だか面白いものを読みました。 こういうのはやっぱり定期的に読まないとダメですね、生きるリズムの一つとしての好奇心のバロメーターですし。 しかし、こういう世界に浸かっているのも想像してはいましたが、大変みたいですなぁ。結びが急に現実に引き戻された感じで、凡民が急に理解できる内容になってます。。。
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いま宇宙を研究している人たちの間で何が分かっていて、何が確からしいと思われていれ、何が分からないかを知ることができる。 スケールが超絶にでかい話ばかりなので、楽しい。宇宙、他にもあって、ぶつかるのか。
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誰でも一度は考えたことがあるだろう。 宇宙の外側はどうなっているの? 宇宙が始まる前には何があったの? こうした問いへの答えが、最新の理論を説明しながら、読者の前に提示されていく。実は、この2つの問いは、同じ答えに帰着しているという、驚くべき理論から導出される。 基本的な事柄...
誰でも一度は考えたことがあるだろう。 宇宙の外側はどうなっているの? 宇宙が始まる前には何があったの? こうした問いへの答えが、最新の理論を説明しながら、読者の前に提示されていく。実は、この2つの問いは、同じ答えに帰着しているという、驚くべき理論から導出される。 基本的な事柄を、丁寧に説明していく序段。 この平易さに心地よさを感じていると、中盤から難度があがり、頭の中にわだかまりのような曇りを残したまま、終盤のクライマックスにいく。 最終章は、謎の本質に迫る内容で、ぐいぐいと引き込まれていくが、かなりの素養がないと、この醍醐味を味わうことができないのでは、と思う。 人間の脳内活動だけで、どこまでも突き詰めていくことができる、その能力の不思議さも、本書のテーマの不思議さに匹敵すると、改めて感じさせられた。
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