アリスとシェエラザード の商品レビュー
舞台設定は、典型的な諸星ではないのだが、話の中身は諸星。ちゃんと、ヴィクトリアンっぽい時代背景や、クラスの感じを出していて、話も上手い。そして、顔が全員諸星。
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ん、栞と紙魚子……? なバディもの。 しかし舞台は19世紀イギリスで、当時の習俗蘊蓄たっぷり。コナン・ドイルもちょこっと。 不遜ながら皆川博子先生に送ってあげたい。 諸星作品で「青い眼」が(カラーで!)描かれているのが、嬉しい。 第1話 ファーストネームで呼ばないで(「手を愛する男」改題) 第2話 プリマの復讐(「プリマの嘆き」改題) 第3話 眼球泥棒 第4話 海から来た男 第5話 首を捜す幽霊 第6話 紅玉の首飾りの女 第7話 椅子になった男 第8話 スピード大好き!
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諸星大二郎劇場第4集 19世紀イギリスが舞台。ゴシックホラーという奴か。 アリスの能力は何なんだろう。幽霊を視る力、同調する力ということか。 深く考えるとよく判らないのだが、まあいいかという気になってくる。 不気味でヘンテコリンな話の数々。ペン先が少し乱れているような気もする...
諸星大二郎劇場第4集 19世紀イギリスが舞台。ゴシックホラーという奴か。 アリスの能力は何なんだろう。幽霊を視る力、同調する力ということか。 深く考えるとよく判らないのだが、まあいいかという気になってくる。 不気味でヘンテコリンな話の数々。ペン先が少し乱れているような気もするが、あまり気にもならない。 シェエラザードの命名の理由は、諸☆先生も思い出せないという。 この二人の話はもう暫く続くかな。
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既読の諸星大二郎劇場で、現状一番好きなシリーズ。 舞台設定がいいし、主人公の二人の関係性もいい。二人に巻き起こる事件も、おどろおどろしかったり、失笑苦笑ものだったり、とジャンルが多様で毎回楽しい。 あと、ミセス・アーバンが好き。 ああいう不可抗力的に依頼となる事件を起こしてくれ...
既読の諸星大二郎劇場で、現状一番好きなシリーズ。 舞台設定がいいし、主人公の二人の関係性もいい。二人に巻き起こる事件も、おどろおどろしかったり、失笑苦笑ものだったり、とジャンルが多様で毎回楽しい。 あと、ミセス・アーバンが好き。 ああいう不可抗力的に依頼となる事件を起こしてくれる存在って、憎めなくて好きです。「まったく、あの叔母さまには困ったものね」というやれやれ感がいいですねぇ。 「眼球泥棒」「首を探す幽霊」「紅玉の首飾りの女」のホラーが好みでした。 気持ち悪さと恐怖が絶妙。読み進みたくなる魅力の方が気持ち悪さや恐怖に勝つのだけど、主張はしっかりされているのが、いいです。 「椅子になった男」は触らぬ神になんとやら、のテイストなのですが、コミカルな印象です。ハラスメントだらけなんですがね。 今後も、この二人のコンビの作品には期待します。馴れ初めとかも気になるし。 きっと、二人はこれからも奇妙な依頼を解決してゆくのでしょうね。
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諸星さんらしいといえば、諸星さんらしいブラックな作品でしたねぇ。 アリスとシェラザートのコンビが栞と紙魚子に見えて仕方なかった(笑) 身体の一部にしか興味が持てないフェティズムな人が多く出てくるなぁと思ったりもして(;^_^A 乱歩とか好きそうと思いながら読ませてもらいました。
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19世紀のイギリスを舞台にした女性バディ物。イギリスが舞台ということで幽霊が出てくるゴシックホラー要素が強いがテイストはいつもの諸星大二郎。 結局、シェエラザードが何故自分のファーストネームを呼ばれるのを嫌うのかは判らずしまい。これは三谷幸喜の「赤い洗面器の男」のようなものなのか...
19世紀のイギリスを舞台にした女性バディ物。イギリスが舞台ということで幽霊が出てくるゴシックホラー要素が強いがテイストはいつもの諸星大二郎。 結局、シェエラザードが何故自分のファーストネームを呼ばれるのを嫌うのかは判らずしまい。これは三谷幸喜の「赤い洗面器の男」のようなものなのか・・・
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諸星先生の新刊が2冊ほぼ同時に出るなんて! なんちゅー幸せ。栞と紙魚子的な、女子ドタバタコンビのイギリスホラー版。 タイトルからは童話翻案シリーズかと思ったけどミステリ風味だったわ。シェエラザードというファーストネームは浪漫だなー。本人嫌がってるけどw
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