マスカレード・ゲーム の商品レビュー
罪と罰について深く考えさせる作品だった。これまでとは違い、犯人が誰かという点ではなく、ある意味で被害者である1人1人にfocusしている点が非常に感慨深かった。
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相変わらず素晴らしい回収だったけど、特にラストこう来るか!と脱帽した。 これでマスカレードシリーズは終わりかね。
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クスノキの番人が良かったので、期待値が上がりすぎたのかもしれません。 次は刑事もの以外の作品を読んでみようと思います。
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369ページ 1650円 8月4日〜8月6日 犯罪被害者である人々が力を合わせて、それぞれの復讐を当人以外の人が共犯で果たしていると事件をよんだ警察。これまでに起きた三つの事件の被害者は、いずれも過去に人を死なせた経験のある人物で、その 時に亡くなった人たちの遺族には事件当日のアリバイがある。そしてその三人の遺族が、今夜ホテル・コルテシアに宿泊予定であることから、警察は三度目の潜入捜査に踏み切る。ロサンゼルスから呼び戻された 山岸と、捜査一課の係長となった新田の名コンビ復活。 前回のマスカレード・ナイトから時がたち、新田も山岸もそれぞれの場所で活躍していたことを思わせる続きとなっていた。スラスラ読めて、読みやすい。時系列や登場人物が精査されており、次へ次へとページをめくりたくなる。 初めの警察のよみとは結果大きく外れており、意外な人が犯人だった。梓警部もイラッとするが、それはマスカレード・ホテルでの新田と山岸のやり取りを思い出させる既視感のあるもので、ちょっと笑ってしまう。最終場面では、新田が警察を辞めて、ホテル・コルテシアに勧誘されるところで終わってしまったが、本当のホテルマンとなった新田の姿が描かれたこの続きを読んでみたい。
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映画でシリーズを見ているので木村拓哉と長澤まさみのイメージで読み進められる。 クリスマスのホテルの1日に殺人事件が起きるのではと捜査する内容 をサラッと読める
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最後の最後まで何もわからないまま進んでいくのでどうなるんだろうと読む手が止まりませんでした。シリーズ最終作になるのかな?続編も読みたいです。
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読書記録です。まだの人は絶対に読まないでね。 今までの内容からすると、手に汗握る展開ではなかったけど、じわじわとくる内容でした。特に「2時間の散歩」は泣いてしまった。久しぶりに本を読んで泣きました。そしてラスト。やられた!こんなイイ終わり方って!!映画のキャストが年を取りすぎないうちに、そのままのキャストで撮ってほしい…読みながら頭のなかでイメージ通り動いてましたよ… 巻き込まれなかったから知らなかった、残された者たちの苦悩や生き方、考え方。自分がその立場になったら…どうなるんだろうかと想像もできません。 やっぱりいてもたってもいられなくて、ホテルへ行くのかな。通報するのかな。何も起こらないことを祈りながら、起こっちゃってから後悔するのかな。ざまあみろって思っちゃうかもしれない。自分だったら、その立場だったら、といろいろ考えさせられる内容でした。
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20240316 面白かった。登場人物たちの行動理由が分からないまま進んだ後に種明かしがされるのがいい。
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サンタプレゼント、どんなトリックに使うのかなと思ったが 、意外とあっさり単純だった。トリックより動悸が重要。罪への償い、東野さんのテーマの一つかな。 これ、シリーズ続くんだろうか?いくら何でも4回も同じホテルで殺人予定が起きたら不自然だろう。シリーズ続くとしたら、ホテル舞台の日常ミステリ? 新田以外は基本的にホテルの都合は重視していなかったね。梓だけでなく、稲垣管理官も。
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例のコンビのやり取りは見どころだが、今回は警視庁内の人間模様とやり取りが、とても面白かった。殺人事件の捜査の実態は、本の内容のように展開されているとは思えないが、違和感なく読み進められた。シリーズ4作品は、見どころが少しずつ異なるところがまた面白い。なんだか、ホテル・コルテシア東...
例のコンビのやり取りは見どころだが、今回は警視庁内の人間模様とやり取りが、とても面白かった。殺人事件の捜査の実態は、本の内容のように展開されているとは思えないが、違和感なく読み進められた。シリーズ4作品は、見どころが少しずつ異なるところがまた面白い。なんだか、ホテル・コルテシア東京に宿泊しておもてなしを受けたくなった。続編を期待したい!
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