さっきまでは薔薇だったぼく の商品レビュー
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p21 me and you 愛しているぜって言ってる人の、視界に入りたい。 p39 裸足 優しそうな人はみんな瀕死なんですよ 最後の力を振り絞り 家に帰るとみんな死んでしまうんです p44 才能 才能がある、という言葉を一度でも聴いたら、簡単には死ねない体になり、ぼくはいつまでも街に試され続ける体になる。 簡単に、それも軽々しく好き、といえない複雑さを抱いている。どうしてかはわからない。句読点のリズムやシグネーチャーと言っても良いくらいの文体。は割とどうでもよくて、不意にぶっ刺さるものがあって、痛快だし、不思議。
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好きな詩 恋は無駄死に 08 惑星 12 氷の子 16 me and you 20 repeat 28 猫戦争 40 まばたき 56 天国 60 カーキ・カーキ・カーキ 70 雨になる 82 特に、60、70が好きだった。 でも、僕にはまだ詩は早かった、
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好きだった詩 8 恋は無駄死に 14 午前 24 満開 28 repeat 38 裸足 40 猫戦争 68 雨だれの詩 80 短命花 88 人で無し あとがき 8.24.88が特に好きだった。
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薔薇だったぼく このタイトルで買おうと思った。 P.48の水色という詩が好きだ。 さっきまでは薔薇だったぼく。 今は何なんだろう。ぼく。
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一年ぶりのタヒさんの詩集。 正直今回はあまり響かなかった詩のほうが多いという印象だったな… それぞれの詩におけるワードチョイスが過激というか、直接的な表現が多くて読んでいて少し疲れてしまう気がした。まさに表題の薔薇のように棘が多かった、というのがしっくりくる。 ただ、その中でも「...
一年ぶりのタヒさんの詩集。 正直今回はあまり響かなかった詩のほうが多いという印象だったな… それぞれの詩におけるワードチョイスが過激というか、直接的な表現が多くて読んでいて少し疲れてしまう気がした。まさに表題の薔薇のように棘が多かった、というのがしっくりくる。 ただ、その中でも「ときめく」「人で無し」と「春の薔薇」が好きだった。
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ともかくメタファーの塊。難解な現代詩とは一線を画して読みやすいが、作者の逆説的な表現に足をすくわれる。 心して読まなくてはいけない詩人だ。
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誰にも見つからないように生きると、私も私を見つけられなくなった、でもあなたの大丈夫という言葉を聞いたら、憎いやつを殴っても、嫌いな自分を捨ててしまっても、大丈夫だよ、って言われていると思いました、 人で無し
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流れるような言葉から美しい棘が無数に突き出ているようで、怒りや悲しみ、憤りなどが色濃く表現された詩が多いように感じました。 「氷の子」「満開」「裸足」「才能」あたりにとくに胸がざわつきました。 自分的には、この世界的なあれこれがなんとかもう少しおさまってくれた時に改めて読み直...
流れるような言葉から美しい棘が無数に突き出ているようで、怒りや悲しみ、憤りなどが色濃く表現された詩が多いように感じました。 「氷の子」「満開」「裸足」「才能」あたりにとくに胸がざわつきました。 自分的には、この世界的なあれこれがなんとかもう少しおさまってくれた時に改めて読み直したい作品です。
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谷川さんの詩は平易な言葉で行間を味わうようだなと感じることが多いけど、最果さんの詩は静かなんだけど乾いてたり傷ついてたり、あるいはぐじゅぐじゅして萎んでる心の隙間を埋める、というよりはぱてぱてと詰めるという感じが自分はする。 そうやって沁みる人も多いことはわかるし、多分自分が10代20代なら共感しかなかったと思う。けど、ミドルというかもはやシニア寄りの自分からするともう痛々しくて仕方ない感じがすごくて、時たま息が詰まりそうです。でも読んじゃうんですけどね。通ってきた道を懐かしむように。必要な人にはとても必要な言葉の集まりだと思います。 「商業主義」「部屋は氷」が自分は好きです。
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2022年6月 今の気分だった。 軽率に「才能の塊!」みたいなこと言っちゃうけれど、その言葉の攻撃性にも一応気づいています…って誰に対する言い訳(笑)
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