世界2.0 メタバースの歩き方と創り方 の商品レビュー
序章 メタバースとは何か? 第1章 メタバースの衝撃 第2章 世界の創り方1 視空間 第3章 世界の創り方2 生態系 第4章 競争から創造の世紀へ 第5章 ポストメタバースの新世界 終章 世界の真実は自分の目で確かめるべき
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メタバースのこれまでとこれからについて、俯瞰的に解説されている一冊です。 メタバースそのもの、これまでの変遷、仮想空間の生成法、今後起こる個人と社会への影響が考察されています。 小学生の頃からPCヲタクであった私は家族や友人から宇宙人のような扱いを受けてきましたが「こんなに便利で...
メタバースのこれまでとこれからについて、俯瞰的に解説されている一冊です。 メタバースそのもの、これまでの変遷、仮想空間の生成法、今後起こる個人と社会への影響が考察されています。 小学生の頃からPCヲタクであった私は家族や友人から宇宙人のような扱いを受けてきましたが「こんなに便利で面白いからいつか皆も使うだろうな」と感じており、実際に今の世界は想像していたものに近づいています。 VRやARの技術が深まりつつある現在、小学生の私が感じていたものと同じ気持ちになっています。 本書を読了して、理屈として納得するのではなく進むであろう方向が宇宙空間と仮想空間だという感覚を強めました。 メタバースで試験されたものを現実世界に落とし込む未来、AIが生成するメタバースが生態系として機能し複製される未来、外見などのコンプレックスをリセットし主にアバターとして生きる未来、色々あると思いますが…使う人次第だという著者の考え方に賛同します。 現実でも仮想でも便利に楽しく過ごせることが一番だと思いました。
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日本経済復活のカギはメタバースしかない、それは〜だからだ、という強い信念の言葉は、その真偽はおいておいて、論調として刺さり、自分もメタバースを盛り上げないと!と心を動かされたので勉強になった。「神」の民主化のようなパワーワードを作れるのも才能だと思った。実際、〇〇の民主化というワ...
日本経済復活のカギはメタバースしかない、それは〜だからだ、という強い信念の言葉は、その真偽はおいておいて、論調として刺さり、自分もメタバースを盛り上げないと!と心を動かされたので勉強になった。「神」の民主化のようなパワーワードを作れるのも才能だと思った。実際、〇〇の民主化というワードは、働いている業界の中でも最近良く聞くし、世界全体の大きな流れなのかなと納得。
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《感想》 面白い、が中盤以降は難しい。しかしながら序章だけでも読む価値があるだろう。メタバースの技術的な説明だけにとどまらず、新しいテクノロジーとの向き合い方や、それを使ってどのようなビジネスが考えられるか、あるいは今後どのようなビジネスが展開されていくか、など普遍的なことが書か...
《感想》 面白い、が中盤以降は難しい。しかしながら序章だけでも読む価値があるだろう。メタバースの技術的な説明だけにとどまらず、新しいテクノロジーとの向き合い方や、それを使ってどのようなビジネスが考えられるか、あるいは今後どのようなビジネスが展開されていくか、など普遍的なことが書かれてあり非常に興味深いと感じた。 《メモ》 ①テクノロジーの本質的な特徴は(1)人間を拡張するものであること(2)いずれ人間を教育するものであること(3)掌から始まり宇宙に広がること。 ②新しいテクノロジーが普及すると、今度は人間がテクノロジーに合わせて生活スタイルを変えていくようになる。 ③新しいテクノロジーは、意思決定の身軽さから、基本的には消費者から使われ始め、次に企業で活用され、最終的に行政に組み込まれる。そのため、個人に浸透されてから3〜5年後に企業で活用されはじめ、さらに3〜5年後に行政に組み込まれる。 ④一部の技術オタクが熱中していて、それ以外の人がピンと来ていない・理解できていないという状態が取り掛かるタイミングとしてはベスト。 ⑤15歳以下の子どもがどんな遊び方をしているかによって、その後の社会でどんなどんなテクノロジーが普及してくるかを高い確率で予想することができる。
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「メタバースは神の民主化」の煽り文句から『22世紀の民主主義』『一般意志2.0』の理系版、のような内容を期待したが、ハードルを上げすぎたか。 分野として未確立のメタバースについて、内側の人間が解説する本というだけで貴重ではあるが、正直に言って内容は薄い。一定以下の年代の人なら何...
「メタバースは神の民主化」の煽り文句から『22世紀の民主主義』『一般意志2.0』の理系版、のような内容を期待したが、ハードルを上げすぎたか。 分野として未確立のメタバースについて、内側の人間が解説する本というだけで貴重ではあるが、正直に言って内容は薄い。一定以下の年代の人なら何となく実感していることばかりに感じた。 特に3・4章は珠玉の出来、と前書きにはあったが、個人的にはここが一番つまらなかった。「世界の創り方」と題する割に、「タテ書きの看板のある街並みを作るとアジアっぽく見える」みたいな枝葉の話ばかり。 まあこれで本当に世界の法則をパパッと記述されてしまったら社会科学はカタなしなので当然といえば当然だが。 著者の佐藤航陽氏はメタバース業界のトップランナーかつ今最も勢いのある起業家の一人。ただ一方YouTubeで陰謀論者じみた日本社会像を語っていたりと、偏った側面もある人らしい。そのへんを気にする人は、本書を読み始める前には著者のことを軽く調べてみた方がいい気はする。
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1年以上前なのですね、、 これを買った当時は、アンテナ張って新しい!面白そう!と思い買いました。 途中まで読んでぼーーーっとして、最近本読んでない!と気づいて読み直しました。 後半は難しかったけれど、難しいなあだけで止めてはいけない危機感を感じました。
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佐藤さんの考え方、世界の見方が見える本 メタバースの立ち位置、メタバースのもたらす未来、全てがワクワクする マクロな内容を読んだ後に、じゃあ自分はどう動こうかと考えさせられるところも良かった。
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本書は、メタバースとは何か、どのように進化し、そして私たちにとってどのような影響を持つのかを探求する内容となっています。 メタバースとは、インターネットが扱うコンテンツが2次元から3次元に進化することであり、その本質は「世界を創造する」ということであると説明されています。 こ...
本書は、メタバースとは何か、どのように進化し、そして私たちにとってどのような影響を持つのかを探求する内容となっています。 メタバースとは、インターネットが扱うコンテンツが2次元から3次元に進化することであり、その本質は「世界を創造する」ということであると説明されています。 これまで情報を受け取るだけだったインターネットが、深みと奥行きを体験し、自ら創り出すことができる世界へと進化するのです。 著者は、メタバースにおいてはゲームが入口であり、その他のSNSやニュースなどはゲームを入口にして後から派生する、従来とは真逆のベクトルであると指摘しています。 また、メタバースによって3次元空間が出来上がれば、現実世界の価値は今の10分の1に下がるとも予測されており、さらに、あらゆる制約がなくなるため、自分はどんな人間になりたいのか、どういう存在でありたいのかという、内面における価値創造が重視される時代の到来となるとも言われています。 本書では、メタバースについての基本的な知識だけでなく、その進化や未来についても考察されています。 特に、メタバースによってデジタルデータでゼロから作品を作ることができるクリエイターが成功するWEB3の時代に向けて、blenderでCGを作る子供たちや、ミラーワールド(AIが世界中の森羅万象をデジタル空間にコピーできる)の実現が必要であることが示唆されています。 本書は、私たちにとって未来の世界を想像させる一冊であり、メタバースが持つ可能性やその進化について考えるきっかけとなる素晴らしい書籍です。 メタバースが今後私たちの生活にどのような変化をもたらすか、是非とも注目したいと思います。
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メタップス創業者である佐藤航陽氏が書いたメタバースに関する基礎本。 メタバースは昨今のバズワードで知られているが、歴史を紐解くと相当古くからあるが、昨今の技術革新によって非常に身近になってきたことが様々な事例紹介から分かる本。他の著者が書いているメタバース本より内容が充実している...
メタップス創業者である佐藤航陽氏が書いたメタバースに関する基礎本。 メタバースは昨今のバズワードで知られているが、歴史を紐解くと相当古くからあるが、昨今の技術革新によって非常に身近になってきたことが様々な事例紹介から分かる本。他の著者が書いているメタバース本より内容が充実している。 早すぎた事例としてセカンドライフを取り上げていたり、VRデバイスの普及、アバター生成など、メタバースに関連する内容も多く取り上げており、この界隈や業界を知るための本としては、本書が1冊あれば十分だと考えます。
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人類にゴーグルをかける習慣がないため、スマホなどより浸透率が低い Epic games ディセントラランド 実用的価値>感情的価値>社会的価値 人類は、宗教、国家、自由、法律、貨幣など自然界に存在しない人間独自の架空の虚構を作り出し、全員で共有することで社会を進化させてきた 虚構...
人類にゴーグルをかける習慣がないため、スマホなどより浸透率が低い Epic games ディセントラランド 実用的価値>感情的価値>社会的価値 人類は、宗教、国家、自由、法律、貨幣など自然界に存在しない人間独自の架空の虚構を作り出し、全員で共有することで社会を進化させてきた 虚構を作り出し共有する力こそが人類繁栄の源泉。真実とは常に多面的であり、自分の目で確かめない限り本当のことは永遠に分からない
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