娼婦の本棚 の商品レビュー
2025.11.2 読了。 AV女優もしていたという筆者のお勧め読書案内。 「少なくとも、言葉の力に頼ることなくして、やすやすと生き延びているということはあり得ない。」
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著者自身が普通であることを受け入れるのが困難であったことは伝わる。 しかし若い女性に向けて書いた本とのこと。現代ではどちらかといえば発達障害や境界知能など様々な問題から、普通では無い部分を受け入れることに悩む人が増えているのではと考える。 私は著者と同年代でありながら、当事者でも...
著者自身が普通であることを受け入れるのが困難であったことは伝わる。 しかし若い女性に向けて書いた本とのこと。現代ではどちらかといえば発達障害や境界知能など様々な問題から、普通では無い部分を受け入れることに悩む人が増えているのではと考える。 私は著者と同年代でありながら、当事者でもある為「私家版 日本語文法」の箇所で一部が気になった。
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思春期を迎える女子に向けて書かれた本だが、私のような中年を迎えた男性から見ても共感できるような内容もあり、興味深いものでもあった。 私は著者のような経験はしていないし、彼女と比べれば平凡で、ありきたりな人生と言えるだろう。 それでも、自分が道を外れないでここまで来れたことは、彼女...
思春期を迎える女子に向けて書かれた本だが、私のような中年を迎えた男性から見ても共感できるような内容もあり、興味深いものでもあった。 私は著者のような経験はしていないし、彼女と比べれば平凡で、ありきたりな人生と言えるだろう。 それでも、自分が道を外れないでここまで来れたことは、彼女と同じようにやはり運と読書があったからだと思う。 読書によって救われた人の読書経験を知ることができるというのは、これまで多くの本を読んできた人に限らず、これから本を読んでいこうとする人にとっても、有意義なものになるではないだろうか。 その意味では、男女問わず、おすすめできる本であるような気がした。
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色んな本の紹介。とその考察。 許せない自分と許せるようになるまで… 友達、男女、貧富、親子、欲求と理性などなど 佐野洋子「シヅコさん」 母との関係は整理してしまえるものではない。その距離も母のキャラクターも母の苦労や自分の罪悪感もこの世に1つとして同じものはなく、また自分の母を...
色んな本の紹介。とその考察。 許せない自分と許せるようになるまで… 友達、男女、貧富、親子、欲求と理性などなど 佐野洋子「シヅコさん」 母との関係は整理してしまえるものではない。その距離も母のキャラクターも母の苦労や自分の罪悪感もこの世に1つとして同じものはなく、また自分の母を母として知っているのは娘である。自分だけだから。私は母が母じゃない人になって初めて2人で優しい会話ができるようになった。そしてある時私悪い子だったね。ごめんねと言ってから私は許された。何か人智を超えた大きな力によって許されたと言う気持ちになる。私は母を捨てたから優しい気持ちにも時々なれると。自らの経験を語る。母と娘は他人と言うにはあまりに近く、しかしどうしようもなく他人。母の肉体から出て、そのうち母の介護をするようになる。この関係は平等になどなり得ない。1度は母を捨てなくては、娘は母を嫌う自由すら意識できない。その上で母を嫌った自分を許す。女が母とはまた別の人格である自分を獲得する過程のような気がする。そこで幸運があれば間近に存在した矛盾だらけの母のことも理解しないまでも許せるのかもしれない。
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ミッション系中高一貫校から高校受験しK大でキャバクラ嬢、パパ活、出前オンナなど経験。東大卒のバカなエリート自認が気持ち悪くなって切ろうとしたらストーカーされ、腹いせに「たった百万円で出た」AV出演歴を親にバラされたりした/大学4年マジメな学生が就活に血眼な頃、AV撮影のいとまに...
ミッション系中高一貫校から高校受験しK大でキャバクラ嬢、パパ活、出前オンナなど経験。東大卒のバカなエリート自認が気持ち悪くなって切ろうとしたらストーカーされ、腹いせに「たった百万円で出た」AV出演歴を親にバラされたりした/大学4年マジメな学生が就活に血眼な頃、AV撮影のいとまに勧められた海外作家にドハマリして、それから濫読の時期が来た。大人になって教科書の面白さに気づくように。 サガンのデビュー作の芸達者。 37歳で果てた鈴木いずみへの共感 岡崎京子作品に思う、たいていの大人は矛盾したライフスタイル。優先事項のチェンジした世界、たとえばホストクラブ。『pink』で小学生の義妹は「お金が欲しければカラダを売ればいいのに」と本質的な言葉をいう。 岸田秀『性的唯幻論序説』「男と女が同時に満足するのは、もともと無理なのである。」 ルーキアーノス『遊女の対話』手練のホスト/ホステスは、たとえ他の異性といちゃついてるところを見られても、「きっと自分が一番だ」と思わせる…お客は欲しいものが全て手に入ることはなく、しかし通ってお金をつかうのをやめるほど一切手に入らない訳でもないという状態になり (宗教に没頭するのと似ている) 内田百閒『大貧帳』昼職と夜職の金銭感覚 佐野洋子『シズコさん』 井上ひさし『私家版 日本語文法』 斎藤美奈子『モダンガール論』現在盛り上がっている女性たちの気分を歴史的に位置付けるのに便利 鷲田清一『ちぐはぐな身体 ファッションって何?』 橋本治『桃尻娘』 エンデ『モモ』 『風の谷のナウシカ』 「ヒト♀の一般的貞淑に対しアバズレの戦略が有利たりうるが一定の割合を超えると社会が崩壊する」ことを数学的に証明した『利己的な遺伝子』を加えたい
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週刊SPAの冒頭で切れ味鋭すぎなコラムを書かれていた方の読書本。自分は読書家ではないのもあり大体の書籍は未知のものだったので興味を持てた。ただ紹介された本の内容よりも本と関連した著者の人生と考え方の方が面白かった。
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1ページ目から、ああこのひとの文体すごく好き!と思ってあとはどんどん読み進める。教養あるひとなんだなあ。素っ気ない文章に理性が滲んでてとてもいい
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エッセイをメインに構成されている1冊。なかなか共感できなかったが、母に対する考えをみて、仲がいいだけではないんだなと思った。性と夜に溺れそうな人に。
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画一的な新書の中だから尚のこと目を引く表紙と、挑発的なタイトルに惹かれ、新刊発売時、何度か手にとっては書棚に戻した一冊。この度、中古で入手・読了。前半が自身に纏わるエッセイ、後半が各書のブックガイド、っていう構成で統一されている。前半のエッセイが面白くて☆4つ、後半は総じていまひ...
画一的な新書の中だから尚のこと目を引く表紙と、挑発的なタイトルに惹かれ、新刊発売時、何度か手にとっては書棚に戻した一冊。この度、中古で入手・読了。前半が自身に纏わるエッセイ、後半が各書のブックガイド、っていう構成で統一されている。前半のエッセイが面白くて☆4つ、後半は総じていまひとつで☆2つ、で、平均取って☆3つ。読み物として楽しめたけど、ブックガイドとしてのピックアップはなし。
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この本を読んだ理由は、単純にファンである鈴木涼美さんのバックボーンがどのような本によって形成されたのか気になったから。 鈴木涼美さんの文体、語彙力、表現力が大好きで、その文章力には毎回感服させられる。 なんなら文章を浴びるためだけに読んでいる時すらある 笑。 この本では自身の体...
この本を読んだ理由は、単純にファンである鈴木涼美さんのバックボーンがどのような本によって形成されたのか気になったから。 鈴木涼美さんの文体、語彙力、表現力が大好きで、その文章力には毎回感服させられる。 なんなら文章を浴びるためだけに読んでいる時すらある 笑。 この本では自身の体験をもとに、その当時影響を受けた本との出会いや解説などを流れるような文体と核心を突いた持論を交えながら展開されていく。 筆者も述べているように、これは社会に出てどんな道にも進めるようになる20歳までの女性が読むと大変参考になるのではないかと思う。
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