ゴールデンカムイ(29) の商品レビュー
「ゴールデンカムイ(29)」野田サトル著、集英社、2022.04.24 201p ¥594 C9979 (2024.08.10読了)(2024.08.02借入)(2022.06.26/3刷) 暗号の示す場所は、五稜郭。第七師団も暗号を解いて五稜郭に向っている。 土方たちは、五稜...
「ゴールデンカムイ(29)」野田サトル著、集英社、2022.04.24 201p ¥594 C9979 (2024.08.10読了)(2024.08.02借入)(2022.06.26/3刷) 暗号の示す場所は、五稜郭。第七師団も暗号を解いて五稜郭に向っている。 土方たちは、五稜郭に立てこもる準備をしながら金塊の埋まっている場所を特定しようとしている。特定した場所を掘ったら出てきたのは、土地の権利書だった。 権利書に書いてある金額を見ると、金塊は半分しか使われていなかった。残り半分の金塊がどこかにある。金塊は、馬用の井戸から見つかった。第七師団からの攻撃が激しいので、金塊の井戸は埋め戻した。 【目次】 前巻までのおさらい 第281話 函館のひと 第282話 一刻 第283話 神の刺青 第284話 私たちのカムイ 第285話 最終決戦 第286話 タイムリミット 第287話 門倉の馬 第288話 爽やかな男 第289話 五稜郭攻囲戦 第290話 観音像 ☆関連書籍(既読) 「ゴールデンカムイ(1)」野田サトル著、集英社、2015.01.24 「ゴールデンカムイ(11)」野田サトル著、集英社、2017.08.23 「ゴールデンカムイ(21)」野田サトル著、集英社、2020.03.24 「ゴールデンカムイ(26)」野田サトル著、集英社、2021.06.23 「ゴールデンカムイ(27)」野田サトル著、集英社、2021.09.22 「ゴールデンカムイ(28)」野田サトル著、集英社、2021.12.22 「カムイ・ユーカラ」山本多助著、平凡社ライブラリー、1993.11.15 「アイヌ人物誌」松浦武四郎著・更科源蔵・吉田豊訳、平凡社ライブラリー、2002.01.09 「知里幸恵『アイヌ神謡集』」中川裕著、NHK出版、2022.09.01 「コタンの口笛(第一部・上)」石森延男著、偕成社文庫、1976.09. 「コタンの口笛(第一部・下)」石森延男著、偕成社文庫、1976.10. 「コタンの口笛(第二部・上)」石森延男著、偕成社文庫、1976.12. 「コタンの口笛(第二部・下)」石森延男著、偕成社文庫、1976.12. (アマゾンより) 解けた。これが金塊の在り処? これでやっと金塊争奪戦が終わるのですね。いやいや…本番はこれからだ。暗号が解け、鶴見、土方、杉元、ソフィア、全ての勢力が一斉に集結!! 舞台は、函館、五稜郭。終わりが始まる第29巻!!!!!!!
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五稜郭を大舞台にして始まる土方歳三を中心とした杉元、アシリパ、ソフィア率いるロシア人達と鶴見中尉率いる第七師団との戦争。 遅れてきた鯉登が持参する大沼公園名物というワードで懐かしさにキュンとさせてもらいました。 札幌で育った子供時代。やたらと耳にしたのに東京に来たら全く聞かなくな...
五稜郭を大舞台にして始まる土方歳三を中心とした杉元、アシリパ、ソフィア率いるロシア人達と鶴見中尉率いる第七師団との戦争。 遅れてきた鯉登が持参する大沼公園名物というワードで懐かしさにキュンとさせてもらいました。 札幌で育った子供時代。やたらと耳にしたのに東京に来たら全く聞かなくなった地名。脱線申し訳なく。 土方さん、カッコ良い。今まで読んだり見たりしたコンテンツで土方さんにここまで惚れたことは無い。いつの間にか枯れ専になったのか。いや、年相応か。どうでもよいが。オジイな土方歳三をここまで素敵に描く野田サトル氏に尊敬の念強まる。 表紙は鯉登少尉ですが、土方歳三に沁みる一冊に思えます。 金塊は見つかるのか?無いのか? そして、門倉の悪運の強さも是非、読んでもらいたくなる一冊でした。
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【あらすじ】 解けた。これが金塊の在り処? これでやっと金塊争奪戦が終わるのですね。いやいや…本番はこれからだ。暗号が解け、鶴見、土方、杉元、ソフィア、全ての勢力が一斉に集結!! 舞台は、函館、五稜郭。終わりが始まる第29巻!!!!!!! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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大の大人が揃いも揃って、あまりの結末に泡を吹いて倒れる29巻である。 函館は五稜郭、廃墟となった函館山のロシア領事館から運び込まれたはずの金塊が、実は……という美しくも腰砕けの一捻りは実にお見事な緩急だろう。 そして後半、強運な男がもたらしたヒントが、黄金の雨を導いた。 29巻を費やして追い続けた物語最大の謎が解ける、そんな29巻である。 先に述べておくと、私は2022年のGWの無料公開時に読んだ後追い読者である。 ご祝儀も兼ねて、終結間近の3巻を購読させていただいたが、一読ゆえの浅さはご容赦願いたい。 それにしても、本当にスケール感が大きい。 一大シリーズのクライマックスに相応しい密度の物語、そして高密度の絵の数々。 例えば、鶴見中尉が夢見るおぞましい蝦夷地改造計画が描かれた見開きは、あまりに美しい芥子の花畑が描かれている。 幾度となく描かれる函館や五稜郭の絵といい、本当に絵力が強い。 そしてこの物語の主人公の一人である土方歳三。 彼が後世に託して残した準備が巻末に置かれているのも心憎い。 過去編で伏線を引き、いざ決戦へと臨む物語の臨場感は異様なほどに熱い。 本当に高品質極まりない作品である。出会いが遅れたのがつくづく惜しまれる。 今巻は単体で余裕の星五つ、精確に述べれば星七つ相当のドラマだろう。 すでにして猛烈に死者を生んでいる最終決戦、五稜郭での決戦は日本軍第七師団を前に、新撰組残党、極東ロシアのパルチザン、そして主人公ら連合軍が籠城戦に入った。 援軍なき籠城は愚策だが、老将・土方に策は残されているのか。 次巻に乞うご期待、といったところだろう。
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函館山のロシア領事館 五稜郭はどうして星の形をしているのか…答えは「戦う為」だ_「稜堡式城郭」といって室町時代頃に西欧で発明されたものを取り入れて作られた そもそもアイヌが榎本武揚と土地占有の条約を結んだのは森を守る為か? 永倉新八こそ最後に喧嘩がしたくて疼いている頭のいかれた新...
函館山のロシア領事館 五稜郭はどうして星の形をしているのか…答えは「戦う為」だ_「稜堡式城郭」といって室町時代頃に西欧で発明されたものを取り入れて作られた そもそもアイヌが榎本武揚と土地占有の条約を結んだのは森を守る為か? 永倉新八こそ最後に喧嘩がしたくて疼いている頭のいかれた新撰組の生き残りじゃないか 大沼公園駅名物の大沼団子 戦略の基本は如何に相手の「選択肢」を奪うかだ 稜堡の敵を排除する 回転丸の主砲だ
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トシさ〜〜ん‼︎‼︎ 土方歳三カッコイイ〜〜。゚(゚´Д`゚)゚。 五稜郭の戦いってもう最高‼︎‼︎ あと2巻…怒涛の闘いを残して一旦休憩しなくてはならず無念_| ̄|○ そしてアニメも始まる‼︎‼︎ ゴールデンカムイ展!お願いだから名古屋に来て‼︎
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五稜郭編に突入。 金塊の行方がついにわかる巻。 それから、今後のことを考えると主要メンバーがどこにいるのかを把握しておかないと、次以降の巻を読むときに「あれ?」と思ってしまうのでじっくり読むべしな巻。 そしてとりあえず思ったのは・・・ 金塊のことになると正体不明になる白石おもろすぎ。ケツの穴までモロ見えでこっちが恥ずかしいやん。さらに目がイってる顔芸もありで笑える。 あと、若い時の土方爺さんはやっぱかっこええな。憧れの榎本様も登場して、幕末好きとしてはちょっとウレシイ。 金塊発見のシーンはアニメで観たらどんな感じかな。
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誰も彼もが命と暴力以外を全て失い、長い冒険の果てに辿り着いた五稜郭、文字通り血が沸騰し肉が舞い散る負け犬たちのユートピア!
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暗号解読、勢力大集結、最終決戦突入、金塊+α大発見、重要事件が次々起こる! ここまでやり尽くしたらあとはジェットコースター!! 爽やかニシパがただただズルい……
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ついに、五稜郭にて黄金にたどり着く? これからは怒涛の展開になるだろう。 本編は、すでに最終回を迎えてはいるが、結末はコミックス最終巻まで読むのを我慢する! 「ゴールデンカムイ展」には行ってみたいッ!
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